【女性面接官の方が受けやすい派】
●男子学生の声
・女性は威圧的な態度を取る人がいなかった。（男性／28歳／運輸・倉庫内定）
・女性面接官の方が、笑顔が多かった。（男性／24歳 ／情報・IT内定）
・ハキハキしゃべってもらえる。（男性／22歳／団体・公益法人・官公庁内定）
・質問の仕方が柔らかい。（男性／22歳／金融・証券内定）
・あいづちが上手で、熱心に自分の話を聞いてくれている実感があった。（男性／24歳／情報・IT内定）

●女子学生の声
・物腰が柔らかいので、ビビらずに話せる。（女性／22歳／情報・IT内定）
・女性は若い人が多く、ちゃんと目を見て話してくれた。（女性／22歳／通信内定）
・普段、中年男性とは話す機会がない。女性の方がバイト先のパートさんと年齢も近いので、緊張せずに話せた。（女性／22歳／生保・損保内定）
・女子大に通っているので、女性の方が緊張しない。（女性／22歳／医療・福祉内定）
・同じ女性なので、狭い部屋にいても安心。（女性／22歳／小売店内定）

男性面接官支持派は「おおらか」「優しい」、女性面接官支持派は「物腰が柔らかい」「接し方がていねい」といった意見が多く見られました。印象的だったのは「女性は同性に厳しい」と感じた女子学生が多かったこと。「女の敵は女」とはよく言われるものの、男性に比べて数も少ないだけに、突っ込まれた時のインパクトが強いこともあるかもしれません。いずれも一長一短あり、「男女というより個々の相性です」という声も多かったことも、併せてご報告しておきます。

文●鈴木恵美子
調査期間：2013年12月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象件数：内定者男女268件（インターネットログイン式アンケート）