香りにもタイプがある

香水はタイプだけでなく香りにもさまざまな種類があります。山根さんによると、香りの世界には以下の4つの大きなファミリーがあり、それぞれ以下のような特徴があるとのことです。

・フレッシュ
みずみずしい果実や植物の香りが特徴。みずみずしく明るい印象があるので、春夏やデイタイムの明るい時間とマッチします。

・フローラル
華やかで美しい花々の香りが特徴。シーズンを問わず、比較的どんなTPOにもマッチする香りです。男性がフローラルをつけても問題ありません。

・オリエンタル
官能的でミステリアスな印象の香りが特徴。少しセクシーな印象を与える香りなので、特別な日や夕方以降の少し暗くなった時間におすすめです。

・ウッディ
穏やかでありながら力強い生命力のあるの香りが特徴。こちらもオリエンタルと同じく、特別な日や夕方以降の少し暗くなった時間に合う香りです。

この中から、自分が好きな香りの特徴や傾向を探りつつ、その特徴と一致する香水を探してみましょう。『LIBERTA perfume』のホームページでは、4つのファミリーの中に、更に14種類のサブカテゴリーに分かれた円環図で好みの香りがチェックできます。初めて香水を買う場合は、こちらで好みのタイプを探してみましょう。

⇒『LIBERTA perfume』香りの円環図 

香水の上手な使い方は？

続いて、「初めてでも上手に香水を使うためのアドバイス」を山根さんに聞いたところ、

「香水に正しい使い方はありませんが、香りのタイプによって付ける場所やプッシュ回数を調整します。爽やかな香りの場合は手首や首筋に薄く広く付け、濃い香りはウエストや腰回りにポイント付けがお勧めです」

とのことです。また、「香水をつけた後は手首をすり合わせる」という使い方がありますが、山根さんいわく、その方法は香りが崩れてしまうそうです。香水をスプレーしたらこすらず、自然乾燥させるようにしましょう。

その他、香水を保管する際は、直射日光を避けることと、温度変化を避けることが大切とのこと。日光に当たると変色をしたり、温度によっては香りが変質・結晶化してしまう場合があります。香水に消費期限はありませんが、開封前で3年、開封後で1年を目安に使えると香りの質に変化がなく使えるそうです。

解決!!  はじめての『香水』おどおど

初めて香水を使う人に向けて、香りの選び方や使い方、また保管する際の注意点をご紹介しました。好きな香りと一緒に出掛けると気分も高まりますし、リラックスしたいときの癒やしにもなります。「香水を使ってみたい」と思っている人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください！

文：大西トタン＠ｄｃｐ
編集：マイナビ学生の窓口編集部
取材協力：『LIBERTA perfume』
『LIBERTA perfume』オンラインショップ  ⇒ https://liberta-perfume.com/shop

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