負けるもんか! 嫌な上司キャラに立ち向かう映画

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負けるもんか! 嫌な上司キャラに立ち向かう映画

映画には主人公にネチネチと嫌味を言ったり、邪魔をしたりする「嫌な上司キャラ」が登場することがあります。特に主人公がビジネスマンの場合は、定番といっていいほど嫌な上司が出てきますね。そこで今回は、嫌な上司キャラに立ち向かう映画をご紹介します。

『プラダを着た悪魔』(2006年)



ひょんなことから人気ファッション誌『ランウェイ』の編集部に就職したアンディが、苛烈(かれつ)で横暴な性格の上司・ミランダに悪戦苦闘しながら成長するさまを描いています。

アン・ハサウェイが演じるアンディがキュートな作品ですが、それ以上にメリル・ストリープが演じるミランダの暴君っぷりが圧巻。態度や言葉遣いは辛辣で、身の回りの世話を全てアシスタントに押しつけるなどやりたい放題です。タイトルの「悪魔」というのはミランダのこと。まさに最悪の上司です。その無茶ぶりに負けずに応え続けるアンディの姿も魅力的。その頑張りっぷりは見ていて元気になれます。

『モンスター上司』(2011年)



パワハラやセクハラをする厄介な上司に悩み続けるニック、デール、カートの仲良し3人組。毎日のように集まっては酒を飲み、それぞれの上司の文句を言っていました。しかし、ついに我慢し切れなくなった3人は、なんとかして上司を殺そうと画策する……というストーリー。

モンスター上司たちを、あの手この手で亡き者にしようと奮闘する姿を描いたコメディーです。とにかく上司たちがひどすぎます。昇進を拒んだり、無理矢理関係を迫ったりとやりたい放題。堪忍袋の緒が切れても仕方ありません。一方で主人公たちもバカすぎて計画がうまく進みません。目的はバイオレンス極まりないのに、腹を抱えて笑える傑作です。

『プーと大人になった僕』(2018年)



100エーカーの森の仲間たちと別れてから長い月日が流れ、大人になったクリストファー・ロビン。仕事に追われ家族をないがしろにせざるを得ない日々を送っていましたが、
ある日森にいるはずのプーが目の前に現れ……。

大人になったクリストファー・ロビンが、森の仲間たちと再会することで、自分にとって一番大切なものは何か再確認するという物語。こうした心温まる作品に欠かせないのが、主人公たちに嫌がらせをするキャラクター。
本作では、クリストファー・ロビンの上司・ジャイルズがその役割を担っています。口先だけで仕事もせず、嫌なことは部下に押しつける典型的な嫌な上司ですが、お約束どおり最後はきっちりひどい目に遭ってくれます。

『ドリーム』(2016年)



宇宙開発黎明期の1961年、NASAのマーキュリー計画に参加した3人の黒人女性の奮闘を描いた伝記映画。最初は25館と小規模の上映でしたが、評判だったことから全米規模に拡大して公開され、週間の全米興行収入ランキング1位にもなったほど。アカデミー賞など大きな賞レースにはノミネートされませんでしたが、非常に高い評価を受けた作品です。

主人公のキャサリン、ドロシー、メアリーは、黒人であること、女性であることを理由に、上司や同僚からひどい扱いをされてしまいます。投げるように資料を渡されたり、黒塗りの資料を渡されたり……。

しかし、彼女たちはそれらに負けることなく前向きに仕事をこなし、信頼を勝ち取ります。その結果、大きな仕事をやってのけるのです。彼女たちの努力や前向きな気持ちに胸を打たれることでしょう。

『クローバー』(2014年)

ドジが多く恋愛下手な主人公の沙耶の部署に、美形だけど冷徹で厳格な性格の上司・暁が着任します。沙耶は何度もドジを繰り返し、そのたびに暁に徹底的に叱られて落ち込む毎日を過ごします。しかしそんなある日、沙耶はいきなり暁に告白されることに……。

とにかく暁が沙耶に暴言を吐きまくります。「バカ」は当然のことで、「よくそんな言葉が思いつくものだ」と感心させられるような強烈な言葉も飛び出します。いくらイケメンでもここまで言われたら嫌になるほど。
しかし、告白されてからは逆にその暴言が「萌える」ポイントになるのが不思議なところ。ちょっとMっ気のある女性はたまらないかもしれませんね。

『ちょっと今から仕事やめてくる』(2017年)

ブラック企業で働き詰めの毎日を送る青山隆は、ある日駅で意識を失いホームに落ちそうになったところを、幼なじみと名乗る男性・ヤマモトに助けられます。それがきっかけで隆はヤマモトと毎日のように一緒に過ごすようになりますが、ふと気になって名前を検索するとヤマモトは3年前に自殺していたことが分かり……。

過酷な労働環境で身も心も死にかけていた隆が、ヤマモトと出会うことで心機一転し、自分らしさを見つけるさまを描いた作品。とにかく隆の上司がむちゃくちゃです。「仕事に命を賭ける」といった仕事第一人間で、他人に対する態度も苛烈極まりないのです。その嫌な上司っぷりは、演じている吉田鋼太郎さんを嫌いになってしまいそうなほど。とはいえ、その上司のひどさが、ハートフルで爽快な結末をより引き立てているのは間違いありません。


さまざまなタイプの「嫌な上司」が登場する洋画・邦画をご紹介しました。嫌な上司であればあるほど、主人公の頑張りや努力が際立ち、見ている方も勇気づけられるもの。そう考えれば、嫌な上司も映画には欠かせない存在でしょう。
今回紹介した作品は、感動したり笑ったりスカッと爽快な気分になったりと、バラエティー豊かなラインアップになっています。時間があるときに、ぜひ観てみてください!

(中田ボンベ@dcp)

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