・当時の企業はとにかくマンパワー重視で、内定はもちろん、内々定、内内々定、内内内々定と、大学1年生にまで手を伸ばしていた(男性/43歳/機械・精密機器)
企業側はとにかく早く学生を囲おうと必死。先手先手でどんどんさかのぼっていったんですね。
・バブル世代だった先輩は、面接を受けに行って、豪華な食事やお小遣いのようなものまでもらえたと言っていた。そのお金でパソコン(ワープロ?)を買えたくらい(女性/28歳/商社・卸)
・面接費用が出た(男性/50歳以上/医療・福祉)
交通費として数万円渡されたなんて話も! アルバイトするよりも説明会に行ったほうが儲かりますね。
その他、次のようなコメントも寄せられました。
・どこでも就職できたと言っていた(男性/31歳/運輸・倉庫)
・個性がものを言う時代だったらしい(女性/27歳/情報・IT)
・たくさん求人がきていた。初任給も高かった(男性/43歳/建設・土木)
・面接もけっこうユニークな問いかけが多かったように記憶している(男性/46歳/クリエイティブ)
・顔で採用してくれる(女性/25歳/生保・損保)
・数社の面接で決まる。今の時代のような何十社も面接に行く必要がなかった(男性/49歳/情報・IT)
今考えると夢のような話ですが、この後あえなくバブルは崩壊。日本経済は低迷し、就職氷河期へと突入していきます。厳しい時代に就活を経験した筆者にとっては少しうらやましくなってしまいますが、やや「異常」とも言える状況が怖い気もします。みなさんはどう思いますか?
文●就活スタイル編集部
調査期間:2015年3月
アンケート:就活スタイル調べ
集計対象件数:社会人男女300人(インターネットログイン式アンケート)