【探す】Youtubeが話題!英語のそーたさんに聞く「留学しないで英語をマスターする方法」とは?

編集部:ゆう

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「英語が話せるようになりたい!」「外国人の友達を作りたい!」「将来は海外で働きたい!」そんな夢を持っている皆さん、英語の勉強ははかどっていますか?

今年は新型コロナウイルスの影響で、残念ながら海外留学やホームステイの予定を中止せざるを得なかった人も多いと思います。でも、留学しなければ英語が身に着かないかといえば、決してそんなことはありません。それを教えてくれたのは、英会話コーチの「英語のそーた」さん(以下、そーたさん)。

“留学はしなくても英語は絶対に話せる!”というコンセプトのもと、Podcastで英会話ラジオ番組「台本なし英会話レッスン」を配信したり、YoutubeやSNSでわかりやすい英語学習法・ふとしたときに使える英会話Tipsを積極的に発信したりしています。

海外留学の経験がないにも関わらず、そーたさんの英会話はネイティブ並み!どんな勉強をすれば、留学せずに英語をマスターできるようになるのでしょうか?

教えてくれるのはこの人!

英語のそーた

英会話コーチ、英語学習コンテンツクリエーター、英会話ラジオパーソナリティー。1992年生まれ。神戸市外国語大学外国語学部卒業。「留学はしなくても英語は絶対に話せる」というメッセージを掲げ、大学在学中からSNSやYoutubeを通して英語学習コンテンツの作成・配信を開始。現在主宰する「オンライン英会話スクールOneWay」では、英語だけではなくコミュニケーションの根本から見直すコーチングを実施。日本全国・世界各国から受講生が集まっている。 YouTubeチャンネル「英語のそーた」 https://www.youtube.com/user/EiKaiGaiWa
Instagram https://www.instagram.com/eigonosota/

「座学だけでは英語は話せないと痛感」

――そーたさんが英語を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか?

英語のそーた:もともと英語が好きだったので、中学・高校と苦手意識はありませんでした。当時の英語の先生の発音がすごくきれいで、「自分もこういう風に話せればいいな」という憧れから入りましたね。その後外国語大学に進学しましたが、大学に入ったら全然英語が話せないことに気づいたんです。これまで英語の成績はずっと良かったんですが、どれだけ文法や単語を覚えていても英語は話せないということを痛感して、これは英語を話すための勉強が必要だな、と感じました。それが本格的に英語を学び始めたきっかけです。

――なぜ「留学をしないで英語をマスターする」という目標を掲げたのですか?

英語のそーた:僕は常に先を見据えて行動することを意識していて、大学1年生のときから就活に活かせるスキルを身に着けたいと思っていました。周りの学生がみんな留学を目指して英語を勉強しているのを見て、「どうやったら周りと差を付けられるか」と考えたんです。当時は留学しなければ英語は身に着かないというイメージが僕の周りでは当たり前になっていたんですが、実際は英語を話す環境を作ることは海外に行かなくてもできる。それなら周りと差別化するためにも、自分は留学をせずに英語をマスターしようと決めました。

「まずは話すことが大事! 自分の考えを相手に英語で伝えよう」

――実際にはどんな方法で英語を勉強していましたか?

英語のそーた:僕の場合は座学が苦手だったので、コミュニケーションベースの勉強をしていました。まずは大学の中でネイティブの先生がやっている授業を全部履修して、講師室を訪ねて「ランチに行きませんか」と誘ってみたり、道に迷っている外国人を見かけたら必ず話しかけたり、観光客の方が来る場所でバイトをしたり……そんな風に、自分の生活の中で英語を話せる機会を増やしていきました。わからない単語をメモ程度に書くことはありましたけど、僕は人と話すのが楽しかったので、会話を繰り返しながら徐々に英語が身についていったという感覚ですね。

そーたさんの英語学習ノート。その日覚えた表現や英単語などが一面にびっしり!

――すごく積極的だったんですね! 学生さんが徐々にステップアップしながら英語で話せるようになるには、どんな勉強法がおすすめですか?

