徹底討論!!「意識の高い学生」とは?

学生の窓口編集部

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大学の入学案内を見ても、就活でも、「意識の高い学生」がまるでキーワードのように頻出します。あまりに目にするワードだけに、つい聞き流してしまいますが、大学生にとって、意識が高いことは、それだけ大事なことと考えて間違いなさそうです。ところが、いざ、意識が高いということはどういうことなのだろうと考え出すと、なかなか答えが見つからないものです。そこで法政大学の学生に集まってもらい、「意識の高い学生」とはどんな学生なのかをディスカッションしてもらいました。



●学問に対して高まる学生の意識

「いずれどこかで役に立つことがあるかもしれないからと、どんな授業でも熱心に聞いている人がいた。そういう学生は意識が高いと思う」(文学部・3年男性)

「昨年、Aがとれなくて悔しがっている友人がいたから、『Cでもいいじゃん。単位もらえるんだし』と言ったら、『成績は就職に響くから』って言われました。そのとき1年なのに意識高いなと思いました」(経済学部・2年男性)

「たとえ大学に来ていなくても、ちゃんと司法試験の勉強をやっていた人がいた。そういう学生が意識高いといわれるのだと思う」(法学部・3年女性)

「大学の授業も真面目に出ていない人が、社会人になって真面目に働けるようになるとは思えない。将来のことを考えるなら、授業に真面目に出ている人がいい」(現代福祉学部・3年女性)

『なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?』(辻太一朗著、東洋経済新報社)という書籍が発行されるほど、「日本の大学生は勉強しない」という印象が社会的にはあるようですが、今回集まってくれた法政大生の話と大きなズレがあるようです。むしろ、「世界で一番勉強しない」との評価は如何なものかとの論議も生じてきそうですが、ここでは法政大生の生の声に基づいて、真実に迫っていきたいと思います。

まず注目したいのが、真面目に勉学に取り組んでいる人に対して尊敬の念を抱いている学生が多いということです。これこそが意識が高い学生という何よりの証と言えるのではないでしょうか。皆さんの周辺には意識が高い学生がそれなりに存在し、それを客観視できているということは、意識が高いと評判になる学生の情報が集まる授業に出席しているということを裏付けてもいます。これが高校生ぐらいだと、「なんだあいつ、いい格好ばかりして」とか、「点取り虫みたいで好きになれない」とか嫌悪感をあらわにするものです。もちろん、授業に出席していればそれでいいということにはなりませんが、なんらかの刺激にはなっているはず。そうした出会いがあるのが大学という所で、たとえ、今は勉強をしていないとしても、人生というスパンで考えると、決して否定的に考える必要はないのではないでしょうか。

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