就活中の身だしなみ。いろんなポイントがありますが、細かな部分が全体の印象を左右することがよくあります。印象を決めるパーツとして、眉毛も重要なもののひとつ。眉毛が太いと「元気がいい」イメージ、きちんとお手入れされていると「細かいことに気を使う人」というイメージなど、眉毛で印象が決まることもあるようです。今回は眉毛ケアで気をつけたいちょっとしたコツをヘアメイクアップアーティストの江頭亮子さんに伺いました。
基本的には細くしすぎると就活中にあまりよい印象は持たれません。細い眉毛は冷たいイメージが先行します。時には老けて見られることも。逆に太眉は意志の強さを感じられたり、ナチュラルなイメージで若々しく見られまする傾向があります。
お手入れの方法としては、まず細くなりすぎないように注意してシェーバーや眉毛用はさみで余分な眉毛を整えます。眉頭は目頭よりやや内側から始まることを意識して、眉と眉の間がつながらないようにシェービングしましょう。
眉山は目尻の延長線上が自然です。眉頭と同じ高さで眉尻も終わりにします。
次に眉用のコームやブラシで毛の流れを整えます。
眉頭から眉山まではコームを上に向けてとかし、眉山から眉尻までは下に向かってとかして自然な流れを作ります。伸びているところは、はさみでカットします。
地眉をそのまま整えればOKな人は、毛流れを整えれば描かなくてもOK。地眉だけでは形が決まらない人、描き足したいなと思う人はパウダーで下描きをしてからペンシルで毛が足りないところのみ描き足しましょう。そのときに注意したいのが濃くなりすぎないこと。ぼかし気味に太めに描いて、肌になじませるようにしましょう。
好印象眉のポイントは、とにかく細すぎにならないこと。自分の地眉を利用する感じで、ぼかし気味に描くようにすると自然な立体感のある眉毛を作れます。また、眉毛のお手入れはシェーバーか眉毛用のはさみを使って丁寧に。ムダな毛がないだけで清潔感がアップします。また、抜くと生えてきにくくなりますよ!
文●竹丸草子
<識者プロフィール >
ヘアメイクアップアーティスト
江頭亮子
有名化粧品会社の美容部員、トレーナーを経て、現在は広告や雑誌、ショーへの
参加など多岐にわたり活躍中。