初対面だと読みづらい!?「珍しい苗字」

初対面だと読みづらい!?「珍しい苗字」

2015/08/18

就活の悩み・疑問

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突然ですが、珍しい苗字の人に出会ったことはありますか? 「学校に◯◯という人がいた!」など、誰しも一つ二つは思い当たる人がいるのでは。珍しい苗字を持つ人に出会ったとき、一発でスラスラと読むのは難しいですよね。特に就活中は、多くの人に出会います。「この人の名前、なんて読むの!?」なんてことになるかもしれません。

全国の苗字を把握する「家系図作成代行センター」の渡辺さんに、珍しい(世帯数が少ない)苗字を聞いてみました。

■左衛門三郎(さえもんさぶろう)

現存する最も長い5文字の苗字。

勘解由小路(かでのこうじ)

現存する最も長い5文字の苗字。ルーツはお公家さんで元子爵家。

哘(さそう)

青森県上北郡七戸町に多く住んでいる。

王生(いくるみ)

石川県にあり。

磊(こいし)

北海道などに数件。

五百旗頭(いおきべ)

兵庫県にあり。

御菩薩池(みぞろげ)

埼玉県にあり。

四十九院(つるしいん)

宮城県や千葉県にあり。

四月一日(わたぬき)

宮崎県にあり。四月朔日さんの場合も。

纐纈(こうけち)

ハナブサとも読む。岐阜県に多い。

うーん、どれもレア感がありますね。見たことのない漢字もチラホラ。地域ごとに集中しているようです。次に、「かつて存在したけど、現在は途絶えてしまった(と言われている)」苗字についても聞いてみました。

十八女(さかり)

盛(さかり)の当て字で、十八歳は女盛りという意味。

上沼田下沼田沼田(かみぬまたしもぬまたぬまた)

福井県小浜市にあり、戸籍を作るとき「沼田」に改姓したという言い伝えがある。

また、実在は不詳ですが、釈迦牟尼仏(にぐらめ)という苗字が、北海道に実在したという情報もあるそうです。仏教に関連のある人だったのでしょうか?

たくさんある珍しい苗字。あなたはいくつ読めましたか? ちなみに、筆者の本名は、全国で6、7番目に多いと言われるほどポピュラーな苗字であるため、少数派な苗字の人にちょっと憧れがあったりします。勘解由小路さんとか……かっこいい!

文●玉川えん子(清談社)

取材協力●家系図作成代行センター
http://e-kakeizu.com/

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