明るい未来に繋げる取り組み 〜明海大学外国語学部グローバル・スタディーズ専攻(GSM)によるボランティア活動〜
GSMボランティア活動の目的
現代社会において今、何が必要とされているのかを考える力は、この先の明るい未来を作る重要な鍵となってきます。明海大学外国語学部グローバル・スタディーズ専攻(以下、GSM)では、幅広い視野を持ったグローバルな人材へと成長させてくれます。その中で行われている活動のひとつが、GSMボランティア活動です。
この活動では、これからのわたしたちの生活においてSDGsについて考えることがいかに必要かを、身をもって実感し大事なことに気づかせてくれます。ここからは、GSMとSDGsへの活動をご紹介します。
トピックス(1) グローバル・スタディーズ専攻(GSM)
GSMでは、SDGsをはじめ世の中に溢れている多くの社会問題にフォーカスを当てていきます。
問題解決能力や分析力を養うことで、今何が必要とされているのかを把握することが可能になってきます。GSMでは、幅広い社会経済や環境の知識を得ることで、これからの未来の方向性を予測し、行動するまでの人材を育成していきます。国内の問題だけではなく、世界の問題についても学ぶことができるため、グローバルな人材として社会で活躍することができます。
グローバル人材として社会問題について周りの人に情報を共有することで、多くの人に社会への関心を持ってもらうというのもGSMの魅力のひとつです。
トピックス(2) GSMボランティア活動
GSMでは、自分たちの身近にどんな問題があるのか、それをどのように対処し解決していくのかを学ぶため、ボランティア活動に取り組んでいます。内容は主に地元浦安市での活動ですが、ここ数年は緑化活動を行っています。
今年は、浦安市弁天の「弁天ふれあいの森公園」にて活動を行いました。緑が溢れて自然豊かな公園です。この公園はボランティアをしている方達の協力のおかげで、多くの人々に親しまれています。
私たちは、公園の管理人の方に花苗の育成や種まき、ポット上げの方法などを教えてもらい楽しく作業をしています。地域の住民の方もボランティアに参加しているため、地域交流も深めつつ、一緒に作業をしています。
雨の日は、種を植えるために使用したポットをみんなで何段階にも分けて水洗いをして、綺麗に保つ作業をしています。再び新しい命を吹き込むためのポットですので、入念に洗います。炎天下の夏には、花が枯れないように水をたくさん与え、季節を通して元気な花を育てています。雑草取りや落ち葉拾い等も行っているので、とても綺麗な公園がみんなの力によって維持できています。
このような活動の結果、多くの多種多様な生物が公園に集まってきます。私たちはボランティア活動を通じて、持続可能な社会に繋がる、自然を維持することの大切さを実感しています。
トピックス(3) 私たちに何が求められているのか
このように持続可能な社会に繋がる取り組みというのは、とても大切なことです。実際にボランティア活動をしてみると、想像以上に楽しいです。なかなか活動に踏み出す勇気がない人や、日常生活や仕事が忙しくてボランティア活動に参加できない人もいると思います。
そのような場合、落ちているゴミを拾うなどといった身の回りのことでも持続可能な社会に貢献していることになるので、自分ができる範囲からコツコツ始めることもSDGsにとってとても重要なことです。
ひとりひとりのSDGsに向けた活動がより良い未来の実現に繋がることを願います。
執筆者
明海大学 外国語学部 英米語学科 西川萌都
大学HP
■明海大学 https://www.meikai.ac.jp
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