【イベントレポート】社会人と一緒に考えた、より良い社会のためにAIで実現したいこと

学生の窓口編集部
2019/09/30
SPONSORED 将来を考える
あとで読む

2019年9月某日、東芝×学生ワークショップ「AI×SDGsで解決できる未来ってなんだろう?」が開催されました。

文系・理系を問わず計17名の学生が集まり、東芝グループでAIをはじめとするデジタルソリューション事業を担う東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下、東芝デジタルソリューションズ)の若手社員のみなさんと一緒に「共創体験を通じてAI技術の可能性を模索する」をテーマとしたワークショップに臨みアイディア創出の体験をするとともに、AIやSDGsについての理解を深めました。

■INDEX
INPUT 1:東芝グループにとって、SDGsとは?
INPUT 2:東芝デジタルソリューションズ(TDSL)が目指す『〇〇なAI』
WORK:「理想のAI」TDSL社員と学生がリアルに考えてみた
COMMENT from STUDENT:わたしたちが今回つかんだもの
COMMENT from TDSL:社会をより良くするのに文系・理系は関係ない

INPUT 1:SDGsって、なんだろう?

AIとSDGsのこと、どれくらい知っていますか? まずはSDGsについて、東芝デジタルソリューションズ 経営企画部 広報・渉外担当の内田葉子さん(*1)に解説していただきました。

内田さん「SDGsは2015年9月、国連のサミットで世界193の加盟国の全会一致によって採択されました。世界を変えるために2030年に向けて達成すべき“持続可能な開発目標”として17の項目が掲げられています」

内田さん「SDGsの特徴のひとつは、国や政府だけでなく企業も個人もSDGs目標達成に向けて取り組む必要があるということ。私たち東芝デジタルソリューションズは『やさしく、あたたかなデジタルで社会を豊かにする。』というビジョンのもと、最新のAIやテクノロジー、デジタルソリューションなどにより社会を支えている企業です。私たちのデジタルソリューションで特に貢献できる目標6つを特定し、事業を通じてそれらの目標達成に向けて推進しています。」

内田さん「ところで、SDGsの前文に『このアジェンダは、人と地球そして繁栄のための行動計画である。』という言葉がありますが、東芝グループの経営理念『人と、地球の、明日のために。』(1990年からスローガンとして使用)と本質は同じだと感じています。SDGsは、私たち東芝グループが長年にわたって目指してきた“理想の社会のあり方”そのものなのです」

▼ INPUT 1:まとめ ▼
・国や政府だけでなく企業も個人もSDGs達成に向けて取り組む必要がある
・東芝デジタルソリューションズはその中でも特に貢献できる目標6つを特定し、
 達成に向けて推進中
・東芝グループにとってSDGsは「目指してきた“理想の社会”そのもの」!

RECAIUS with SDGs
具体的な取り組みを見る

INPUT 2:AI技術の現在

続いて東芝デジタルソリューションズ RECAIUS事業推進部の中森裕美さんが解説してくださったのは、2つ目のメインテーマ「AI」について。

中森さん「AIの歴史をさかのぼると、1956年、ダートマス会議で『人工知能』というワードがはじめて登場したと言われています。しかし、コンピュータの処理能力が追いつかなかったり、膨大な手間や時間がかかったりと、しばらくは冬の時代が続きました。1つのキッカケになったのは、画像処理性能を競う国際コンテストで2012年にトロント大学のチームがディープラーニングを活用して圧倒的な認識性能を出し、世界中の注目を浴びたことです」

中森さん「ちなみに、東芝グループのAI研究開発は50年以上 の歴史があります。東芝が世界に先駆けて開発した『郵便番号自動読み取り区分機』には画像認識の技術が活用されていますし、『日本語ワードプロセッサ』については、仮名漢字変換に関する自然言語処理技術が開発され、音声や言語のAI分野に進出しました」

中森さん「現在、東芝デジタルソリューションズが提供するAI技術は二つ。ひとつはシステムに関わるAI『SATLYS™(サトリス)』、もうひとつは人に関わるAI『RECAIUS™(リカイアス)』です。本日のワークショップでは『だれかを、笑顔にするAI。』をテーマにAIを用いたアイデアを考えてもらいますが、『RECAIUS™』はまさに誰もが心地よい生活を行えるようになることを目標にしたAIです

