英語がネイティブではない日本の学生が海外で就職するためには、自分にしかできないスキルを持つことが近道です。最近ですとWebデザインなどは需要が多いですが、接客業では日本のいわゆる「おもてなし」のサービスを評価する企業があるようです。
もし海外での就職を目指される場合は、英語ができるのは前提で、それ以外に「自分だけが誇れる何か」をまずは真剣に考え、そのスキルを高める努力をしつつ、日本での就職活動などが始まるもっと前に海外でのインターンの経験を積まれることをお勧めします。
ほかにも多数候補者がいる中で、なぜあなたを選ぶ必要があるのか。英語がネイティブでないあなたを雇う理由がどこにあるのか。それに対しての明確な回答を自信を持って言えるようになれば、海外就職への道も近くなるかもしれませんね。
末永真一さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/shinichi/)
留学コンサルタント。立命館大学卒業後、大阪でシステムエンジニアとして働く。この時に感じた日本での就業スタイルに違和感を覚えカナダへ渡航。カナダでは日本から来るお客様向けのサービスを様々な環境で提供。システムエンジニアとして培った思考方法や業務の進め方を多方面で応用。カナダ在住13年目。