就活を笑って乗り切ろう! 就活コメディー映画6選

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就活を笑って乗り切ろう! 就活コメディー映画6選

就活は心身共に疲弊するもの。長く続くと、気持ちが落ち込んでしまうときもあると思います。そこで今回は、ヘビーな就活を笑って乗り切れるようなコメディー映画をピックアップしてご紹介します。

『きっと、うまくいく』(2009年)※日本公開は2013年

全ての就活生に勇気を与えてくれる一大エンターテインメント!


ランチョー、ファルハーン、ラージューの3人は、インドの名門工科大学ICE(アイス:Imperial College of Engineeringの略)に入学し、ルームメートとなります。しかし、同大学は非常に厳しい競争を学生に課し、成績によって人の優劣まで判定する方針でした。

反骨精神旺盛なランチョーは、学校の方針を巡ってヴィールー学長や一部の学生たちと激しく対立。ランチョーは「何事もうまくいく(All is well)」が信条で楽観的に物事を捉え、ファルハーン、ラージューだけでなく他の学生たちにも影響を与えていきます。やがて自分たちの将来を選択するときが来て……というストーリーです。

「将来自分が本当にしたいこと」は何かを考え、それに向かって一生懸命になること、その大切さを教えてくれる映画です。この映画の伝えるメッセージは全ての就活生を勇気づけてくれるでしょう。
原題は『3 Idiots』なので「三バカ大将」みたいな意味ですが、主人公3人の友情と成長を描いており、インド映画らしく、涙と笑い、ドラマとダンスがミックスされた一大エンターテインメント作品となっています。

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』(2014年)

仕事って実際にやってみないとわからない!

三浦しをん先生の『神去なあなあ日常』を原作とする映画。仕事もしないでぶらぶらしていた若者が実際の仕事を経験することで変わっていくという物語です。

受験に失敗し、彼女にも振られた主人公・平野勇気は、三重県の神去村にある「中村林業株式会社」で1年間働くことになります。パンフレットの表紙に出ている女性が美人なのに引かれてのことでした。しかし、近所にコンビニもなければ携帯も圏外という環境、山奥での厳しい仕事にすぐにギブアップ。逃げ出そうとするのですが失敗、仕方なく働き続けることになります。しかし、徐々に慣れ、地元にも溶け込むようになり……というストーリー。

本作は、主人公が仕事にもまれながら人間として成長する姿を描いており、笑いながらもついほろっとさせられる映画です。また、仕事にはそれぞれに独自の面白さがあるということを気付かせてくれます。「第一次産業は大変な仕事」なんていわれますが、実際に経験してみないとわからないもの。本作を見ると「林業って大変だけど楽しそうじゃん」と思うはずです。

『モール・コップ』(2009年)

警官が夢だけど警備員……でも、とにかく仕事は一生懸命!


主人公ポール・ブラートの夢は「警官になること」。警察アカデミーで訓練を受けますが、肥満体で低血糖症の持病があるため試験に受かりません。しかし、警官になるという夢を諦めず、キャリアの足しになるかとショッピングモールの警備員の仕事に就くのです。

モールの安全を確保するという使命に燃えたポールは、とにかく広いモールの端から端まで、セグウェイを乗り回して巡回する毎日を送ります。ところが、ブラックフライデーの夜、モールに強盗団が侵入。ポールは強盗団に立ち向かうことになり……というストーリーです。

『ダイ・ハード』のおでぶさん版といえばイメージしやすいでしょうか? 本人は至って真剣なのに、はたから見ているとおかしくて仕方がないという「シチュエーション・コメディー」のお手本のような作品です。

警官ではありませんが「人々の安全を守る仕事には変わりない」と、文字どおり仕事に命を懸けるポールの姿は、笑いを誘うと同時に見る者の胸を打ちます。めげない、ポジティブなポールはきっと心にも残ることでしょう。

ちなみに、本作は大ヒットしたので続編『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』も製作されています。もし機会があればこちらもぜひご覧ください。

『インターン!』(2016年)

CEOが就活生にアドバイスするけど……うまくいく?


就活を始めた大学3年生の川倉晴香は、ある企業のインターンシップ説明会に出かけます。その帰り道、晴香はクルマにひかれそうになり、説明会を行った企業のCEO・牧野正幸がこれを助けるのです。晴香は無事だったのですが、牧野CEO自身は死神を見るような瀕死(ひんし)の状態となって集中治療室へ。

死神は、晴香が死ぬはずだったのに、邪魔をしたため牧野CEOが代わりに死ぬことになった、二人とも助かりたければ晴香の未来を変えること、と言います。牧野CEOは、晴香が入社できることになれば運命は変わると考え、晴香の親友・浜崎真希にとりついて就活の助言を始めるのですが……というストーリー。

あくまでもフィクションでコメディー映画ですが、就活生の参考になる描写もあり、なかなか侮れない作品です。また作中に登場する就活生たちは等身大のキャラクターなので感情移入しやすいのではないでしょうか。

『インターンシップ』(2013年)

Googleでインターンして一発逆転!


高級時計の営業マンを務めていたビリーとニックは、会社が倒産してクビになってしまいます。「IT時代で時計が売れない。きみたちは恐竜だ」と社長に言われ路頭に迷う二人ですが、ビリーが「グーグルのインターンシップに二人で参加する」ことをニックに提案します。

ニックは二人とも中年でITに関するリテラシーもないと反対しますが、ビリーの熱心な説得に折れます。二人はグーグルのインターンシップに参加することになるのですが、周りは秀才・天才の若者だらけ。インターンシップ参加者は、チームに分かれて本採用を目指すことになりますが……というストーリー。

ITについては全く詳しくないビリーとニックですが、周りの人間を巻き込んでひたすら前向きに、明るく課題に取り組んでいきます。ポジティブな二人が見る人を大いに勇気づけてくれる、後口も爽やかな作品です。グーグルの宣伝っぽくない? という感想を持つ人がいるかもしれませんが……。


ちなみに、『東京物語』などで有名な名匠・小津安二郎監督のフィルモグラフィーの中にも『大学は出たけれど』(1929年)という、就職難に直面する若者を描いたコメディータッチの作品があります。

『大学は出たけれど』(1929年)

就職難で大学生が困るのは90年前も同じ!

昭和初期の大不況を背景に、大学を卒業したのに就職先が見つからない主人公の苦闘ぶりを描いています。本作の主人公がつらいのは、婚約者がいて母親と一緒に上京してくる点。最初は就職したとうそをついていたのですが、それもばれて婚約者が働きに出ることになるのです。当時は男性が働きに出て女性が家庭を守るという風潮が色濃い時代。「旦那が無職って!」と、この主人公にとっては非常につらい状況だったでしょう。

残念ながらオリジナルの全長版(70分)は失われており、現存するのは11分だけですが、「勤め人=サラリーマン」が就職のメインになって以来、「不況」が大学生の就活をままならなくするのは、90年前も今も全く変わらないようです。

大学生の就活は人生における一大転機です。しかし、その仕事に就けたからといってうまくいくかどうかはまた別問題。何が起こるかわからないのが人生です。現在、就活で悩んでしまったら、今回ご紹介したようなコメディー映画を見て気分をリセットしてみてください。気持ちをリフレッシュして、また歩き出しましょう。

(柏ケミカル@dcp)

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