まずは食費削減が第一? 大学生がリアルにやっている節約術を調査

編集部:ろみ

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新型コロナウイルスの影響でアルバイトのシフトを減らされたり、辞めざるを得なくなったりと厳しい状況に陥っている学生さんも多いのではないでしょうか。給付金などサポートはあるものの、この危機を乗り越えるには、日々の生活で節約することも大事ですよね。そこで今回は、「実際に行っている節約術」を大学生に聞いてみました。みんなの節約術を参考に今日から実践できることがあれば試してみてください!

新型コロナウイルス感染拡大以降、収入は減った?

実際に「新型コロナウイルス感染拡大で収入が減った」という学生がどのくらいいるのでしょうか? 全国の大学生400人にアンケートで聞いてみたところ、以下のような結果になりました。

減った……249人(62.3%)
減っていない……151人(37.7%)

全体の約6割の大学生が「収入が減った」と回答しました。

収入減の要因は?

次に、上の質問で「収入が減った」と回答した大学生に、収入減の理由を聞いてみました。回答の中からピックアップしてご紹介します。

・バイト先が休業になり、収入がなくなった。(22歳女性/大学3年)
・アルバイト先が自粛営業で営業時間が短くなり、アルバイトできる日数と時間が減ったから。(22歳男性/大学3年)
・大学でティーチング・アシスタント(TA)をして収入を得ていたが、対面授業がなくなり大学立ち入り自粛もあったため仕事がゼロになってしまった。(24歳女性/大学院生)

特に多かったのが「バイト先が休業になった」という回答。中でも飲食店や塾など「人と接する仕事をしていた」という人から多く寄せられています。また、休業ではなく営業時間短縮によってシフトが減るなど、働ける時間が少なくなったことで収入が減ったという回答も寄せられています。「大学でのTAができなくなった」と大学院生ならではの回答もありました。

収入が減った今、大学生のみんながやってる節約術は?

収入が減り、なかなか元の生活に戻らない今、皆さんはどのような「節約術」で乗り切ろうとしているのでしょうか? 「1人暮らし」や「実家暮らし」など環境ごとに節約術を聞き、回答をまとめてみました。

●1人暮らし学生の節約術

・自炊を頑張ることで、食費の節約をしている。(19歳女性/大学2年)
・毎日チラシを見て安い食材を選んで買うようになった。(22歳女性/大学4年)
・昼間の電気代を抑えるようにした。(19歳女性/大学2年)
・ガス代節約のため入浴はシャワーだけ。(20歳男性/大学3年)
・ポイントサイトを有効活用している。(21歳男性/大学3年)

1人暮らしの学生から多く寄せられたのが「自炊をするようになった」という回答。加えて、できるだけ安い食材を買うようになったと回答した人もいました。外食の機会を減らし、自炊で食費を抑えることができれば、かなりの節約になりそうです。
おうち時間が増えても電気代がかさまないよう、小まめに電気を消すなど節約を心掛けているという回答も散見されました。電気代だけでなくガス代を抑えるのも有効ですね。ポイントサイトを活用して現金の支出を抑えている学生もいるようです。

●実家暮らし学生の節約術

・お菓子などの出費を抑え、定期券の一部区間を歩きに変えた。(20歳男性/専門学校生)
・昼食を家で食べるようになった。(20歳女性/大学3年)
・毎日ペットボトルの飲み物を買っていたが水を飲むようにしている。(19歳女性/短大生)
・不必要なもの(日ごろ趣味に費やしているもの)は買い控える。(20歳女性/大学3年)
・キャッシュレス決済を活用するようにした。(21歳女性/大学4年)

実家暮らしの大学生からは、「定期」に関する節約が多く挙がっています。定期の一部区間を歩きや自転車に変えたり、定期そのものを解約したりといった回答が寄せられました。オンライン講義が中心だと定期代も節約できそうです。
また、昼食代を節約するために実家で食べるようにしたという回答も多く見られます。ただ、実家全体の出費は増えそうですね。日常的に買っていたものを買わない、趣味・嗜好品を買わないという学生もいます。ポイント還元などお得なサービスが充実している「キャッシュレス決済」を利用し、節約しているという大学生も多かったです。

●寮暮らし・シェアハウス暮らし学生の節約術

・外食を少なくした。(18歳女性/大学1年)
・買い食いを減らした。(22歳女性/大学4年)

寮暮らし・シェアハウス暮らしの大学生は数が少ないようで、寄せられた回答も多くはなかったのですが、その中で散見されたのが「外食を減らした」「買い食いを減らした」という回答。1人暮らしや実家暮らしにも共通することですが、「切り詰めるのはまず食費から」と考えている人が多いようです。

節約の際はまず食費から見直そう! ただし無理はNG!

アンケートの結果、全体の約6割の大学生が「収入が減った」と回答しており、苦しい状況に陥っている学生は多いようです。なんとかこの危機を乗り越えるべく、皆さんさまざまな節約を実行しています。全体的に多く見られたのは「自炊をして食費を抑える」という回答でした。安い食材を購入しておいしく調理できれば、かなりの節約になりそうです。
中には「できるだけ食事を取らない」というむちゃな回答もありましたが、確かに節約にはなるもののむちゃは禁物。自炊が難しいなら、あらためて無駄な出費を見直したり、「ポイントサイトの活用」「キャッシュレス決済」などお得なサービスを活用したり、「フリマアプリで不要なもの売る」など、無理のない節約を行うようにしましょう!

▶学生が今こそ使いたいお得な行政・民間サービスとは?節約アドバイザーに直撃!

文:中田ボンベ@dcp

※マイナビ学生の窓口調べ
 調査日時:2020年6月3日~6月4日
 調査人数:400人(18~25歳の大学生・大学院生・専門学生)

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編集部:ろみ

編集部:ろみ

学生時代はスペイン語専攻。南米アルゼンチンに留学していたラテン系関西人。好きなものは海外の音楽・映像鑑賞とお酒です。昨年ママになり、最近はもっぱら子供が寝た後に海外ドラマや韓流ドラマを見るのが息抜きです。

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