【内定ブルー】「内定をもらったけど、決断できない」という時に考えたい4つのこと

【内定ブルー】「内定をもらったけど、決断できない」という時に考えたい4つのこと

2015/03/15

就活の基礎知識

晴れて内定を受けたけれど、本当にその企業への就職をしていいのか迷ってしまう……。そんな「内定ブルー」に陥ってしまう学生も少なくありません。そんなときはどのように決断したらいいのでしょうか。研修講師の竹内和美さんにお伺いしました。

【お悩み】企業に内定を受けましたが、本当にそこに決めていいのかモヤモヤしています。ほかにもっと自分に合う企業がある気がします。このまま就活を終えていいのでしょうか。

【回答】
就活の終わりは、実は、内定をいただくことではありません。入社して、会社で仕事を始め、社内に自分の居場所を作ること。つまり、その会社に定着することが就活の終わりです。

内定をいただくことは、一つの活動を終えた途中段階にあるということです。

あなたの揺れる気持ちは、周りの学生が就活を続けている状況に影響されているのではないでしょうか? 自分は内定をいただけてはいるものの、何か、取り残されるような違和感を覚えられたのではないですか?

就活を続けている周りの学生と自分を比較しないようにするために、また、ご自身の気持ちをまとめるために、次にあげる項目について考えてみましょう。

1.内定した企業でどんな仕事をしたいと思って応募しましたか?

2.あなたがしたい仕事は、内定している会社で実現させることができますか?

3.内定をくださった企業は、あなたの何に期待をしたのでしょうか?

4.他の企業に応募する目的は何ですか?

この項目についてしっかり考えた上で結論を出してみてください。

そして、次に活動する目的と目標を決めることは、揺れる気持ちを払しょくする手段の一つです。「目標達成=内定」というステップの次は、入社に備えた自己啓発と考えてみてください。

先ほど申し上げたように、内定をいただくことは、就活の終わりではありません。これから入社して仕事を覚え、お客さまと会社にとって役に立つ人材になるために、入社前から自己啓発に努めることは、とても重要な活動です。内定をくださった会社に、自分はどんな勉強をしておくとよいか? アドバイスをもらって、自己学習をするような準備に入られたらいかがでしょうか。


竹内和美さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/takeuchi-kazumi/)

研修講師。高校卒業後(株)松坂屋名古屋店に入社し、販売・秘書・広報の業務に就く。1999年「オフィス・ウィズ」を設立。企業研修・転職・就職支援、コーチングなどの各事業を次々と開始。ロールプレイング中心の実践型研修やキャリアカウンセリングに定評があり、企業や個人からの講師依頼も多数。

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