海外旅行保険の補償は帰国した後、いつまで使えるの?

編集部:ベッシー

お気に入り!

あとで読む

海外旅行保険を利用できる日数や保険金の請求方法などについて解説します。海外旅行から帰国後、感染症にかかっていたことが判明。いつまでなら保険は使えるのだろうか……などと悩むケースも少なくありません。
(監修協力:FP 恩田 雅之)

海外旅行保険 利用期間

帰国後いつまで海外旅行保険の補償は使える?

海外旅行保険は、マラリアやコレラ、デング熱など特定の感染症の場合、旅行終了日から30日を経過するまでに医師による治療を開始すれば、補償を受けられるようになっています。
具体的には、診察、薬剤、検査、入院、保険金請求のための診断書など、治療費用に関する内容が補償されています。

一方、特定の感染症以外の病気の場合は、期間が異なります。
旅行中に発症、または帰国後72時間以内に発症した特定の感染症以外の疾病は、旅行後72時間以内に医師による治療を開始した場合、疾病治療補償が受けられるようになっています。帰国後、体調が優れない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

このように、感染症と感染症以外の病気では、帰国後の利用日数が異なるため、注意が必要です。

日数が経ってからの保険金請求の方法

日数が経ってからの保険金の請求は、一般的に事故発生から30日以内に申請を行わなければならないとされています。

帰国後、日数が経ってから申請をする場合は、まず、保険会社に連絡を入れます。そして、案内に従って、必要書類を用意していきましょう。主な必要書類には、診断書、治療費の明細書、領収書、事故証明書、保険金請求書などがあります。

申請内容によっても、細かな必要書類は異なりますが、申請に関するものは、すべて手元に保管おいたほうがよいでしょう。

そして、一般的に30日以内に行うといった保険金の請求は、保険法では、保険金請求期間が3年以内と定められています。そのため、請求期限の30日を過ぎていても、法律上では支払いの権利があるとされます。該当する人は、保険会社に交渉してみるのもよいかもしれません。

まとめ

海外旅行保険の補償が、帰国後、いつまでなら使えるのかということは、感染症の場合や感染症以外の場合など、ケースによって期間が異なります。申請に必要となる書類などは手元に保管しておき、該当する方は、期間に注意をして、保険会社に連絡を入れてみるとよいでしょう。

(学生の窓口編集部)

監修協力:恩田 雅之
1959年、東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。CFP®資格を取得後、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。初心者向け資産運用に関するセミナーと投資信託など資産運用を中心としたコラムの執筆やローン関連を中心に記事の監修などを中心に活動中。
http://onda-fp-jimusho.com/

編集部:ベッシー

編集部:ベッシー

昔ながらの大学生活でイメージされるような大学生活を謳歌し、就職活動はちゃんとやらず、社会人のスタートではつまづき、いろんな会社を転職しながらキャリアビルド。学生や若い人のチャレンジを応援したい、頑張れる場を提供したいという想いを持って編集部で活動中。伝えたいメッセージは「自分で考え、自分で動き、人にはどんどん頼りましょう」

関連記事

「大学生活」カテゴリの別のテーマの記事を見る

おすすめの記事

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催