​【保存版】基本のビジネス「カタカナ用語」(後編)

​【保存版】基本のビジネス「カタカナ用語」(後編)

2015/03/27

就活の悩み・疑問

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基本のビジネス「カタカナ用語」(前編)でも紹介してきたビジネスカタカナ用語。就活で社会人と話す際にいちいち「それどういう意味?」と疑問を持たないように、定番なものは知っておくと便利です。前編に引き続き、社会人が常用するカタカナ用語をご紹介しましょう。


【バイアス】
偏り、先入観のこと。思い込みや思想などから意見等が偏っていることにも用いる。

[用例]「彼の意見にはバイアスがかかっている」


【バッファ】

衝撃や苦痛などを和らげる人、盾となる人、緩和の意。人に対して使うときは仕事などを余裕を持ってやるための人材を示す。物や余裕に対しては、スケジュールを調節するための余剰的な時間を示す。
[用例]「締め切りまでのスケジュールにはバッファを持たせよう」


【ブラッシュアップ】

質を高めること、完成度を上げること。一定のレベルに達した状態からさらにみがきをかけること。再考して洗練度を上げたり、よりしっかりとした内容にすること。

[用例]「この企画、来週までにブラッシュアップしておいてください」

【ブレスト】

ブレインストーミングの略。新しいプロジェクトを始めるときや、何か問題が発生した時に、複数の人間が集まってお互いに意見を出し合うこと。実現できるかどうかは論点ではなく、「批判しない」「自由に意見を言える」「質より量」「アイディアの統合」によって大量かつ思いがけない発想を得るために有効とされる。

[用例]「明日、メンバーを集めてブレストしよう」


【プライオリティー】

優先順位、優先順、優先権、先取権の意。予算や時間などの限られた資源の配分方法を決める基準のこと。緊急度や重要度が高いほどプライオリティも高くなる。

[用例]「こちらの案件の方がプライオリティが高い」

【プレゼン】

プレゼンテーションの略。表現、提示、紹介の意。情報伝達の一種で、聞き手に対して情報、企画、提案を示して理解を得ること。プレゼンテーター(司会者・解説者)が聞き手の前に出て行うのが一般的な形。図や表、音声や映像などを駆使して、聞き手に分かりやすく説明することが求められる。社内プレゼン、競合プレゼンなどがある。

[用例]「午後のプレゼン資料、もう一度確認しよう」


【ベネフィット】

利益、恩恵、の意。「顧客のベネフィット」という使い方では、顧客や消費者が得られる利益や恩恵のことをいう。

[用例]「ベネフィットが乏しい商品は売れない」


【ペンディング】

保留の意。決まっていないのではなく、時間をおいて態勢が整うのを待っている状態。

[用例]「この案件は現在ペンディング中です」


【リスケ】

リスケジュールの略。スケジュールを組み直す、再調整すること。「リスケする」というかたちで使われる。前倒しの場合よりも延期する時に使われることの方が多い。

金融業界では債務者が債務返済時期を当初の契約より遅らせることを、債務者と協議して決めることの意味となることがあるので、注意して使いたい。

[用例]「明日のミーティング、クライアントの都合でリスケします」


【リテラシー】

与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。の知識および利用能力。コンピュータ-リテラシーや、情報リテラシーという形で使う。

[用例]「年々、若者のコンピューターリテラシーが高くなっている」


【リマインド】

思い出させること。思い起こさせることの意。「リマインドする」など動詞的にも使われる。予定などを忘れないように、指定日にその予定を知らせてくれる機能などを「リマインダー」ともいう。

[用例]「明日の会議、忘れないようにメンバーにリマインドしておいて」


【ローンチ】

立ち上げの意。WebサイトやWebサービスを新たに公開する場合に用いられることが多いが、新しいサービスや商品販売を公開という意味で一般にも使われる。

[用例]「このサービスは1ヵ月後にローンチを控えている」


社会人のカタカナ用語、少しは抵抗がなくなってきたでしょうか? 知ったかぶりをして無理に使う必要はまったくありませんが、さらりとでも知っておくと、社会人の会話を理解するスピードが上がるのではないでしょうか。

文●竹丸草子

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