就職活動で経験する面接。面接で尋ねられることとして代表的なのが、志望動機や自分の長所・短所などですよね。しかし、時には予想すらしていかなった斜め上の質問が投げかけられることも。就活を経験した先輩たちに、面接時の衝撃的な質問について聞いてみました。
■血液型で判断?
「いきなり血液型をきかれたので、正直にB型だと答えたら『B型の人はちょっとねぇ……』と言われた。その後の質問も適当な感じで終わらされた気がする」(29歳/女性/IT)
血液型によって性格が違うとも言われますが、科学的な根拠はありません。「○型だからこんな性格」と決めつけれてしまうと悲しいですよね。
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最終面接で「なぜネクタイ?」
「私服でもOKの業界なので、一次面接は私服、二次面接はノーネクタイ、そして最終面接にネクタイをして行った。しかし、『君はなぜ、最終面接にネクタイをしてきたのかをまず教えてほしい』と言われた。少し戸惑いながら『TPOを考えてネクタイをつけてきました。今こそ正装すべき場面だと思いました』と答え、合格した」(40歳/男性/出版)
回答によって吉と出るか凶と出るか分かれそうな質問ですが、無事に切り抜けたようです。
■最初から独立の話
「『未経験社大歓迎』と書かれた飲食チェーンの募集に応募した際、『借金してでも独立する気がないなら、仕事を教える気にならないが、君はどうだ?』と言われた。職を探していた身ではあるが、さすがにこの企業に対する信頼が失われた」(36歳/男性/飲食)
発破をかけようとしただけかもしれませんが、「借金してでも」とまで言われると、脅しのように感じてしまう人もいそうです。
■彼女はいるの?
「友だちが『彼女はいるの?』と聞かれたそう。その友だちは年齢=彼女いない歴だったが、『ずっといません』と答えると男女交際もろくにできない男だと思われるかもしれないから、『今はいません』と答えたらしい」(30歳/男性/機械)
これは完全にプライベートな質問ですよね。しかし、聞かれた経験のある人は意外にも多いようです。
■親をけなされた
「親の職業を聞かれた。教師だと答えると、『学校の先生の子どもって変な子多いよ』と言われ、良い気分はしなかった」(27歳/女性/建設)
働くのは本人なので、親の仕事までは関係ありませんよね。職業差別にもつながるので、きちんと人事の勉強をしている面接官なら聞かない質問です。
どんな質問をされるか想定して臨んでも、思わぬ質問をされて面食らう場面も多いのが面接。不快な質問をされた場合も、スマートにすり抜けられる精神を持っておきたいですね。
(姫野ケイ+プレスラボ)