【ここは千葉⁈ トロッコ列車に乗ってジブリの世界へ】はじめての「小湊鐵道おとおど」#あつまれ!_おどおど学生。 2ページ目
トロッコ列車に乗ってみよう!
『小湊鐵道』では、里山の四季を肌で感じることができるトロッコ列車を運行しています。客車を引くのは、かつて『小湊鐵道』で実際に走っていた機関車を再現したもの。機関車ですが、クリーンディーゼルエンジンを搭載しているので煙は出ません。客車は4両を連結し、このうち2両は窓が取り去られており、里山の田園風景を肌で感じられるでしょう。天井は4両ともガラス張りですから、美しい風景をより楽しめます。
・トロッコ列車の運行区間
五井駅~上総牛久駅~養老渓谷駅
乗降可能駅:五井駅、上総牛久駅、里見駅、月崎駅、養老渓谷駅
※乗車は定員制で、窓あり車両、窓なし車両共に、乗車券の他に整理券の購入が必要。
鉄道ライターからのお薦めポイント
鉄道ファンから見ると『小湊鐵道』の見どころはどのようなものでしょうか。鉄道ライターの杉山淳一さんに伺ってみたところ
小湊鐵道のディーゼルカーは「キハ200形」と「キハ40形」の2種類あります。キハ200形は小湊鐵道が発注したオリジナル車両です。地方の鉄道は他社の中古車が多いのですが、ここにしかないキハ200形は貴重です。キハ40形は最近導入されました。旧国鉄の中古車で、JR東日本に引き継がれ、只見線と男鹿線で活躍しました。これらの車両を留置する五井機関区の車庫は国の登録有形文化財です。昭和の雰囲気を楽しみましょう。
五井駅付近には小湊鐵道直営のカフェ「こみなと待合室」もあります。パン、ケーキ、ごはんセットなどがあります。旅の休憩、腹ごしらえにオススメです。
とのことでした。
解決!! はじめての『小湊鐵道』おどおど
『小湊鐵道』は房総半島の内陸部を走り、房総半島を横断する路線です。沿線の景色は里山の風情を感じさせる素晴らしいものとなっており、同鉄道には多くのファンがいます。ぜひ読者の皆さんも千葉県に行くなら『小湊鐵道』に乗車してみてください。
文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部
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監修:杉山淳一
Profile
乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢=鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。著書に『(ゲームソフト)A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック(KADOKAWA)』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。(幻冬舎)』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法(河出書房新社)』など。
上掲は、『小湊鐵道』の五井駅から上総中野駅までの前面展望映像ですが、いかに同路線がほっと一息つけるのんびりした風景の中を走っているかを確認できるでしょう。
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