【学生の夏フェス体験談】一番大変なのは「暑さ」→それでも行きたい理由とは?
夏の風物詩「夏フェス」に実際に参加した人は、わずか2割にとどまることがわかりました。アンケートでは「暑さ」や「人混み」に苦労した声が多数上がる一方で、「忘れられない瞬間」も多く語られています。数字と体験談から、夏フェスの魅力と課題を探ります。
最初に、「夏フェスに参加したことはありますか?」と質問しました。
「何度もある」(2.8%)、「1~2回ある」(16.4%)、「行ったことはない」(80.8%)でした。
8割以上の人は夏フェスに行ったことがないと答えており、未経験の人が多いようです。行ったことがない人のなかにも、行ってみたいと思う人はいることでしょう。
反対に行ったことがある人は約20%にとどまりました。そのうち、何度もあると答えた人が2.8%だったのは、何度も参加したくなる夏フェスの魅力を物語っています。
夏フェスで大変だったのは「暑さ」 移動距離やトイレ問題も
夏フェスで一番大変だったことは何ですか?(複数選択可)
1位:暑さ……73.5%
2位:人混み……50.0%
3位:トイレ問題……23.5%
4位:移動……17.7%
5位:天候……11.8%
次に、夏フェスで一番大変だったことを質問しました。
「暑さ」という答えが最多で73.5%でした。真夏に開催されることが多いフェス。暑さが年々厳しくなっているなかで、熱中症などの暑さ対策は不可欠です。参加する人はこまめに水分補給し、無理せず休憩をとるようにしましょう。
2位は「人混み」でした(50.0%)。大勢の人が参加する夏フェスは、人口が過密になりがちです。特に、人気アーティストやバンドが出演するステージは、開始前から会場前方で待機する人も多く、ラッシュアワーの通勤電車なみに密集します。お互いマナーを守って、無事故で楽しみたいですね。
3位に挙げられたのが「トイレ問題」で、23.5%と約4人に1人が回答しました。野外で行われる夏フェスで、トイレは切実な問題です。主催者は簡易トイレを設置するなどしていますが、場所によって長蛇の列になることも。事前にトイレの場所を確認しておくとよいかもしれません。
4位は「移動」(17.7%)、5位は「天候」(11.8%)でした。広い会場を歩く夏フェスでは、ステージ間の移動距離が長くなり、体力を消耗します。
また、屋外での開催になるため、天候に左右されやすいのも特徴です。天気予報をチェックして、天候の変化に対応できるように帽子や傘、雨具を持参しましょう。
夏フェスならではの特別な瞬間も
最後に、夏フェスでの忘れられない思い出を自由に答えてもらいました。
「長時間外にいたので熱中症にならないように対策した」「日焼け止めが全部汗で落ちた」「タオルを右手で振っていたら左肩だけ真っ赤に日焼けした」「待機中に熱中症にならないか心配だった」というコメントがありました。みなさん、暑さと天候には最大限に注意していたようです。
好きなアーティストを間近で見た感動は格別です。「汗だくになりながら好きなバンドの曲を全力で叫んだ瞬間が忘れられない」「みんなで盛り上がる一体感は夏ならではの特別な体験」など特別な瞬間を共有したという声が聞かれました。
「有名バンドがステージでメジャーデビューを発表したこと」とレアな機会を目撃したり、「ラジオの取材を受けた」「夏フェスでバイトして、休憩中に見たステージに興奮した」などのさまざまな経験をした人がいることもわかりました。
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調査名:夏に関するさまざまなアンケート
調査時期: 2025年8月14~20日
調査対象: 『学生の窓口』会員の大学生
調査数: 176人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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文:エトロジー
編集:学生の窓口編集部
























