【データで見る就活】第3回 就職活動の動機が「不安」や「焦り」ではない。進撃就活のススメ

【データで見る就活】第3回 就職活動の動機が「不安」や「焦り」ではない。進撃就活のススメ

2014/12/02

就活の悩み・疑問


それでもテンションが上がらなければ、みなさん、怒ってみてはどうだろうか。そして「生き抜く!」と腹をくくってみよう。

どんなドラマやマンガが流行るかは、その時代の影響を強く受ける。そして、昨年流行した『半沢直樹』や『進撃の巨人』に共通していることは、社会に対する苛立ちや反骨精神を表現していること。

年金では損をさせられるかもしれない。少子高齢化だ、経済の縮小均衡だ、そんな世の中に生まれたにも関わらず、「情熱的な人材がほしい」などと言われ、ともすれば「ゆとり」などと言われる。この理不尽、腹が立つのではないだろうか。

怒りは、ときに激しいテンションUPをもたらす。怒りをパワーに変えることで、少々の挫折でも前向きに乗り切ることができるのだ。そして、企業の人たちの考えを理解し、自分が得意とするところを見つけ、それを上手くアピールしてやってはどうだろうか。少々古いが、就活の「倍返し」してやろうではないか。実力を身につければ、フリーエージェント状態だ。転職市場が整備されている限り、給与は、人材の実力に比例する。そして、『進撃の巨人』の若者たちのように「死んでたまるか」とあがいてみるのはどうだろうか。

ちょっと熱くなりすぎてしまったが、それくらいのマインドで就活に臨めば怖いものはないはずだ。

【調査名】2015年卒マイナビ大学生 広報活動開始前の活動調査
【調査方法】2013年11月14日時点のマイナビ2015全会員にハイブリッドDM(WEB DM)で配信。その後、定期的に新規登録会員にハイブリッドDM(WEB DM)を配信。
【調査期間】2013年11月14日~11月27日
【有効回答数】6,303件

夏目幸明/「マネジメント、経営、技術の3つが見えれば企業が見える」を旗印に様々な企業を取材する経済ジャーナリスト。大学・専門学校で就活支援、マーケティングなどの講師をつとめる。講義は「資格の学校TAC」などで聞けるほか、ネット放送で「就活SHOW」を行う。著書は「社長あるある」(朝日新聞出版社)など。

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