【学生メンバーも観てみた！】大ヒット公開中！ディズニー・アニメーション最新作！ディズニー史上最も≪不思議な世界≫『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』#学生レビュー

2022/12/14

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想像を超える奇跡の物語と、魔法のように美しい映像によって、数々の驚きと感動を贈り続けてきたディズニー・アニメーション・スタジオが、『ベイマックス』で知られるドン・ホール監督と共に新たに贈るのは、まるでアトラクションに乗っているかのようなスケール感あふれる壮大な冒険と、かけがえのない家族の絆を描いた、アクション・アドベンチャー超大作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』。この冬、まだ誰も見たことのない”不思議な”世界への壮大な冒険が始まるー。

声の出演は、主人公サーチャー・クレイドにジェイク・ギレンホール、偉大な冒険家の父イェーガーにデニス・クエイド。日本語版ではサーチャー役を原田泰造、息子のイーサン役を鈴木福、父イェーガー役を大塚明夫が担当。

あらすじ

本作の主人公は、豊かな国アヴァロニアで暮らす農夫サーチャー。若いころ行方不明となった偉大な冒険家の父へのコンプレックスから冒険嫌いとなったサーチャーは、かつて自身が発見し、いまやアヴァロニアでの生活に必要不可欠なエネルギー源になっている植物「パンド」を育てながら、家族と共に安定した暮らしを送っていた。しかし、ある日「パンド」が枯渇し、世界崩壊の危機が迫っていることを知る・・・。大統領に誘われたサーチャーは、地底に広がる“もうひとつの世界＜ストレンジ・ワールド＞”へと足を踏み入れ、世界を救う鍵を探すことに――。

ディズニー好きのティーンズメンバーも鑑賞！

ゆうか：

今までのディズニー映画のイメージとは少し違い、今世の中で起きている事やSDGsなど私達が今後もっと真剣に考えていかなくてはいけない問題についても描いている新しいスタイルだなと感じました。現代的なキャラクター達が個性豊かで格好良く、キラキラなお姫様には出せない人間味のある良さが前面に出ているなと思いました。場面の展開がとにかく早く、未知の世界というファンタジー的要素も盛り盛り！大迫力の映像と音楽も相まって、ジェットコースターのような作品だなと思いました。来年でディズニーが100周年とのことで、その節目に世界的に注目されている問題をメッセージとして組み込んだ今回のような作品を出しているので、今後のディズニー映画は「夢を作り出すもの」から「現実問題と対峙していくもの」に変化していくのかなと思いました。人にはそれぞれ個性があり勿論夢や感じ方好きになる相手が同性なのか異性なのか、十人十色という言葉があるように個々に違いがあり、自分の考えを一方的に誰かに押し付けるのではなく互いの考え方や価値観などを共有していくことが大切であると思っているのですが、この作品を通じて改めて実感することが出来ました。是非沢山の方に観て様々な考えを持って貰いたいです！

みゆ：

一言で言うと「今までとは全く違う描き方をしたディズニー映画」でした。ストーリーやメッセージ性の濃さもですが、ディズニーらしい可愛らしいキャラデザインや独特なデザインの生物が生息するファンタジーワールドも同時に楽しめ、上映時間があっという間に感じられました。冒険ストーリーは非常にシンプルで、子供でもスッと入ってくる内容かなと思いましたし、そのシンプルなストーリーの中に環境だったり今後の未来はこうあるべきといったメッセージも様々な所に盛り込まれているので、当然大人の方でも楽しめる作品ですし、お父さんのようにはなりたくないと思っているサーチャーですが、無意識的に立ち振る舞いがお父さんに似てしまっているなどの描き方は親子それぞれが共感できるポイントなのかなと思いました。主人公が農夫である理由や、謎の世界とそこに生息する謎の生物達の真相などが徐々に結びつき、最後は「そういうことか」と思わせるストーリー展開になっていました。予告編を見て気になっていた「水も大地もここでは自由に生きている」という言葉の意味も話が進むにつれ、なぜそんな世界なのかが分かってきました。ファンタジーや親子の絆など様々な要素の中にLGBTQに関するものもあり、非常にメッセージ性の高い作品になっていました。気付けなかった伏線などもあると思うので、結末を知ったうえでもう一回見たいです！