佐野岳と、高杉真宙。「好き」が「仕事」に変わるとき。

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映画『超・少年探偵団NEO-Beginning-』で、主人公・小林芳狼(よしろう)を演じる高杉真宙さんと、芳狼の親友・ワタリを演じる佐野岳さん。江戸川乱歩の往年の大人気小説『少年探偵団』シリーズの登場人物の子孫たちが活躍する新感覚学園ミステリーに、若手実力派俳優であるおふたりはどう挑まれたのでしょうか。高杉さんと佐野さんのお互いの印象や役の印象、仕事に対する考え方などを伺ってきました。

文:落合由希
写真:島田香
編集:学生の窓口編集部


ーーおふたりは本作で久々の共演となりますが、初対面のときのお互いの印象は?

僕は「女の子みたいだな」って思いました。髪が長くて、顔もキレイだし「女の子みたいだね」って言ったら、「僕、女の子としてスカウトされたんです」って。女の子とカン違いされてスカウトされたらしくて。


そうそう(笑)。


「こんなカワイイ男の子いるんだ」って思いました。


僕は「フレンドリーで明るそうな方だな」っていう印象が強かったですね。「スポーツ万能そう」とも思ったんですけど、本当に万能だったし。だから、印象通りというか。

ーー初対面のときと今とであまり印象は変わらない?


変わらないんですけど、僕の中ですごく「お兄ちゃん」な印象がやっぱり強いです。僕の方が年下ってこともあって、“頼れる兄貴”という感じ。持ち前の力強さと明るさで現場を引っ張っていってくれるので、「本当に助けになるなぁ」と思いながらご一緒させていただきました。

ーー佐野さんは、初めて会ったときと高杉さんの印象は変わりましたか?


全然違います。顔つきや人とのコミュニケーションの取り方、インタビューの受け答えなんかも含めて、大人になったんだなと……。そんなに偉そうなこと言える立場じゃないですけど(笑)。成長したんだな、って感じました。


いやいや……(照)。

ーーお互いに「尊敬するところ」はありますか?


謙虚なところ。それはずっと変わらないですね。今も、謙虚で真面目なところはホントに変わらなくて、「なんて誠実な人なんだ」って思います。少し不器用なところもあったりするけど、人としての魅力にあふれてるし、本当にいい子だなって思います。


僕はもう、僕にないものばっかりを持ってるのがガッくんだと思ってるから。ガッくんといると、自分のできないところが目立ちすぎるんですよね。


えぇぇぇ〜! すごいネガティブ(笑)。


いや、ホントにそうだから(笑)。人を惹きつける魅力的な部分だったり、気持ちをまっすぐぶつけるところがホントにステキだなって思っていて、会うたびにすごいなって。それでいて、役に対しても真剣に「こんなことはできないか、あんなことはできないか」って現場でずっと考えているので、それにみんなが引っ張られていく感じがあって。それで僕も「何かできないかな」って考えるようになりましたし。


ーーおふたりにとって「仕事」とは、どういうものか教えてください。


僕は中学生のころから今の仕事をしてたんですけど、最初は部活みたいな感じだったんですよね。


僕は最初、「やりたい!」と思ってこの世界に入って、最初のうちは好きなことができてて嬉しいなっていう感覚でした。みんなと違うことをやれてるみたいな気持ちもあったし……。


ⒸProject SBD-NEO

ーー「好き」から「仕事」に切り替わる瞬間はありましたか?


はい。最初は好きなようにやっていて、「好きなことだけすればいいんでしょ?」っていう感覚でしたが、それではうまくいかなくなってきて、「これが社会か」みたいなことを感じた時期もありました……。


うんうん。


そのときから仕事として改めて意識するようになりました。今は好きが仕事になっていますし、悩むこともあるけれど、楽しみながら仕事出来るのが一番だと感じています。


僕は高校を卒業してから切り替わりましたね、たぶん。自分に“高校生”っていう肩書きがなくなって「自分はなんなんだろう?」って思ったときが、ちょうど自分が部活みたいにやってたものが楽しくなってきた時期でもあったから、「この仕事をもうちょっと続けられたらいいな」と思ったのが、仕事として意識し始めたきっかけだったと思います。


ⒸProject SBD-NEO


でも、そこからすごく責任重大になってくるんですよね。できることとできないことがはっきりしてきますし、やりたくないけど仕事としてはやらなきゃいけないこともあるだろうし。ただ、僕も同じく好きで、楽しくてやってるんですよね。もちろんイヤなこともありますよ? ……朝が早かったりとか(笑)。


ははは、わかるわかる。


セリフを覚えるのが大変だったりとかね。それはキツいんですけど、でも楽しくてやってる部分もあるんですよね。たぶん、イヤな部分でもあるし楽しい部分でもある。イヤな部分のなかに楽しさを見出せるように仕事ができたらいいなと思ってやっていますし、どんなときでもちゃんと仕事として自覚していることが大事だと思います。

ーー今作ではそれぞれ、どんな役柄を演じられたんですか?


ⒸProject SBD-NEO


僕は初代小林少年のひ孫・小林芳狼を演じています。芳狼はすごく守られている存在で、わりと普通に生きてきた子なんだなっていう印象ですね。ただ、結構つかみづらいというか、ひらひらかわす感じが結構印象的で「どんな子なんだろう?」って思わせる子でもあります。でも、気になったことは純粋に追いかけていくタイプですね。


僕は高杉くん演じる芳狼の幼なじみ役です。兄のような存在として芳狼を見守って支えてあげたいと思っているような役柄です。ただ、台本を読んで感じた印象とはまったく違うバディとしていたかったというか、ちょっと不器用な部分が多めの方が人としてもおもしろいかなと思ってすこしガサツに演じてみたり、自分なりに考えて演じた部分もあります。

ーー相手の役柄についてはどんな印象を持っていますか?


芳狼くんの目線で見てるからかもしれないですけど、すごくおせっかいなキャラクターだな、って(笑)。でも、真ん中で引っ張っていってくれる頼れる兄貴的な存在だなっていう印象もありますし、同時に包み込んでくれる優しさもあるキャラクターだと思います。


芳狼は本当にまっすぐというか、ワタリの持ってない芯が通ってる部分っていうのは、ワタリにしてみればうらやましい部分なのかなって思ったりします。そんな自分が芳狼にできることはあるのかなっていうところで揺れ動いたりもするので。


ーー最後に、作品の見どころを教えてください!


大学生世代のみなさんにもきっと「小さいころのドキドキ」が蘇る作品になっています!


うん、誰しもにある、少年心・少女心をくすぐるよね。ぜひ劇場でご覧ください!


ⒸProject SBD-NEO

『超・少年探偵団NEO-Beginning-』10月25日(金)全国順次ロードショー

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大学が好きで、それが講じて6年通いました。タメになることよりムダなことが好きです。

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