グループ面接で印象に残るコツ

グループ面接で印象に残るコツ

2014/12/04

人事担当者のホンネ

グループ面接で印象に残るコツ

まず、そもそもグループ面接をなぜ行うのか知っていますか?
知らないより知っている方が有利なので最初に説明しておきますと、単純に「応募者が多くて個別対応できない場合」と「相対評価を面接で行いたい場合」に分かれます。


いずれの場合にも、個別面接ではできない相対評価ができるのが採用側にとってのグループ面接の利点です。簡単に言うと、複数の学生を同時に面接を行うので、表情、表現力を隣の人と容易に比較でき、甲乙をつけ易いのです。
例えばグループ面接で、「弊社に入社するにあたり努力したことは何ですか?」という質問をしたとします。順番に回答していくため、考える時間のない最初の人が不利で最後の人が有利だと思われがちですが実はそうでもありません。回答の内容はもちろん大事ですが、他の人の発言時にどのような表情、態度をしているのかも当然評価対象になります。
そこで、グループ面接で印象に残るコツです。まず、先述のように他の人の発言時の態度も重要になりますので、自分の回答を考えながら、他の人の話を聞いているということをアピールしましょう。具体的には「頷く」という動作をすれば面接官には伝わります。
また、他の人の回答が良いと思ったら表情豊かに「なるほど」と心の中で呟き、大きく頷いてください。これで面接官に傾聴能力と共感性や協調性をアピールできるでしょう。
では、前の人と回答がダブった場合はどのようにすれば良いのでしょうか? 実は、ここも面接官の評価ポイントになります。大抵は前の人に先を越されたと焦ってしまうかもしれませんが、そんな心配はご無用です。「隣の方と同じになってしまいますが、私も......」、「一番目の方と同じ回答になりますが......」など、同じ回答であることを断りつつ、堂々と自分の言葉で回答すれば問題ありません。

さらにグループ面接では「隣の人より優れていると思うところを教えてください」、「このメンバーの中で1人しか採用できないと言われたらどうしますか?」といった質問をされることもあります。自分本位の回答をする人なのか、それとも人を思いやる気持ちがある人なのかを探るという意図があるため、回答には注意が必要です。あくまでも謙虚に、そして、協調性があることをアピールしてください。ちなみに、あなたはこれらの質問にどう答えますか? それぞれ、「初めて会った方なので簡単に比較はできませんが、私としては○○について自信があります」、「御社が第一志望なので絶対に合格したい気持ちでいっぱいですが、他の方も同じ思いだと思いますので、皆さんと相談して良いと思われる結論を出したいと思います」などと答えるのが良いでしょう。

今さら言うまでもありませんが、グループ面接で印象に残るためには、目立てば良いという訳ではありません。他の人の発言に耳を傾けつつ、個をしっかりアピールすることが大切です。そして、そのグループの中で1人だけ合格しようと思うのではなく、全員が合格できますようにと願いつつ面接に臨みましょう。きっと面接官にも良い印象を残すことができます。グループ面接は全員合格することもありますし、全員不合格になることもあります。あなたはどちらを望みますか?

文●斉藤義行


グループ面接で印象に残るコツ

斉藤義行さんプロフィール
Next One代表。1988年から20年以上に渡り、流通、卸売、ソフトウエア業界の人事部にて採用・教育を担当。2003年(特)日本キャリア開発協会認定 CDA(キャリアコンサルタント)を取得。Next One代表として、就活セミナーの主催やキャリアカウンセリングを通じ、就活支援活動に従事。著書(電子書籍)に「ワンコインで就活対策!!」「ワンコインで面接対策!!」「ワンコインでグループディスカッション対策!!」などがある。
就活情報発信中 https://twitter.com/_nextone_
公式ホームページ http://www.h7.dion.ne.jp/~nextone/

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