本命以外の企業で「うちは第一志望?」と聞かれたとき正直に答えたほうがいい?

本命以外の企業で「うちは第一志望?」と聞かれたとき正直に答えたほうがいい?

2015/03/22

志望動機

企業研究

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内定をとることを優先させるか、自分にあう会社探しを優先させるか……。何を優先させたいかは、学生さんによっていろいろな考え方がありますので、この疑問に絶対の正解はありません。

そもそも、会社によって、合否の基準は異なります。

第一志望の意思表示が絶対条件とする会社もあれば、第一志望でないことの意思表示が逆に好評価につながる会社もあります。

また、同じ企業のなかでも、面接官によって合否の判断がわかれることもあります。

もっとも、面接する側の立場からみると、学生さんから「第一志望です」という明確な意思表示をもらえることは、同じ評価の学生さんが複数残っているときの、最終判断の決め手のひとつになります。

視点を変えて、学生さんの立場から考えてみると、毎日の就職活動をつうじて、志望度が目まぐるしく変わるのは、就活中の学生さんの素直な、自然な気持ちでしょう。

それから、「『内定をもらう』ことと『内定を受諾する』こととは別」ということも理解しておいてください。

内定をもらったあと、その内定を受諾するかどうかは、学生さん自身がすべての情報を総合判断したうえで、自分の責任で決めるべきことです。

内定をもらったうえで、受諾するかどうか?の最終決定権は、学生さんの側にあります。

内定獲得を最優先に考えるのであれば、面接の場で「第一志望か?」と尋ねられたら、「第一志望です」と答えたほうが、内定獲得のチャンスは広がります。

もっとも、学生さんの側にその会社への思いが弱く、また「第一志望」の発言の裏に説得力を欠くような場合には、良い結果にはつながらないことが多いでしょう。

優秀な面接官は人の本質を見抜くプロです。本音はすぐにわかります。

たくさんの会社から内定を獲得できたとしても、最後に入社できる会社は1社だけです。

いただいた内定をお断りする際には、誠実に対応しましょう。

自分なりの会社を見る目を養いながら、納得の1社から内定を得られるように、心身ともに体調管理に気をつけて頑張ってください。


タカミタカシさんプロフィール

キャリアカウンセラー。2008年にJACCA日本キャリア・コーチング協会をスタート。個人支援専門のキャリアコーチとして1,000名をコーチ。自己分析・キャリアデザイン・就職・転職・昇進昇格を得意とする実務家として、成果につながる具体的なアドバイスと丁寧なサポートが強み。

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