間違えると危険! 「診断テスト」どこまで信じる? 【企業サイドから見る「自己分析」2】

間違えると危険! 「診断テスト」どこまで信じる? 【企業サイドから見る「自己分析」2】

2015/03/29

自己分析

診断

企業研究

Webテスト・筆記試験

就活において、とりあえずのゴールは、「志望企業に内定をもらうこと」です。ここに異論はないでしょう。一方、自己分析のゴールは「入社以降の人生にも活かすこと」だと前回書きました。大切なキーワードです。

「就活」と「自己分析」。この2つは、就職活動中は常にセットになっていますが、目的が異なるのです。自己分析の方がより長期的に未来を見ています。これを理解していないと、正しい自己分析を面接に活かすことができません。

難しいですよね? 何を言ってるのか判らないですよね? ここも、次回以降でじっくり説明していきたいと思っています。

とにかく、適性試験の結果は鵜呑みにせずに「上手に」活かしていく必要があります。僕が適性試験を受けることが有意義だと考えるのは、「自分の性格の傾向値が、言葉で明確に書かれているから」です。これは頭に入りやすい。しかも、何となく自分では「私はこういう性格なんじゃないか」と思っていたことが、客観的に診断されたような気になるので、何となく安心するというメリットもありますね。安心とか自信というのは就活では一番大事ですから。

ただし、ここから先が重要です。この結果をどう考えて、どう自己分析につなげるかが。進め方を間違ってはいけません。続きはまた次回以降で説明していきましょう。


文・コンテンツ提供●安藤恒久

【プロフィール】
東京農工大学農学部卒。その後福山大学大学院工学研究科修士課程修了。1996年、大手飲料食品メーカーに入社。主に経営部門で会社組織運営に携わる。その後は、ブライダル業界に転身。管理部門の責任者として株式公開業務担当。以降、雑貨商社、IT、教育など多様な業界で事業構築を行う。2005年6月から始めた、「会社側の本音」と「就活生の自信構築」をコンセプトに書き連ねたブログ『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』は毎年 数多くの就活生や新社会人のバイブルとして支持されている。

『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』
http://ameblo.jp/yansono/

おすすめ記事

Intern sp bnr d2 03

人気記事ランキング

新着記事

ページトップへ