＜嫌い・苦手派の意見＞
■好きだったのに！
・大人になって接すると、子どもなところが多く目につくようになった。意外にわがままで子どもっぽく、母が手を焼いたのがよく分かった（女性／24歳／金融・証券）
・自分が大人の責任を背負うようになり、父が年齢のせいか頑固になったのが重なって、以前よりは衝突が多い。大黒柱だが、実はいざとなるとちょっと頼りない（男性／35歳／金属・鉄鋼・化学）

■ずっと相容れない仲
・子どものころから空気だった。印象が薄い人（女性／26歳／食品・飲料）
・父親から怒鳴られた記憶しかないので今でも避けてしまう（女性／30歳／通信）
・子どものころから、短気な酒飲みという印象は変わらない（男性／28歳／建設・土木）

■より一層冷めた目で見るように……
・上から目線で母に対する態度に好感が持てなくなった。家族を考え支えてくれたので、好きなタイプじゃないけど感謝はしている（女性／36歳／ソフトウェア）
・「学歴学歴」ばかり言うのでストレスがたまる。自分たちは父親のようなバブルと違って、完璧を求められる世代だから頭が痛い（男性／30歳／運輸・倉庫）

いかがでしたか？ 昔からずっとお父さんっ子という人もいれば、怒られた経験しかないと言う人まで様々な父親像がありました。自分が大人になって初めて、一家を養う大黒柱としての苦労が理解できたり、欠点が見えることで距離が縮まったりと、父親とは自分の成長と共に理解が深まる存在なのかもしれません。ときには素直に感謝の気持ちを伝えて、お父さんを喜ばせてあげたいものですね！

文●鈴木恵美子

調査期間：2015年5月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象件数：社会人男女325人（インターネットログイン式アンケート）