中森さん「AIというと、『人間の仕事を奪う』など、どことなく恐ろしい存在だと感じられがちですが、東芝デジタルソリューションズが目指すものは『人と社会の役に立つAI』です。本日のワークを通じて、みなさんと一緒に考えていけたらと思っています」

▼ INPUT 2:まとめ ▼
・東芝グループのAI研究開発の歴史はなんと50年以上!
・東芝デジタルソリューションズが目指すのは『人と社会の役に立つAI
・中でも現在提供中のAI技術『RECAIUS™』はまさに
 誰もが心地よい生活を行えるようになることを目標に作られたAIである

その他の導入事例や最新ニュースも!
RECAIUSトピックス一覧

WORK:
「だれかを、笑顔にするAI。」を考える

AIとSDGsについてたっぷりと学んだ後は、さっそくグループごとにワーク開始。

まずはAI技術によって解決すべき課題を見つけるために、日々の暮らしでの自分の困りごとを書き出してみることに。「寝坊した」「道が渋滞」「電車が混んでいる」「好きな人とうまく話せない」など、意見が書かれた付箋がどんどん増えていきます。

次に、書き出した困りごとを社会の困りごとへとひもづけ、それがSDGsの17の目標のうちどれにリンクしているのか選定します。例えば自分の困りごとが「天候不順で二次災害にあった」であれば社会の困りごとは「社会の危機管理不足」、SDGsでは「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」に当てはまる……など。自分の身近なものごともSDGsに当てはまることを実感。

その後はいよいよ「だれかを、笑顔にするAI。」の企画!洗い出した困りごとの中からひとつを選び、AI技術をかけ合わせた解決アイデアを練って「自分が考える夢のAIガジェット」へ落とし込んでいきます。

今回は各グループワークに東芝デジタルソリューションズの若手社員も一人ずつ参加。和やかにディスカッションが進む中、AI技術など専門的な知識については若手社員の方が学生にわかりやすくアドバイスしている場面も見られました。

Presentation:いよいよ発表!

全員が発表した中から、ほんの一部をご紹介します!

◆「AIコンシェルジュ」石川さん(大学4年生)
石川さんの困りごとは「忘れ物」。電話やメガネ、腕時計など、さまざまなアイテムがデバイスとなり、持ち物やスケジュール、交通情報といった自分に必要なことを教えてくれる「AIコンシェルジュ」を企画しました。関係するSDGsは「働きがいも経済成長も」「住み続けられるまちづくりを」。たしかに、忘れ物をしなければ仕事の効率がアップしますし、スムーズな交通状況は街づくりにも影響しますね。
  

◆「話したいのに話せない人たち」正木さん(大学4年生)
正木さんは病気や高齢で会話が困難な人のために「AI技術によって会話をスムーズにしてあげたい」と発表。AIに発音パターンを学習させたり、指の動きといった発音行為以外の動作をことばとして記号化させたりと、コミュニケーションを円滑にするための具体的な策も。該当するSDGsは「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「人と国の不平等をなくそう」など。ご自身のお祖母さまとの体験談から企画したという正木さんの優しさが伝わってくるアイデアでした。

COMMENT from STUDENT:私たち、
未来につながるきっかけをつかみました

参加してくれた学生のみなさんに、感想を聞いてみました。一緒に写っている自作の「夢のAIガジェット」にも注目です!

◆石川さん(大学4年生)
/自分にいま必要なことを教えてくれるAI「AIコンシェルジュ」

最初のワークは身近な困りごとがテーマで、すぐに思いつかず困ってしまいました。社会的な問題は調べれば出てきますが、身近なことには問題意識を抱いていなかったことに気づきました。まずは自分や身近な人に寄り添い、何を困難と感じるのか知ることが社会を変えるきっかけになると感じました。

◆新藤さん(大学3年生)
/相手に自分の感情をわかりやすく伝えてくれるAI「my mind」

聞いたことはあったけれど、詳しくは分からなかったAIやSDGs。文系の私でもとても分かりやすい内容で説明していただき、理解を深めることができました。このワークショップを通して、社会をどのように豊かにしていくか、自分なりに考えることができました。

