Surface Pro 3 の本当にすごいのはココ! オフでも楽しめる面白さ
マイクロソフトの『Surface Pro 3』はタブレット型ですが、キーボードの役目をするタイプカバーを付けるとノートPCとしても使えるという面白いマシンです。このいわば変形マシン、Surface Pro 3の魅力と実力についてご紹介します。
■Surface Pro 3 の真価は5点
まず強調したいのは、 Surface Pro 3 がタブレットとして使い方ができる一方で、それにとどまらずメインマシンのノートPCとして活躍できるだけの力を持っているという点です。
1、十分パワフルである!
インテルのCore i3/i5/i7系CPU、4GBまたは8GBのメモリー、最上位モデルでは512GBのSSDと、ノートパソコンとして上位クラスのスペックを備えています。ノートパソコンをヘビーに使うユーザーには8GBメモリー搭載モデルをお薦めしますが、重いアプリを同時に複数起動しないのであれば4GBのメモリーでも十分ではないでしょうか。
2、高精細、3:2の画面スペック
画面の高精細、美しさも大きな特徴。2,160×1,440ドット、216ppiを達成しているのは驚きです。15インチの『MacBookPro Retinaディスプレイモデル』が220ppiですから、ほぼそれに匹敵するほどの美しい画面なのです。
また、画面比が3:2という点は、もっと注目されてもいいポイント。この画面比率は、私たちがよく使うA4の紙面比率に近いのです(A4は横置きの場合、左右297ミリ、天地210ミリ、つまり2.82:2)。紙のように使えるというコンセプトの表れではないでしょうか。
3、Windows8.1&Office Premium搭載である!
このSurface Pro 3は、Windows 8.1 Proが採用されているほか、Office Premiumを標準搭載しており、Office は最新バージョンに永続アップグレートがされる。常に最新のOffice を利用できるので、ビジネスを中心に快適な環境が整います。
4、持ち運びのために少しでも軽く!
携帯するためのマシンは重量が大事です。かばんの中に持って歩くことを考えると少しでも軽くしてほしいというのがユーザーの希望でしょう。Surface Pro 3は重さ 800g と、は、先代のSurface Pro 2(907g)と比べて107gも軽量化に成功しています。
キーボードの役割を果たすタイプカバーを付けても、トータルで1,095g とストレスなく持ち運べる重さに収まっています。
5、使い心地の良いペンインターフェースを実現している!
Surface Pro 3 を実際に使ってみて驚くのは、マイクロソフトが真剣にペンインターフェースのマシンを確立しようとしていることです。添付のスタイラスペンを「Surfaceペン」と呼びますが、このペンの出来栄えがすこぶる良いのです!
実際に操作してみるとペンの認識、またその精度は非常に高く、実際にワコム製1024レベルのペンタブなどを使って絵を描いている人を別にすれば、 Surface Pro 3 のペンインターフェースは申し分ない使用感を達成しているといえます。