【GD対策講座】GDで陥りがちな失敗5つ【グループディスカッション攻略】

【GD対策講座】GDで陥りがちな失敗5つ【グループディスカッション攻略】

2015/08/23

グループディスカッション

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グループディスカッション(以下GD)では、初対面の人同士が制限時間があるなかで討論するので、緊張で口数が減ったり、自分の意見を思うように構築することができなかったり、時間がなくて焦ってしまったりと、陥りやすい失敗がいくつかあります。事前にしっかりと頭に入れておき、気をつけながら難関を突破しましょう。

【失敗1】発言しない

人見知りや緊張など理由はあると思いますが、発言しなければGDの評価は0点です。人の意見を聞くことは大切ですが、「そうですね」など相槌やちょこちょこ発言をしているだけでは発言したとはみなされません。討論は正解か不正解かを問われるクイズではなく、いろいろな人の意見を出し合うことでグループの意見を深めていく場です。グループのためにも積極的に発言しましょう。

【失敗2】人の意見を頭ごなしに否定する

人の意見を否定する「評論家」になってはいけません。グループのメンバーをライバルと考えて、揚げ足をとるような言動は自分の評価を下げることにもつながります。あくまで、その企業の一員であり、メンバーを「仲間」ととらえて協力して意見を出し合いましょう。

【失敗3】ネガティブ発言ばかりする

人を攻撃するような発言をしたり、ネガティブな意見ばかりを言って話し合いを止めてしまうのもよくありません。「でも」「それは違う」といった言葉を使って否定するだけで、その先の「こうしたらいいのでは?」という建設的な意見がないのはNGです。

【失敗4】感情的になってしまう

発言が少ないのに、自分の発言に対して他の人から意見されたときにムキになって反論してしまう人がいます。感情とは切り離して冷静に討論できないと、高評価は難しいもの。ヒステリーにならないよう注意しましょう。

【失敗5】タイムアウトになる

議論をまとめられず、時間切れになってしまうパターン。「まとめられませんでした」では0点になってしまうので、たとえ8割しかできあがっていなかったとしても、発表者が何かしらグループの意見として発表しなければなりません。そうならないよう、まずはタイムプランをしっかり作ることが大切です。

初対面の人たちと限られた時間内でうまくコミュニケーションを図ることは、簡単なことではありません。しかし、こういった失敗例を頭に入れておくことで、実際のGDの場では冷静に全体を俯瞰して見ることができるはず。その上で何ができるか、最後までベストを尽くしましょう。


監修者●上田晶美

上田晶美(うえだあけみ)
1994年ハナマルキャリアコンサルタントを設立し(現在は株式会社ハナマルキャリア総合研究所)以来、大学生の就職、社会人の転職に関する講演、執筆を手がける。年間約20の大学でその他の講演も含め200講演。就職関連の著書20冊。1983年早稲田大学教育学部卒業。近著に『ちょっと待ったその就活!』(技術評論社)、『働くための「話す・聞く」コミュニケーション力って何?』(ぺりかん社)

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