【GD対策講座】GD評価の2大ポイント【グループディスカッション攻略】

【GD対策講座】GD評価の2大ポイント【グループディスカッション攻略】

2015/08/22

グループディスカッション

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グループディスカッション(以下GD)の目的のひとつは学生が企業の一員になった場合、仲間と会議や議論をちゃんと進められるかと見極めること。でも具体的にどんなことを見て、どのような評価をするのでしょうか。今回は、大きくわけて2つある、GDの評価ポイントをお教えします。

1.発言の中身
(テーマに対する理解力、それに対する意見、人に伝える際の説得力)

面接官は、発言の内容から、ディスカッションのテーマに関する理解度や、それに対して自分の意見を持てているか、それを具体的に、わかりやすく他の人に伝えられているか、伝え方に説得力があるかというところをチェックしています。つまり、発言をしたときにこれらができているかどうかが高評価になるポイントです。人と違う意見を言うのも大切ですが、無理して奇をてらったアイデアを考える必要はありません。

対策としては、時事問題を新聞などで把握して、自分の意見を構築する練習をしておくといいでしょう。志望企業で過去に出題されたテーマの傾向を調べておくことも大切です。

2.チームワーク力

いくら発言のポイントが高くても、1対1の面接ではないので、他のメンバーとうまくコミュニケーションをとれないと評価はマイナスになります。コミュニケーションはよくキャッチボールに例えられますが、1対1でもグループでも、ボールはひとつ。つまり複数人の討論でも発言者はひとりなので、相手が話をしやすいように相槌をうつ、相手に聞こえやすいように大きな声で話すなど、チームの雰囲気作りができる人は高評価であるといえます。GDの経験が少ない人は、大学のゼミのメンバーで練習したり、就活の講座などに参加してGDの雰囲気に慣れておくと、緊張せずに本番で力を発揮できるでしょう。

今やほとんどの企業がGDを取り入れることからも、個人の理解力だけでなく、コミュニケーション力を重要視していることがわかります。GDは、企業の一員として会議を行う場と考え、チームで協力しあって、全員で通過しようという気持ちが何より大切です。


監修者●上田晶美

上田晶美(うえだあけみ)
1994年ハナマルキャリアコンサルタントを設立し(現在は株式会社ハナマルキャリア総合研究所)以来、大学生の就職、社会人の転職に関する講演、執筆を手がける。年間約20の大学でその他の講演も含め200講演。就職関連の著書20冊。1983年早稲田大学教育学部卒業。近著に『ちょっと待ったその就活!』(技術評論社)、『働くための「話す・聞く」コミュニケーション力って何?』(ぺりかん社)

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