恋愛的就活論第7回 合コンや就活で緊張しなくていい理由

恋愛的就活論第7回 合コンや就活で緊張しなくていい理由

2015/03/19

就活の悩み・疑問

就活講師×合コンシェルジュ対談! 恋愛的就活論

企業に自分の魅力を伝える「就活」と、意中の人に自分をアピールする「恋愛」。この2つにはいくつかの共通点があるのではないだろうか? その仮説の下、実に2,000回もの合コンを経験した「合コンシェルジュ」として知られる一般社団法人日本合コン協会会長の絵音(えのん)さんと人気就活講師夏目幸明先生が検証対談! 合コンテクから思わぬ就活必勝法が見えてきました。

夏目 そもそも合コンってなぜ楽しいんでしょう。

絵音 ワクワク感がありますよね。合コンって、日本の繊細かつ奥ゆかしい出会いの文化なんです。西洋だと、話しかけるのが得意な人が多いから、パーティーでワーッと盛り上がればいい。でも日本人は見ず知らずの人に話しかけるのが得意じゃない人が多いので、男女の数を揃え、諸々お膳立てして、自己紹介の時間を一人ずつ均等に設けて、「さあ、出会いましょう!」という「合コンスタイル」の方があっているんです。これ、明治時代から続く文化なんですよ。

夏目 ただし疑問もある。就活と合コンが似ているなら、就活だって楽しいと思うんですよね。様々な出会いの中から自分の将来を決めていくわけですから、本質的には楽しいはずなんです。なのに、なかなか楽しめる学生がいない。内定をもらったあと振り返って初めて、「今考えると楽しかった」と言ってくれる学生が多いのですが、活動中に楽しめる人はなかなかいない。

絵音 みんな「自分はこんな人間です!」と主張することに慣れてないから、思いっきり緊張しちゃうんじゃないでしょうか。でも、だんだん話すことに慣れてきて、内定もとれ、話す内容が人に認められていると実感できるようになると、楽しくなってくるんでしょうね。

夏目 そうか、「評価されている」という緊張感があるから楽しめないのか。

どんな大企業の社長相手でも緊張なんかしなくていい

絵音 緊張感をなくすためには、「よく思われたい」という思いを捨てることが大切なのかもしれません。たとえば自己紹介で「私、においフェチなんです~」と話す女子がいました。彼女は「じゃあ俺のにおいかいで!」なんて言われて、いつも大人気。つい相手によく思われようとしてしまう「優しい人が好きです」的なトークと違って、自分をさらけ出すようで聞いていても楽しい。自分を出しすぎて不快感を与えるのは論外ですが、よく思ってもらおうと縮こまって、自分を曲げたり、隠したりする必要はないと思うんです。

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