◆正木さん(大学4年生)/病気や高齢の人の会話を補助するAI

AIは進展が目覚ましい領域。「AIでできること」を考えるにあたって、アイデアを膨らませる余地が広くあることを感じました。今回のワークショップで、身の周りの困りごとを社会的な視座で考えることが重要なのだと思いました。これからもこうしたものの見方を意識的に取り入れていきたいです。

◆脇山さん(大学3年生)/クレーム対応を代行し、ヒトの負担を軽減するAI

企業とSDGsの関わりを学ぶために参加しました。今回、SDGsを理解できたことで、個人レベルでもできる範囲で少しずつ取り組んでいけるのではないかと感じました。AIがSDGsの達成に際して強力な手段となることに気づき、将来はAIを使った製品の開発に携わってみたいと思いました。

◆今井さん(大学3年生)/それぞれに適したアルコール量を教えてくれるAI「飲みすぎチェッカー」

SDGsとAIを結び付けて考える機会がなかったため、新たな視点が得られました。発展が著しいAIという手段を用いることで、今後世界でさまざまな新しい動きが出てくるのではと感じました。ゴミ分別やボランティアなど、自分にできることからアクションを起こすことも大切だと思いました。

COMMENT from TDSL:
社会をより良くするには「感じて、考えて、アクションする」 

東芝デジタルソリューションズのみなさんにも、感想をうかがいました。

◆佐久間敦さん(RECAIUS事業推進部
/「AI×SDGsで解決できる未来ってなんだろう?」主催者)

自分の身近なものごとをじっくりと見つめると、社会の課題の解決につながると実感できたと思います。学生のみなさんのしなやかな着眼点や「こうしたい!」という熱意に感銘を受けました。AIも、SDGsも、今後の社会で必ずいかしていける知識。みなさんが社会人になったとき、今回の経験を役立ててもらえたらと願っています。

◆内田葉子さん(経営企画部 広報・渉外担当)
みなさんの発表を聞いていて、感じ取る力や考える力の大切さを感じました。世の中を変えるには、さらに考えたことを伝えたり、実行に移す力が必要だと思います。是非、そのような力をつけて、より良い社会を創っていってください。「人が想像することは、技術で必ず解決できる」という言葉があります。みなさんのアイデアも、いつか実現される日がくるかもしれません。その日を楽しみにしています。

◆中森裕美さん(RECAIUS事業推進部)
学生のみなさんからすると、東芝グループはものづくりの会社というイメージが強いかもしれませんし、実際に、高い技術力からさまざまなサービスを生み出してきました。しかし、東芝グループが変化の激しいこれからの時代を乗り越えるには、技術力のみならず、柔軟な発想力が欠かせません。発想力に文系・理系の垣根は関係ありません。誰かのために、社会のために、何かをしたい。そうした情熱を持つことはとても重要です。情熱ある人のため、幅広い活躍の場が東芝グループには用意されています。

この記事の内容は2019年9月に取材した内容を元に構成しています。 
記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。
(*1:内田葉子:東芝デジタルソリューションズ株式会社 サステナビリティ推進ワーキングのメンバーでもある。2019年4月より東芝ピーエム株式会社に現職出向中。)

やさしく、あたたかなデジタルで
社会を豊かにする。
東芝デジタルソリューションズ

東芝グループのIoT、AI、ICTソリューション事業を担う東芝デジタルソリューションズ。「未来の当たり前を想像する」「自ら深化する」「ともに価値を生み出し続ける」「世界に発信する」の4つのアクションを行動指針とし、これからの社会課題を、やさしく、あたたかなデジタルで解決する企業を目指しています。

RECAIUSについて
もっと詳しく知る

キャリア情報サイトはこちら

提供/東芝デジタルソリューションズ株式会社

※リンク先のキャリア情報は、職場環境や働く社員に関する情報が掲載されています。 尚、採用情報に関しては、2020卒向けの情報となります。2021卒に関しては、2020年3月1日を予定しております。

関連記事

関連キーワード

編集部ピックアップ

「仕事・将来」のカテゴリを絞り込む

学生の窓口会員になるとこんなにお得!

  • Tポイントが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    記事やイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

無料会員登録

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • Tポイントが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催