「マジレス」って何のこと? 意味と使い方を解説【例文あり】

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ネット上でよくみる「マジレス」は、「真面目(まじめ)なレスポンス」の略語です。

投稿などへの反応に真面目に返信する際に「マジレスするけど」のように使います。

使い方によっては、ポジティブなイメージよりもネガティブなイメージを持たれることが多いので、使い道は考えた方がいいでしょう。

「マジレス」の意味と使い方について紹介します。

「マジレス」とはどういう意味?

「マジレス」は「真剣な、真面目なレスポンス」の略です。

「マジレス」のマジは「真面目」や「真剣(マジ)」の意味で、みなさんも会話の中でよく使うのではないでしょうか? 

そしてレスポンス(response)は、「返事」「返信」「返し」「反応」といった意味の英語です。レスポンスを縮めて「レス」という言い方をすることも多いです。

いろいろなところで「レスがつかない」「レスが遅い」などの表現をよく見たり聞いたりしますが、それぞれ「(読んだ人からの)反応(あるいは応答)がない」「返事が遅い」という意味です。

つまり、「マジレス」は「真面目な返事」「真剣な返信」「真面目な返し」といった意味になります。

「マジレス」と「ガチレス」の違いとは

ガチレスは、ガチでレスするを省略したネットスラングです。

相手の書き込み(ツイートなど)に対して真剣に(ガチで)返信するという意味なので、マジレスと意味の違いはありません。

ネット上はマジレスの方が出現頻度が高く、ガチレスを目にする機会は少ないですね。

「マジレス」とはどのように使うの?

「マジレス」という言葉は、

  • ・マジレスする
  • ・マジレスした

というように後ろに「する」「した」など動詞をつけ、名詞的に使います。

「マジレスだけど〜」はネタかどうか怪しい投稿の返信に使うことが多い

「ネタだとは思うけれど、万が一ネタではなかった場合に投稿者が困ってしまうから、あえて真剣に返信する」という場合

  • ・マジレスだけど~
  • ・マジレスすると~

と書いて、そのあとに真剣な返事・真面目な返信を書くという流れが多いです。

それまでの軽いやり取りを中断して「真剣に返事をするけど」「真面目に返信すると」と初めに断りを入れるわけです。

断りを入れる場合はともかく、普通「マジレス」はスレッドの流れの中、要所要所で使われるものです。

「マジレス希望」はネタ枠の返信はいらない場合に使う

「マジレス希望」という表現は、「ネタに思うかもしれないけれど、真剣に悩んでいるので真剣な返事が欲しい」という場合に使います。

掲示板サイトではスレッドの頭で、ツイッターの投稿では投稿の冒頭でよく見る言い回しです。

「真面目な返信を下さい」「真面目に返しをくれる人を求めています」という表明になるので、こういった投稿にネタ枠の返信をするとウザがられます。

みんなにあまり歓迎されない「マジレス」の例

「マジレス」になってしまって、会話の流れを止めてしまうなど、「周囲から歓迎されないマジレス」というものに関してご紹介しましょう。

たとえば、「○○というアニメについて教えてください」というスレッドがあったとします。

次々と書き込まれる内容は、『○○』ではなく、全く関係のない別のアニメについてのことばかり。いわゆる「ネタ進行」です。書き込む人たちが、共犯者意識を持って、わざと『○○』の内容を避けているわけです。

そこに、あなたがアニメ『○○』の内容について真剣に書き込んでしまったら……。このような場合には、あなたのレスは「マジレス」と判断されるでしょう。

みんなが楽しんでいたネタ進行を途中で止めてしまったので、

「マジレスしたなぁ」

「マジレスwww」

などというレスが書き込まれるかもしれません。

これには「マジレスしやがった(笑)」「空気が読めないやつ」という揶揄の気持ちが込められていることも。

「マジレス乙」はネタにマジレスする人にうざいと伝える言葉

明らかにネタなのにマジレスされてしまったときに

「マジレス乙」

という表現も以前は定番でした(現在ではあまり使われません)。「乙」は「お疲れさま」の意味なので、「真面目な返信お疲れさま」ということになります。

「冗談がわからないやつ」「みんなが楽しんでいるのに台無しにした」などの意味が込められている場合もあり、あまりいい文脈では使われません。

論破された側が「マジレス乙」と逃げる場合もある

また、論破されてしまった側が悔し紛れに「マジレス乙」と使用する場合もあります。

これは、スレッドや投稿の主の主張に対して、常識やデータを元にした正論での反論が行われた場合にスレッド主や投稿主が吐き捨てるように使うケースが多いです。

「(ネタなのに)マジレスするお前が空気を読めない奴」のような意味を持たせたい場合が多いですが、悔し紛れの一言にしか見えないことが大半ですね。

どんな話題にもマジレスしがちな人をマジレス蛮族という場合も

ネタかどうかに限らずマジレスしがちな人のことを「マジレス蛮族」ということがあります。

この人たちは、

  • ・マジレスだが~
  • ・マジレスすると~

などの断りなくマジレスをし、ネタとわかると「ネタだとわかるようにしていないのが悪い」と開き直る場合が多く、ウザがられます。

「マジレス」は使う場所と雰囲気に注意して使う

「マジレス」は「マジ」と「レス」からなる言葉で、「真面目な返事」「真剣な返信」などの意味です。「マジレスする」というように使い「真面目に返事をする」「真剣に答える」という状況を表します。

「マジレス乙」などの表現がある(あった)ことからもわかるとおり、使い方によっては「何を真剣になっているんだ」と若干の煽り要素を感じさせる言葉でもあります。使いどころには気を付けるべきでしょう。

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