●企業の必死な囲い込み
・解禁日は2、3日拘束を受けた(49歳/男性/情報・IT)
・企業の方からOGを通して接触してきた(50歳以上/女性/情報・IT)
・むこうからガンガン電話がかかってきた(45歳/男性/アパレル・繊維)
●豊富な選択肢
・バブルの真っ最中だったので、求人数も多く、業種も多岐にわたっていた。今の学生が気の毒に思える(47歳/男性/ソフトウェア)
・バブリーだったので、解禁日に大勢で金融機関の採用会場に並んだ覚えがある。また、就職冊子が送られてきて、並べると2メートルくらいになった(45歳/男性/情報・IT)
有効求人倍率も1を越えたこの時代、人材を確保したい企業側による学生の青田買い、豪華な食事や海外旅行など学生に対する接待が激化していたという噂は本当だったようですね。今の時代から見るとかなり「異常あり」に思えることが日常的に行われていたバブル就活。そんな夢のような状況もバブルの崩壊とともに終焉を迎え、1993年頃には一気に就職氷河期に突入することになります。厳しい時代に就活を経験した筆者にとってはなんともうらやましい限りですが、企業、学生ともに冷静な判断ができていたのだろうかと思うとちょっと怖い気もします。みなさんはどう思いますか?
文●うすこ
調査期間:2013年12月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人男女597件(インターネットログイン式アンケート)