林修先生が教える。「本当にやりたいこと」は、投資と他者評価で判断を #大学生の相談窓口

編集部:すい
2020/09/29
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大学生が抱えるさまざまな不安や悩みに対して、突破口になるようなアドバイスを著名人の言葉で贈る「大学生の相談窓口」。今回学生の悩みに答えてくれるのは、東進ハイスクール、東進衛星予備校の現代文講師をはじめ、タレントとしても活躍されている林修さんです。長年学生を指導されている林先生に、やりたいことが多すぎて、自分のしたいことが定まらない人たちへのアドバイスを伺いました!

Q.やりたいことが多すぎて、結局自分のしたいことが定まらない
やりたいことが多すぎて、結局自分が将来何になりたいのかはっきり定まりません。どのように自分のやりたいことを決めていけばいいのでしょうか?
(男性/21歳/大学2年生)

A. 優先順位をつけて1つずつやっていこう。他者から褒められたことも大切に!

学生なら「失敗した」も許される。やるなら時間もお金も投資して。

「やりたいことが多すぎる」という人は、実は何もやっていないことが多いんですよ。実際に「やっている」人が、決して言わない言葉です。だから、まずやってみましょう。優先順位をつけて、一番やりたいと思うことからやってみてください。

外から見ている限りは「なんだ、自分でもやれそうじゃん」と思うかもしれません。しかし、実際にやってみると、実はできないことに気づくケースが多いんです。

すぐにゴールに辿りつかなくても、それでもやりたいのか。あるいは、できないと分かった時点でやる気がなくなってしまうのか、そこをはっきりさせるためにも、まずはやってみるべきです。いざやってみると「本当はそこまでやりたいことじゃなかったかも」と気がつくことも多いんですよ。

やりたいことに挑戦して悩む、あるいはときには失敗しても許されるのが学生です。今のうちにたくさんチャレンジして、たくさん失敗してください。社会に出てからの失敗は、取り返しのつかない損害を生みかねません。失敗が許される学生のうちにおおいに失敗してください。

また、何かやってみるときに、思いっきり投資するのもおすすめです。時間だけではなく、お金も投資することで自分を追い込むんです。例えば急にフェンシングがやりたいと思ったら、道具を一式買ってみる。(結構かかりそうですよね。)もちろん、続けられればいいんですが、もしかしたら「やっぱり向いていなかった」と思って、やめるときが来るかもしれません。でも、単なる無駄遣いではないんですよ。やってみたからこそ、本当にやりたいことかどうかを見極めることができたんです。そのために必要な投資だったと考えるべきです。


自己評価にこだわりすぎるな。

一つのことに対して、自分が思っていることと他人が思っていることが一致すればよいのですが、なかなかそうならないのが現実です。ましてや、自分のことに関しては、自分の評価こそが正しいと思いたくなるものですが、本当にそうなんでしょうか。僕自身は、自己評価と他者評価がずれたときは、まず他者評価を優先します。

例えば、テレビの収録で「あそこのコメント言い直したほうがよかったのかも……」と感じたときはスタッフに確認します。その際、「大丈夫ですよ」と言われたら素直に受け入れます。相手は映像を作るプロなんです。そのプロの判断を、自己の感覚より優先するということ。しかし、一般には自己評価にこだわる人が多いようですね。

もちろん、他者の意見が常に正しいとは言いません。しかし、まずは受け入れて、そこでじっくり吟味すべきです。そのうえで、どうにも自分が正しいと思うのであれば、その判断に従えばよいのです。自分の考えと異なるからと言って、最初から拒否しないことが肝要です。

特に、直接利害関係のない第三者からの意見は的を射ていることが多いですね。洋服屋の店員さんが、なんでも「似合いますよ」と言うのは、買ってもらって売り上げを増やそうという意図があるかもしれません。そういう「利害関係」もないのに、自分に対して何らかの意見を言ってくれるのは、本当に貴重なんです。だからこそ、頭ごなしに拒否せず、いったんは受容すべきなんです。

大学生の場合ですと、友達が何気なく言った「お前ってこうだよね」という言葉に真実が詰まっているかもしれません。つまり、利害関係もないのに、なにげなく「すごいね」と言われたことは、案外信頼できるのではないかということです。

【まとめ】
時間もお金も投資して、学生のうちに1つずつ挑戦しよう。そこで、本当にやりたい・やりたくないが判断できる!

優先順位をつけてまずはやってみる、他者評価を一旦は肯定する、とアドバイスをくれた林先生。学生時代はやってみたいことが多いので、つい迷ってしまう人もいると思います。ただ、先生のおっしゃるように、興味のあることはどんどんチャレンジしていかないと、将来本当にやりたいことも見つからないと思います。早速一つずつ挑戦してみませんか?

文・取材/田中さやか
写真/島田香
編集/学生の窓口編集部

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編集部:すい

お笑いとK-POP好き。名前の由来は「すいすい物事がうまくいくように」「水のようにチームになくてはならない存在になるように」から。
★ほっとけない学生芸人GP(@gm_hottokenaigp)運営も兼任中。

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