悩めるあなたの力になる、就活・転職を描いた映画5選

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元気をもらえる、就活・転職を描いた映画5選

どんな仕事に就くかは人生の一大事。就職はもちろん、その後のキャリアチェンジのため転職となるといろんな悩みが出てくるでしょう。映画の中には、就活や転職を扱った作品があります。今回は、就活・転職で悩んでいる人の参考になるような映画をピックアップしてみました。

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『私がクマにキレた理由(わけ)』(日本公開2007年)

●自分のしたい仕事をするのが一番

エマ・マクローリンとニコラ・クラウスの小説『ティファニーで子育てを』(原題『The Nanny Diaries』)を原作とする映画です。原題にある「Nanny(ナニー)」は「母親に代わって子育てに当たる人」という意味で、普通は「乳母」「ばあや」などと訳されます(「ベビーシッター」ではありません)。

アニー・ブラドックは、大学を卒業しエリートの仕事に就くことを願っていましたが、就活は全滅。暗い気持ちになって公園にいたところ、ナニーを求めていたアッパー・イースト・サイド(お金持ちが住むエリアです)の母親から名刺をもらいます。

自己紹介した「アニー」と「ナニー」を間違えられたのです。「ナニーになるのもいいかも」とアニーは考えますが、実際に始めてみるとわがままで傲慢(ごうまん)な母親に振り回される日々。ついにアニーがキレることに……というお話。

アニーの母が勧める金融業界の面接でうまくいかなかったアニーですが、ナニーの仕事をすることで「お金があっても幸せとは限らない」と気付き、本当に自分がやりたいことに向き合う勇気を手に入れます。どんな仕事でも向き不向きはありますが、大事なのは自分の気持ちに正直になることですね。

本作は、見る人に「あなたの現在の仕事は、本当にあなたがやりたいことですか」と問い掛ける作品なのです。

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『プラダを着た悪魔』(日本公開2006年)

●シャレにならない鬼編集長! それでも頑張ると……爽やかなラストが!

名門ノースウェスタン大学を卒業したアンドレア・サックスは、ジャーナリストを目指し、ニューヨークへやって来ました。アンドレアは、有力ファッション雑誌『ランウェイ』の編集長付アシスタント職の面接に合格してしまいます。

彼女の目指すのはあくまでも報道関係の職。ファッションには全く興味がなかったのですが、将来のステップにはなるかもとアシスタント職に就くことにしました。ところが! この編集長というのが、とんでもない鬼編集長だったのです……というストーリー。

報道関係の仕事に就くためのステップと考えていたアンドレアですが、前向きに仕事に取り組むうちに、編集長にも認められるようになります。たとえ最初は嫌でも、物事なんて結局は自分の見方次第。

逃げないで闘うことが大事だと本作は教えてくれます。また本作は、登場するファッションが大きな見どころ。だんだん洗練されていくアンドレアの服にご注目ください!

『幸せのちから』(日本公開2007年)

●ホームレスから実業家にのし上がった男


ホームレスから全米有数の企業のオーナーとなった、クリス・ガードナーの半生を基にした映画です。

クリス・ガードナーは医療機器のセールスマンでしたが、販売している機械が売れず生活も苦しい状態でした。ある日、高級車フェラーリに乗った男から「株の仲買人をしてもうけた。学がなくてもなれる」と聞いたクリスは、自分も仲買人になることを目指します。

証券会社の養成コースに応募しますが、たとえ受かっても半年間無給の研修期間を過ごさないと、その後のキャリアはありません。そんなとき、貧乏生活に耐えかねた妻が息子を連れて家を出ていってしまう……というストーリー。

公衆トイレで寝泊まりするといった悲惨な生活に耐え、「幸せになりたい」「子供のためにいい生活がしたい」と一生懸命努力するクリスの姿が胸を打つ映画です。本作は、達成したい目標があるなら努力しろ! ということをあらためて私たちに教え、「あたなにもできる!」と勇気をくれる作品です。

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『ザ・エージェント』(日本公開1997年)

●自分の信念に従って会社を立ち上げてみました!

ジェリー・マグワイアはスポーツ・エージェントとして働いており、「スゴ腕の優秀な社員」と会社からも認められていました。しかし会社は、利益をもたらす年俸の高額なスポーツ選手ばかりを優遇し、その実、選手の人生には全く意を払っていませんでした。

ジェリーは会社の方針を変更するよう提案書を出すのですが、そのせいでクビになってしまいます。ジェリーは、提案書の主旨に同意するドロシーと共に会社を立ち上げますが、契約を結んでくれたのはアメフト選手のロッドだけで……というストーリー。

本作を見ると「自分で会社を立ち上げるのはいいけど、とても大変」「現実は甘くないよ」ということがひしひしと伝わってきます。ただし、自分の信念を貫くことの大切さを教えてくれる作品でもあります。転職・起業といった局面では、自分の気持ちに誠実に向き合い、決断することが大事ですよね。

『マイ・インターン』(日本公開2015年)

●インターンでやって来たのは70歳のおじいちゃん


ジュールズ・オースティンは、ファッションサイトを運営する会社の辣腕(らつわん)女社長。ジュールズの「若者しかいない会社」に、シニア・インターン制度を利用して70歳のベン・ウィテカーが入社します。

ベンは物静かで、誠実に働く人でした。その人柄から、やがてベンはジュールズや社員たちから頼りにされるようになるのです。しかし、ジュールズに試練のときが。夫の浮気が発覚し、CEOを降りるべきと言われたジュールズは……というお話。

ベンを演じるロバート・デ・ニーロ、ジュールズを演じるアン・ハサウェイがとてもチャーミングな作品で、二人の素晴らしい演技が本作の大きな魅力です。新しいことを学ぶのに年齢は関係ない、仕事には誠実な気持ちで臨むこと、など人生の教訓を幾つも与えてくれる良作です。


新しい仕事に就くとき、転職するときに見ると勇気づけられる映画を紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。それまで経験がなくても、新しい仕事に思い切って飛び込んでみると、意外とうまくいったりするもの。それは映画の中でも、現実でも変わりません。

ただし、誠実に仕事と向き合い、一生懸命やれば……という条件付きです。みなさんも、ぜひ映画から勇気をもらって、今の仕事やアルバイトに励んでください。

(高橋モータース@dcp)

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