【就活そもそも】内定と内々定は何が違うの?

【就活そもそも】内定と内々定は何が違うの?

2015/03/14

就活の基礎知識

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初めてのことばかりの就活では、知らない単語やイベントがたくさんあるはず。そこで就活に頻出するキーワードをマイナビ編集長・三上隆次さんに解説してもらいました。就活のイロハをしっかり勉強しましょう! 今回のテーマは、「内定と内々定の違い」です。

内定と内々定は何がどう違うの?

「内定」とは一般的に、卒業を前提に在学中に締結される、卒業後を就労開始時期とした採用通知のこと。経団連と企業の協定である「倫理憲章」には、企業が学生に「内定」を提示していい解禁日が定められています。日付はその年によって異なりますが、現在は2015年の10月1日以降となっているので、それ以降にされた「採用の約束」を内定と言います。

一方「内々定」は、「倫理憲章」が定める10月1日以前に出される「内定を約束する通知」のことを指します。

三上さん「とは言っても実際は内々定は内定と同じ意味があり、違いは時期だけの問題です。マイナビの調査では4年生の5月末頃には、半分の学生が内々定を持っています。4年生の4月1日から採用活動開始ですから、就活を始めて、約2ヵ月の内に内々定が出ていることになります」

「内定」が「採用の約束」なのだから、「採用の約束の約束」となる「内々定」というのも、不思議な話ですが、経団連の協定はルールであって法的拘束力がないため、就活生は複数の「内々定」を持っていても問題なく、それを第三者に話すことも違法ではありません。

文●イマーゴ

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