お仕事も私生活も。志田未来が理想通りの20代を歩ける理由

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現在放送中の月9ドラマ『監察医 朝顔』。刑事の父をもつ女性法医学者を描いたヒューマンドラマです。本作で、アルバイトとして法医学助手を務める医学部生・安岡光子を演じているのが志田未来さん。志田さんは、自分の希望を言葉にしていくことで、私生活も仕事も充実した理想通りの20代になれたそう。どのようにして10代の頃からの理想を叶えていったのか、その理由を詳しく紐解いていきましょう。

文:落合由希
写真:為広麻里
編集:学生の窓口編集部

理想通りの20代。
秘訣は「言葉にすること」

ーー10代の頃に思い描いていた「26歳の自分」と比べて、今の生活は理想とどのくらい近いですか?

私は、思い描いていたとおりになっているなと思います。もともとお仕事も続けたいし、昔から結婚願望もすごく強かったので「24、25歳で絶対結婚する!」ってずっと宣言してました。それも思い描いていたとおりになりましたし、今のところ自分のやりたいことはしっかりできてるんじゃないかなと思ってます。

ーーすごいですね! 10代の頃に描いていた「理想の20代」とはかけ離れてしまう人も多いと思うのですが、どうしたら志田さんのように「理想の20代」に近づけると思いますか?

私は「これがしたい、こうなりたい」っていうのを常に口に出していました。お仕事でも、ある作品に「絶対に出たい!」と思っていたことがあったんですけど、昔からずっと口に出していました。結婚のことも周囲にずっと「将来結婚したい」って。言霊じゃないですけど、自分がやりたいことは、しっかり言葉にするのが大事なんじゃないかなって思います。

やりたいことだから「やりたい」と素直に、自分の思っていることを周りにちゃんと伝えておこうって。もともとやりたいことが多いタイプではないんですが、本当に「これとこれだけは」っていうのが自分の中にすごくあったので、それはしっかり伝えるようにしていました。

ーー子どもの頃からそうしていたんですか?

昔からですね。「言えば叶う」とまでは思ってなかったですし、ただ自分の思いをみんなに伝えておきたいっていう自己満足だったんですけど。でもお仕事に関しては、自分が「こういうことをやりたい」って言えば、やはり事務所の方も「こういうふうに思ってるんだ」って理解してくれて、気に留めてくださるのかなって思ってました。

ーー10代後半~20代前半の女子大生に伝えるとして、志田さんが考える、女性にとっての「幸せ」ってなんだと思いますか?

やっぱり、家族からもお仕事でも必要とされて、しっかりとそれに応えられることが幸せなのかなって思います。「これは未来ちゃんにしかできないことだよ」と言われるとやっぱりうれしいですし、しっかり応えていきたいなって思います。そういうのがすごく幸せだな、って思います。

医学部生・光子の成長とともに、
自分も成長。

ーー『監察医 朝顔』で演じられている安岡光子は思ったことをなんでも口に出す人物ですが、光子に似ている部分はありますか?

あまり自分に似ているとは思わないんですけど、親しい家族や友人には自分の意見をしっかり伝えるほうなので、そういう意味では似ている部分もあるのかな? という気はします。

ーー光子の「ここがうらやましい」と思うところはありますか?

何事にも恐れず、好奇心旺盛で前へ前へと行くところはうらやましいなと思います。初めて司法解剖に立ち会うときも、光子はきっとあまりよくわかってないのに「私、大丈夫です」って言って参加して結局倒れる、みたいな。後先考えずに行動できるって、ある意味すごいなって思うし、うらやましいですよね。

ーー役作りで心がけたことはありますか?

光子は朝顔先生とは違って、何も知らない中、アルバイトで法医学の世界に入ってくるので、特に役作りはしていません。光子が成長するにつれ、私も現場でいろんなことを学べたらいいなって思っています。

ーー光子は医学部生ですが、もしご自身が大学に通っていたらやってみたかったことなどはありますか?

そうですね……サークルとか? イメージなんですけど「楽しそうだなぁ」って(笑)。何があるのか全然わからないですけど、友達がダンスサークルに入っていて、体を動かしたりするのが楽しそうだったので、ダンスなんかもいいですね。

ーー法医学には興味のなかった光子は、朝顔と出会うことによってだんだん変わっていきますよね。

光子は、最初は根本的に法医学の世界をわかってない部分が多くて、ご遺体のことも「死体」って言い放っていたんです。でも、回を重ねるごとにご遺体とも1人の人として向き合っている部分が少しずつ見えてきているので、成長しているんだなって感じます。今後、もっと法医学に興味を持って、さらに成長していくのかなと楽しみに思いながら演じています。

ーー上野樹里さんと共演されてみていかがですか?

以前、一度だけご一緒させていただいたことがあるんですけど、そのときは本当にお話する機会がなかったので、今回またご一緒させていただけるのをすごく楽しみに思ってました。実際お会いすると、バラエティ番組などで拝見する姿と全然変わりないというか、すごく素敵でまっすぐな方だなって思います。どんな場面でも常に笑顔でいてくださるので、現場が華やかな雰囲気になります。

ーー共演者の方とはよくお話はされますか?

みなさん控室に戻らないで、前室に集まっていることが多いので、いろんなお話をさせていただいてます。私はディズニーが大好きなんですけど、そのお話もいろいろ聞いてくださいます。

ーー現場の雰囲気は和やかな感じなんですね。

常に和気あいあいとしてるんじゃないかなぁと思います。解剖のシーンは、みんな解剖用の服を着て、手袋をつけて、キャップまでかぶるので、すっごい暑いんです。そのせいか、現場にかき氷機が置いてあるので、みなさん作って食べたりして夏気分を味わっています(笑)。

ーー志田さんも食べたんですか?

私まだ食べてないんです……。(食べる機会を)狙ってはいるんですけど(笑)。

ーーこれから本格的に夏になるので、食べられるといいですね。では最後に、これから自分の理想の将来を叶えていきたいと思っている女子大生に、背中を押してあげられるようなアドバイスをお願いします!

自分が信じているものに向かって、しっかり突き進んでいくことが大事なのかなと思います。きっといろんな誘惑があって、「あれもいいな」「これもいいな」って目移りしてしまう時期だと思うんです。でも、「本当に自分が好きなものや、本当に自分がやりたいことは何なんだろう」って、一度、立ち止まって考えてみるのも大事なんじゃないかな、って思います。その上で目標がブレるのはかまわないし、いろんなことに手を出したくなったら挑戦してみて、挑戦していく中で「本当にやりたいこと」を見つけていけばいいんじゃないかなって思います。

文:落合由希
写真:為広麻里
編集:学生の窓口編集部

『監察医 朝顔』(フジテレビ系)
毎週月曜よる9時~放送中!

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お笑いとK-POP好き。名前の由来は「すいすい物事がうまくいくように」「水のようにチームになくてはならない存在になるように」から。
★ほっとけない学生芸人GP(@gm_hottokenaigp)運営も兼任中。

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