まずは何事もやってみる。CUBERS、枠に収まらない生き方の原動力とは #セルフライナーノーツ

編集部:ゆう
2020/06/24
生き方を知る
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新しいことを始めるには勇気が必要です。失敗するのが怖い、あるいは恥ずかしいという気持ちから、初めの一歩がなかなか踏み出せないという人もいるのではないでしょうか。

5人組ユニット・CUBERS(キューバーズ)。楽曲の幅広い魅力を表現する歌とダンス、前代未聞の企画にも果敢に挑む姿で注目を集めつつあるみなさんは、枠に収まらずにいたいという気持ちを大切にしているのだそう。そのモチベーションはどこにあるのでしょうか。

芸能界に入った経緯や、メジャー1stアルバム『MAJOR OF CUBERS』に込めた想い、グループのスタンスについてお話をうかがいました。

文:蜂須賀ちなみ
写真:島田香
編集:学生の窓口編集部

結果なんて気にしない!やりたいことに挑戦することが大事!

――みなさんはそれぞれ、CUBERSのメンバーになったきっかけが違うんですよね。

綾介:はい。僕は大学を卒業してからCUBERSに入りました。ちょうどオーディションの時期が就職活動の時期と被っていて。最終的には内定を断ってCUBERSに入ることにしたんですけど、当時はすごく悩みましたね。CUBERSに入りたい、でも安定した職をとるべきだろうか、って。

それですでに就職されていた先輩たちに相談したんですけど、みんなに共通して言われたのが「逆に羨ましい」「やりたいことをやって後悔したほうがいいよ」って。それで踏ん切りがつきました。たしかに、就職してちゃんとお金稼げるようになったら、それはそれで幸せだとは思うけど、きっと歳をとってから後悔するだろうなぁと僕は思ったんです。

僕は今、この世界に入ってよかったと思っているんですけど、自分の仕事が好きだって言える人ってあんまり多くはないですよね。だからこそ、夢を持っている人はそれを大事にしてほしいなと思います。

――優さんは元々人前で表現をする仕事に興味があったんですよね。

優:そうなんです。人前で何かをして、誰かを面白がらせること、楽しませることって楽しいなっていう気持ちがあって。そこでオーディションを受けて今に至る、っていう感じです。

何を始めるにも不安もリスクもあると思うんですけど、それを負ってでもやりたい仕事だと僕には思えていて。それでダメージを負おうが、どうなろうが、それでもやりたいなって思えた仕事だったのでやることにしました。やりたいことがなかなか見つけらないという人もいると思うので、そう考えれば恵まれていたと思います。

――やりたいことが見つからないときはどうすればいいと思いますか?

優:たとえ興味のないことでも、まずはやってみることですかね。やってみることによって不安やリスクが増えることもあるけど、逆に言うと、やってみない限りは、楽しさや喜びを感じることもないんですよ。何にもしないままだったら、何もできず、何も残せず、という負のスパイラルにいる状態のままになりますよね。

そこから出るには、何でもいいから、結果を気にせずやってみたらいいんじゃないかと思います。

――9太郎さんはCUBERSに入る前にも数十社のオーディションを受けていたそうですね。

末吉9太郎:小っちゃい頃からモーニング娘。さんになりたかったんですけど、中1のとき、(モーニング娘。には)女性しかなることができないと知って。

「マジか、やばいじゃん」と思って、そこから男性でもなれるアイドルのオーディションを受け始めました。そこから8年間受からなかったんですけど、やっとCUBERSに受かったっていう感じですね。

――8年間落ち続けたということは、精神的なダメージも大きかったのでは?

9太郎:いや、それが大きくもないんです(笑)。どうしてかというと、まず、アイドルにならないと幸せになれないと思っていたから。あと、絶対にアイドルになれると思っていたから。だからオーディションに落ちちゃったときも、落ち込むんじゃなくて、「あれ? ここに原石を落としてますよ?」「もう見る目なさすぎ!」ぐらいに思っていましたね。

同じように、大学生のなかには就活していてうまくいかない人っていると思うんですけど、絶対に落ち込まなくていいと思います。

たとえば同じ会社を受けるにしても、履歴書を見る人って毎回違うじゃないですか。それに求められる人材もその時々で変わってきますし。なのでうまくいくか、いかないかというのは、タイミングとか運とか、そういうものが重なった結果でしかないんですよ。

それは多分、就活も一緒だと思うので、落ち込む必要なんてないと思います。

CUBERSの根底にあるスタンスとは

――春斗さんは元々唄うのが好きで、今の事務所のスクールに通うようになったんですよね。

春斗:はい。この世界に飛び込む不安よりも「楽しそう」「やってみたい」という気持ちのほうが強かったです。何なら(CUBERSの活動を)やり始めたあとのほうが不安を感じたことは多かったかもしれない。お客さんが僕らの人数と同じ5人しかいない、みたいな時期も経験しているので。

正直、くじけそうになることもあります。でもそれは「楽しい」でカバーできるものですし、だからこそ言葉には出さないようにしてますね。ネガティブなことを言うと、自分だけじゃなくて、グループ全体がマイナスな方向に持って行かれちゃうので。

TAKA:たしかに春斗くんの言うように、やってから気づくことも多かったですね。

僕は大学進学を機に上京して、そこから芸能界に興味が湧いたんですけど、それまではそういう世界を身近に感じていなくって。東京だと、街で普通にロケをしていたりするじゃないですか。それで身近に感じるようになって、オーディションを受けることにしたんです。

だから、当時の僕は無知過ぎたからこそ、不安はなかったというか(笑)。

でも「それ面白そう」「興味ある」っていう感じで前のめりにやっていくことが、CUBERSの泥臭いスタンスにつながっているよね。それが「友情・努力・音楽!」っていう今のキャッチフレーズの要因にもなっていると思いますし、グループとしてのひとつの面白さでもあると思います。

――「100円貰えちゃうCD!?」や「いいねキャンプ生活(※2チームに分かれ、SNSのフォロー数や「いいね」の数を競い合い、それに応じて配布された通貨で物資を調達しながら、キャンプ生活を送る企画)」のようにぶっ飛んだ企画もたくさんやっていますけど、そういう企画をスタッフから受け取ったとき、どう感じるんですか?

