こんな学生生活を送りたい! アメリカの学生生活を覗けるコメディ映画

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こんな学生生活が送りたい! アメリカの学生生活を楽しむコメディ映画

大学在学中にアメリカなど海外への留学を希望する人も多いでしょう。映画で観るような華やかな学生生活、憧れますよね。今回は、「こんな学生生活を送ってみたい」と思わせてくれるコメディー映画をご紹介します。

「記憶を消去してもう一度見たい!」と思ってしまう衝撃の結末の映画5選

『ピッチ・パーフェクト』

(2012年)※日本公開は2015年

ベッカの夢は音楽プロデューサーになること。ですが、父親は自分が教授を務めている大学へ彼女を強引に入学させてしまいます。ベッカは大学生活に何の希望も見いだせませんでしたが、ひょんなことから女性アカペラグループに誘われます。
個性的なサークルメンバーたちと練習に励むベッカは、やがて真剣に全国大会を目指すようになるのですが……というストーリー。

風変わりなメンバーばかりで最初は戸惑うベッカでしたが、衝突が起こり本音をぶつけ合う中で友情と素晴らしいハーモニーが生まれます。
本作は、素晴らしいハーモニーと友情に彩られた学園ミュージカルコメディーの傑作です。観客は「いいなぁ。こんなキャンパスライフを送りたいなぁ」と思わずにはいられません。

本作が大ヒットしたため続編『ピッチ・パーフェクト2』(2015年)が作られましたが、こちらも大ヒット。さらなる続編『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』(2017年/日本公開は2018年)が製作されました。現在のところ本シリーズは3作です。

『クルーレス』

(1995年)


ジェーン・オースティンの小説『エマ』を現代に翻案したコメディー映画です。シェールはビバリーヒルズの豪邸に住み、何不自由なく暮らす女子高生。弁護士の父親は何度も結婚と離婚を繰り返す人ですが、現在はシェールと二人暮らしです。前妻の息子である義理の兄ジョシュは、なにかとシェールの世話をするのですが、シェールは彼をださいと思い好きではありません。

シェールは自分のセンスを生かして、転校してきたタイという女の子をイケてるように変身させるのですが、その後がいけません。あることが起こり、彼女はシェールよりも人気者になってしまうのです。また運転免許試験に落第するなど、シェールの周りで自分を否定するようなことばかりが起こります。シェールは自分を見詰め直し、ジョシュの温かい人柄に気付く……というストーリーです。

「クルーレス(clueless)」とは「ださいこと」という意味。本作では、「自分はイケてる」と信じていたシェールが、本当に「ださいこと」とは何かと自分に向き合う姿が描かれています。自分を見詰め直すことの大事さ、自分にとって本当に大事なものに気付くことの大切さを教えてくれる作品です。

『ミーン・ガールズ』

(2004年)※日本公開は2005年

自己啓発本(self-help book)として発売された『Queen Bees and Wannabes』(邦題『女の子って、どうして傷つけあうの?』)を基にした映画で、高校における女子アイドルグループやその崩壊についてが描かれています。

動物学者の両親と一緒にアフリカで暮らしてきたケイディは、16歳で初めてアメリカの学校に通うことになります。これまで家庭で親に勉強を習ってきた彼女にとって、見聞きする全てが目新しいものでした。入学早々ケイディは、「プラスチックス」という女子三人組の学校きってのアイドルグループの目に留まります。その上、プラスチックスのボス・レジーナはケイディにグループに入るよう勧める……というストーリー。

思春期の女子にありがちな「周囲を気にし過ぎな自分」や「自意識過剰からくる行動」が描かれるので、昔の自分を思い出していたたまれない気持ちになる人がいるかもしれません。友達との約束で身動きが取れなくなっていく様子もリアルです。
本作はガールズ・ムービーの名作なので、未見の方はぜひチェックしてみてください。

『キューティ・ブロンド』

(2001年)※日本公開は2002年

主人公エル・ウッズは典型的な「いいとこのお嬢さん」で、ロサンゼルス市立大学に学び成績もトップクラスの優秀な学生です。しかし、俺は将来上院議員になるからブロンド娘はふさわしくない、と彼氏のワーナーに振られてしまいます。

しかしエルはめげません。ワーナーと同じハーバード大学のロースクールを目指し、見事合格してしまうのです。最初はワーナーを取り返すためだったのですが、本格的に法律の勉強をする中、エルはさらに上を目指すようになります。キャラハン教授の法律事務所の実習生に選ばれるほど認められたエルは、実習生として事件を手掛けるのですが……というストーリー。

外見はブランドもので身を固めた「ちょっとおばかなセレブ」とも見られがちなエルですが、実は芯のしっかりした女性で、いい弁護士になるために猛勉強を行い、かつての彼氏を見返すほどになります。
その自己実現の過程が実に痛快で、見る者に爽やかな感動を与えてくれる作品です。大学生のみなさんは向学心をかき立てられるかもしれませんよ。

▼こちらもチェック!
『キューティブロンド』のみどころ #チヤキのおこもりシネマ Vol.9

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』

(2016年)

優れた野球選手だったジェイクは、推薦枠で強豪野球部を持つ大学への入学が許され、野球部の寮に入ることになります。ところが、引っ越してみると寮の先輩たちは変人だらけ。大学の期待を背負って入寮するジェイクは、風変わりな洗礼を受けて驚きますが、それだけでは終わりませんでした。ばか騒ぎに付き合わされることになるのです。

本作は、入寮して大学の新学期が始まるまでの間、わずか3日間のばか騒ぎを描いたコメディー映画。とにかく野球部の連中の野放図さと自由闊達さがこれでもかとばかりに盛り込まれており、「いいなぁ。うらやましいなぁ」と思うこと請け合いの作品です。ばか騒ぎもしますが、野球の練習が始まると強豪校らしいところを見せるのです。この落差もナイスなポイント。

大学時代は人生で最も自由に何でもできる期間でしょう。「やれることは何でもやれ」「ばか騒ぎでもとことんやれ。時間は限られているんだから」と大学生の背中を押してくれるような作品です。

見終わったら「アメリカのジョックス(体育会系)も悪くないなぁ」と思ってしまう青春映画の傑作です。

『スーパーバッド 童貞ウォーズ』

(2007年)※日本未公開

セス、エバン、フォーゲルはさえない高校生。卒業パーティーに参加してなんとか「チェキーボーイを卒業したい!」と、思いを募らせています。しかし、酒を手に入れようと酒屋に行けば強盗と出くわすなどのトラブル続き。さて、三人の思いは遂げられるのか!?というコメディー映画です。

高校生のばか三人組のお話ですが、本作に登場する大人たちも基本おバカさんばっかりで、その行動に大笑いさせられる作品です。ただし、笑いばかりの作品ではありません。彼女ができると男同士の友情が薄くなってしまうという、男子にとっては切ない部分も見事に描かれています。

本作はアメリカで爆発的な大ヒットを記録しましたが、それはおバカ高校生が笑えるというだけではなく、ばかに対して優しい視点を持ち合わせた作品だからなのです。
ちなみに、ラッパーのエミネムはこの映画が大好きで「200回近く見た」そうです。


というわけで、アメリカンなキャンパスライフを垣間見られる青春コメディー映画をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 今回紹介した作品は、若さゆえの暴走やばか騒ぎ、頑張りなどがふんだんに詰め込まれた映画ばかりです。未見の作品があれば、ぜひ見てみてください。ほろりとさせられるポイントもたくさんありますのでおすすめです。

(柏ケミカル@dcp)

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