面接での「自己PRしてください」に隠された意図は?~企業側のニーズを考えよう~

面接での「自己PRしてください」に隠された意図は?~企業側のニーズを考えよう~

2015/03/17

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「自己PRで語れる事がなくて困る」。こんなお悩みを持つ方はいらっしゃいませんか?

面接で聞かれる事が多い質問のひとつとして、「自己PR」があります。しかし一方で、学生の皆さんからは「自分には語れる事がない……」という嘆きの声やご相談をよく聞きます。

■裏付けになるエピソードは小さくてもいい

自己PRをするにあたって、例えば、「コミュニケーション能力があります」「リーダーシップがあります」「負けず嫌いです」「行動力があります」……、このような自分の強みを見つける事ができても、その根拠として、「何か輝かしいエピソード」を話せないと評価されないのでは?と考えてしまう人が多いかもしれません。

しかし、大切なのは、話すエピソードの大小ではないのです。

ここでは「自分の良い点について、できるだけ大きな、誇れるエピソードを用意して語る事」が求められているのではありません。大切なのは、たとえ小さくても、自己PRの根拠やプロセスが「相手」に伝わる事。そのために、しっかりと自分を振り返る事が大事なのです。

■なぜ面接官は「自己PR」を求めるのか

では、効果的な「自己PR」をするために、まずは、「自己PRをしてください」という質問の意図と、企業側のニーズについて考えてみましょう。

企業側は、ただ単に常套句として、自己PRについて質問をしているのではありません。この質問を通して学生の皆さんが、「どのように考えて、どのように行動できる人なのか」、「自分を素直に見つめる事ができる人なのか」を知りたいという意図があるのです。話した自己PRについてより深く知るために、更に質問が重ねられるケースもあります。

また、いくら一生懸命に自己PRをしたとしても、相手が求める人材像を把握できておらず、企業のニーズとずれてしまっている場合は、とても勿体ない事になります。そのため、どんな人が求められるのか、企業のニーズを事前にしっかり研究する事も大切です。

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