綾介:いや、僕らもみなさんと同じように感じてますよ。ぶっ飛んでるな、本当にこれやるの? って。(笑)

一同:あははははは!

TAKA:だけど「これは理に適わないから、やらないほうがいいでしょ」みたいな発言はあんまり出ないよね?

綾介:食わず嫌いせず、「当たって砕けろ」精神でとりあえず突っ込んでみるというか。

TAKA:まずは、とりあえずやってみる。そういうスタンスだから、やってから気づくことのほうが多いかもしれないです。

メジャー1stアルバム『MAJOR OF CUBERS』に込めた想い

――CUBERSはインディーズでの活動を経て、2019年5月にメジャーデビュー。そしてこのたび、メジャーとしては初のフルアルバム『MAJOR OF CUBERS』をリリースします。改めて、どんな作品になったと感じていますか?

綾介:今のCUBERSの集大成といえるアルバムですね。

たとえば、メジャーデビュー曲「メジャーボーイ」でお世話になった振付師の夏まゆみ先生が、今回のリード曲「全然今しかない」でも振り付けを担当してくださいました。この1年間でお世話になった振付師さんや作曲家さんと、今回の新曲でまた一緒にお仕事をさせてもらったので、そういう意味でCUBERSチームとしての集大成だと感じていますね。

お客さんからは曲やメンバーしか見えないことも多いと思うんですけど、そういう裏側での1年間の繋がりがこのアルバムに詰まっているよっていうことも知ってもらいたいです。それを知ってもらえたら、もっと奥深いところまで楽しめるんじゃないかと思うので。

春斗:昔からの僕たちと、メジャーデビューしてからの僕たち、その両方が詰まっているので、この作品を聴けばCUBERSがわかる! っていうアルバムになっているんじゃないかと思います。

TAKA:僕たちはインディーズの頃からファンクを軸にした楽曲をやらせてもらっているんですけど、それだけじゃなく、いろいろな顔を持つ楽曲が揃っていて。このアルバムを聴いたら、ライブが観たくなるような気がするんですよね。

優:今は生でパフォーマンスすることができないんですけど、だからこそ歌割りや一人ひとりの声を聞いて、「これをライブでやったらどんな感じになるんだろう?」って想像してほしいです。こんな時期だからこそ、次のライブが楽しみになるような1枚になるんじゃないかなと思いました。

9太郎:こういう状況の中で作品を世の中に出せるのは本当にありがたいことで。音楽って、非常事態のときに絶対に必要というわけではないじゃないですか。だけど、僕としては絶対に必要なものだと思っていて。

みんないろいろな不安を抱えているけど、そのなかで、不安なことを少しでも忘れる時間、ふと気持ちが軽くなる時間を作ることが僕たちに今できることですよね。

このアルバム、ファンキーな曲もかわいい曲もクールな曲も入っているんですけど、どの曲も一貫して、歌詞にすごく愛が詰まっているんですよ。それを受け取ってほしい、そうして少しでもCUBERSを近くに感じてもらえたら、って思っています。

今伝えたい学生へのメッセージ

――最後に、学生へのメッセージをお願いします。

春斗:人生はひとつじゃないぞ、って伝えたいです。

綾介:深いね~。たしかに、大学って自分で授業を選ぶから、いろんな選択肢があるんですよ。それをいい意味で生かして、社会に出るための準備期間として、悔いのないように楽しんでほしいなぁと、学生OBとしては思います。

TAKA:僕は、壁にぶち当たったときこそ、しっかり考えることが大事だと伝えたいですね。自分のやりたいことをまず明確にして、それに対して何が必要なのかっていうのを精一杯考えれば、やるべきことが自然と見つかってくると思うので。

今は本当に大変な時期だと思いますけど、人生という長い目で見たら、きっと短い時間ではあります。悲観的になりすぎず、「ここを乗り切ったら、これ以上の壁はない」ぐらいのスタンスでやっていけば、人生の糧になるんじゃないですかね。

優:このご時世なので思い通りに行かないこともあると思います。そういうときってネガティブになって「ここが最終話なんじゃないか」「もうこれで終わりなんじゃないか」って思っちゃうこともあるんじゃないかと。

僕も同じようにネガティブなタイプなんですけど、そんなときは「まだ1、2話目ぐらいでしかない」「まだ続きはある」って思うようにしていて。前向きな精神にしていくことが大事なのかなと思います。

あと最初に「何でもやってみればいい」という話をしたんですけど、何もできなくても、生きていればそれでいいですから。「なにかをしなきゃいけない」とあまり思い詰めすぎないてほしいですね。

9太郎:そうだね。僕からは「なんとかなるよ」って伝えたいです。今はこんな状況なので、授業が止まっちゃったり、就活が止まっちゃったり……うまく行かないことも多くて不安だと思うんですけど、だれもが不安だと思うので、僕らと一緒に頑張っていきましょうという気持ちです。

編集部:ゆう

家族との時間がなにより一番大事!!お酒と音楽とオーディオが大好きな、もうすぐアラフィフおじさん(気分はお兄さん)です。

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