現役就活生お笑い芸人コンビ「せきんにくん」のサバイバル奮闘記

編集部:ろみ
2020/07/03
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新型コロナウイルスの影響を特に大きく受けているのが就活生。不況によって企業側が採用数を少なくする、面接のスケジュールが大きく変更されるといった事態が起きており、無事に就職できるのか不安な人も多いでしょう。そんな難しい時期を乗り越える方法を探るべく、今回は現役就活生お笑い芸人コンビ「せきんにくん」のお二人に、就活生の現状やこの状況を乗り越えるために心掛けていることやモチベーションの保ち方などを聞いてみました。

2019年10月に実施した『ほっとけない学生芸人GP 2019』で優勝した学生芸人コンビ「せきんにくん」。当時大学3年生だった彼らは就活生。現在どのような生活を送っているのでしょうか⁈

▼ほっとけない学生芸人GP2019本選の様子はこちらも
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/55935

現役就活生のリアル生活状況

ーー現在どのような生活を送っていますか?

現在は1日に1~2つのオンライン面接を行う日々です。だいたい午前中に起きて準備をして面接に臨み、午後にまた面接をするといった日が多いですね。大学はオンライン授業が行われていますが、すでに単位を取り終えているのでほぼ就活のみという状況です。

そうですね。就活をしている間は、同じような状況だと思います。昼夜逆転しているというのも友人たちから聞きますし、もしコロナがなかったら会社訪問とか説明会が多くあったと思うので、こうした生活になっていなかったと思います。


ーー外出自粛で友人と交流する機会も減っているのでは?

直接会う機会はほとんどなくなりましたが、オンラインで会話しながら同じテレビ番組を見たり、オンライン飲み会をしたりしています。意外と交流はできていますね。

外に出る時間は減ったのですが、その分「家族との時間」は増えましたね。僕は実家暮らしなんですけど、今まで以上に家族と話したり、一緒に過ごす時間が持てたりしたのは良かったかもしれません。


ーーネタ作りなどにも支障が出ていますか?

僕たちは就活があるので、もうネタ作りはしていませんが、後輩はほとんどネタ作りができていないと思います。基本的に、お笑いのライブに出る日に向けてネタ作りをするので、ライブが開催されない状況では作りようがないですね。

いつ再開されるか分からないので、モチベーションが上がらないという人も多いです。「お笑いはもうできないかも」と覚悟している人もいるくらいです。

コロナ禍の就活は厳しい?

ーーコロナによる特殊な状況の中での就活ですが、その実情を教えてください。

選考が延期になったり、先方からなかなか連絡が来なかったりします。これまでの就活のノウハウが通用しませんし、例年どおりに進まないことが多いので不安ですね。

僕も同じです。実際に企業が採用人数を絞ったり、選考が延期されたりしているので、無事に就職できるのか不安になります。動くに動けないのでどうしてもマイナス思考になってしまいますね。


ーー現在はオンラインによる面接がメインですが、オンラインならではの難しさはありますか?

「実際に対面しない」のが難しい点ですね。直接顔を向き合わせていれば分かることも、オンラインでは伝わらなかったり、相手の意図がくみ取れなかったりします。なので、こちらとしてはリアクションを大きく取るなど、「相手により伝わりやすいようにすること」を特に考えて行動しています。

自宅で面接ができるなど、反対に「オンラインでよかった」と思うことも意外と多いですよ。


ーー「上半身だけリクルートスーツでいい」という話もありますが、お二人はどうですか?

ちゃんと上下着替えています。いきなり「立ってください」とか言われる可能性もあるので。

一生を左右することなので、ちゃんとしています(笑)。

自粛生活のストレスを発散するには

ーー家にいてばかりの生活だと不満も出てくるのでは?

僕は普段から家にいることが好きなので、現在の生活はそこまで苦ではないですね。あ、せきんにくんが困っていることを一つ知っています! 彼は自分の部屋の壁が薄いんですよ。友人グループでオンラインで会話しているとき、大きな声を出してしまって親に怒られています(笑)。

言うなよ!(笑)

ーー「壁が薄い問題」は、同じように悩んでいる実家暮らしの大学生も多いかもしれませんね。

多いと思いますよ。この状況ですから……(苦笑)


ーー自粛自粛の日々でストレスもたまるかと思いますが、お二人はどのようにして発散していますか?