英語のそーた:これから英語を学んでいく方には、以下のような3つのステップを踏むのがおすすめです。

【【ステップ1】話す・声に出す

まずは一人でもいいので、声に出して英語を話しましょう。英語を学びたい人は、誰しも「こんなときに英語で話したい」という具体的にイメージしているシチュエーションがあるはず。これを僕は「経験ベースの勉強法」と呼んでいるんですが、まずは自分が使いそうなシチュエーションを想定した言葉を考えてみましょう。たとえば「エビの殻が歯茎に刺さったわ~」とか(笑)、自分がよくやるシーンで使いたい英語を勉強するんです。将来アパレル関係に進みたいなら、洋服関係の言葉を覚えるというのもいいですね。自分が使いそうな言葉を優先的に学ぶ、それが最初のステップだと思います。

【ステップ2】言葉の連想ゲームをする

英会話を学んでいくと、ときどき「これを何という言葉で言うのかわからない」ということがあると思います。たとえば「彼は短気な性格で~」と話したいときに、“impatient(気短な、せっかちな)”という言葉がわからなくて詰まってしまう。そのときに有効なのが、5歳の子に“短気”という言葉を説明するときにどう伝えればいいかを考えること。「いつも怒っている人」という言葉に言い換えれば”He is always angry.”で説明がつきますよね。単語を調べるのが大変なときは、言葉の連想ゲームで話せる表現を探す。そうすることが楽しい英語学習につながるので、2段階目のステップとしておすすめです。

【【ステップ3】人と話す

対話という相手ありきのコミュニケーションを重ねることで英語は上達します。先ほどお話ししたように、大学やバイト先など英語を話す環境を作ることは国内にいても可能です。もちろん、英会話レッスンを受講するのもその一つ。ただ、学生さんの中には無料で学びたいという人も多いと思いますが、正直なところ、無料で学べるものであまり高いレベルの学習は期待できません。いまはスマホの有料アプリなどを使って数百円でレッスンを受けられるものもありますので、お金を払ってレッスンを受けるという選択肢もあると思ってほしいです。特にそういうところには英語を学ぼうという意識の高い仲間も集まるので、良い刺激になると思います。仲間と一緒に頑張ると、モチベーションを高いまま維持できますからね。

――そーたさんが英語を学ぶときに意識していたことはありますか?

英語のそーた:僕は英語で“何を”・“どのように”話すのかということが大事だと思っています。そのうえで意識していたことは、「短文で終わらせない」ことです。「昨日は何をしていたの?」という質問に対して「買い物です」とだけ答えるのはNG。質問に対して1語で返すことに慣れてしまうと、1つのことしか考えられない思考が身に着いてしまいます。拙くてもいいので、自分の意見や感想を持ってアウトプットする。それが本当の英語力であり、人の心を動かせたり、生きたコミュニケーションをするということだと思います。買い物に行ったのなら、ただ「買い物に行った」だけではなく、何を買ったのか、なぜその場所を選んだのかなど、簡単なことで良いので話す習慣をつけてほしいですね。英語を学ぶことはコミュニケーションを磨くことにもつながるという意識を持って、自分の意見を持つことを学生さんには大事にしてほしいなと思います。

「英語は人生が変わる素敵なツール。楽しみながら勉強しよう!」

――そーたさんが英語を身に着けて良かったと思うのはどんなことですか?

英語のそーた:英語があることによって読める記事、繋がれる人、出会えた景色がたくさんあって、世界が広がりました。旅行に行っても、現地のカフェの人と仲良くなれたり、初めて行った旅行先で友情が芽生えたり、英語は自分のすべてを変えてくれるツールだと思っています。

――英語を学ぶ学生の皆さんに、メッセージをお願いします。

英語のそーた:とにかく、英語を楽しんでほしいです。間違っていてもいいから人と対話して、自分の意見を伝えてほしい。特に欧米では日本のような“察する”文化と違うので、きちんと言葉にしないと伝わりません。英語を身に着けることは感情表現がちゃんとできるようになって、人生が豊かになることにつながると思います。

僕が今「留学はしなくても英語は絶対に話せる」というメッセージを掲げているのは、「どんなものでも努力次第で達成できる」という思いが込められているんです。「周りがやっているから自分も留学しなきゃ」とか「人より頑張って勉強しなきゃ」という考えに固執せず、楽しんで学んでほしい。そしてもっと自分を高めたい人は、英語をただ話せるだけで完結するのではなく、自分の強みを活かせるツールとして将来を見据えながら活用してほしいなと思います。

Youtubeの動画には「わかりやすい!」「スピーキングテストの参考にします!」という学生からのコメントが並びます。

まとめ

そーたさんのお話の中には、英語学習だけにとどまらず、人とコミュニケーションをとるうえで大切なポイントがちりばめられていました。今は顔を合わせて対話をする機会も限られているからこそ、英語でも日本語でも、自分の気持ちや意見をきちんと言葉にして伝えることを大切にしていきたいですね。

そーたさんの英語学習法をもっと詳しく知りたい人は、YoutubeチャンネルやSNSをチェック! 英語を楽しく学ぶためのヒントが詰まっています。

文:芳賀直美
制作:Mo-Green
イラスト:福井海東
編集:マイナビ学生の窓口編集部

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