先ほどもお話したように、オンラインで通話しながら同じテレビ番組を見たり、オンラインで通信しながらできるゲームを一緒に楽しんだりしてストレスを発散しています。ほかには、友人と「コロナが終わったらここ行こう!」とか今後の計画を立て、それを生活のモチベーションにしています。

「人狼ゲーム」がはやっていますね。みんなでオンライン上で一緒に遊んでいます。

もしオンラインで交流できなかったとしたら、精神的に参っていたと思います。せきんにくんは特にネガティブなので(笑)、オンラインゲームのおかげで元気に頑張れています。

そこまでオンラインゲームに依存していないって!(笑) 活動自粛で時間ができたので、その時間を使って新しいことに挑戦している人も多いですね。例えば「この機会に料理を始めた」という人は多いです。

自分たちはしていませんが(笑)。


ーーお二人は何か新しいことは始めていないのですか?

僕は「ピアノ」に挑戦したいなと思っています。家にピアノがあるので弾いてみようかなと…。


ーー壁が薄い中で大胆な挑戦をしますね!

そうなんですよ(笑)。簡単な楽譜を探してやってみようと思います。


ーー三枝さんは何かありますか?

僕は「ポエム」を書こうと思っています。以前にもポエムに挑戦したことがあったのですが、そのときは3日でやめてしまったので、今度はもっと長く続けようと思っています。

コロナによる厳しい就活を乗り越えるには

ーーコロナによる厳しい状況をどのようにして乗り越えようと考えていますか?

これといって特殊なことはしていませんが、ネガティブに考えていても仕方ないので「なんとかなるだろう」という前向きな気持ちを維持するようにしています。

そうですね、考えすぎて不安に押しつぶされては意味がないですからね。


ーー他にも同じような状況の学生がたくさんいると思うのですが、モチベーションを維持するにはどうすればいいでしょうか?

こうした事態だからこそ、友人としっかりとコミュニケーションを取ることが大事だと思います。モチベーションを維持するためだけでなく、積極的に交流すれば今まで以上に仲良くなれますし、そこで生まれた楽しさがやる気にもつながると思います。実際に僕も友人たちと朝まで話すなどしてお互いに深く知れましたし、前よりも仲良くなれました。

何かを始めるにしても誰かと一緒に始めたり、誰かと共有したりするといいと思います。一人で黙々と取り組むのは長続きしないものですけど、誰かに見てもらうことでモチベーションも上がりますし、いろんな意見を得ることで上達もしやすいのかなと。そうした意味では、誰かとつながりを持つことが大事です。

ただ、一人の時間が増えることは決して悪いことではないと思います。就活では自分自身を見つめ直すことが重要ですが、そうした「見つめ直す時間」がじっくり取れるのは、今のような状況でないと難しかったでしょう。同世代の人だけでなく、今後就活に臨む後輩もそうした考えで取り組んでほしいですね。

せっかくの機会なので、最後に僕から応援ネタを一つ……

ーーありがとうございました(笑)!

最後はまさかのネタ披露で終わった今回のインタビューですが、現役就活生のリアルな現状を知ることができた貴重な機会となりました。現在は学生にとって非常に難しい状況ですが、二人は友人とのコミュニケーションを大事にしたり、この機会に新しいことを始めてモチベーションを高めたりして、前向きに乗り切ろうとしています。

二人のポジティブな姿勢は、現役学生だけでなく社会人にとっても参考になるのではないでしょうか。 ちなみに、定額給付金の10万円の使い道については、三枝さんは旅行に、関さんは10kgダンベルの購入に使うとのこと(笑)。学生のみなさんも、このように「先の楽しみ」を見つけて、難しい状況を乗り切りましょう!

(中田ボンベ@dcp)

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編集部:ろみ

学生時代は南米に留学していたラテン系関西人。好きなものは音楽とスポーツ観戦とお酒です。映画を見たり、料理をするのも好き。

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