【小学館の編集長に突撃!】とある社員が思わず童心に返ってしまうアレの秘密とは…!

ときめき編集部
2018/11/16
未来発掘
あとで読む

そのときめきは、本屋で見つけた。   


小学一年生とかは昔よく読んでたけど...なんだこれ、全学年向け?  


なにこれえええ!いい年した大人でもわくわくしちゃうよおお!ふろくも豪華だああ! 


これは、 同じく「学生向け」の企画を担当している身としては、ぜひ作った人のお話を直接聞いてみたい........! そもそもなんで「小学8年生」って名前なのかも気になる!!



思い立ったが吉日だ!小学館へGO!






   どきどき.....





まさかの編集長の登場ーーーー!?

齋藤さんご自身について、知りたい!!  

登場からしてインパクト大な、齋藤編集長。本題に入る前に、まずは齋藤編集長自身についていろいろ聞いてみたい。まずは、そもそも「なぜ、小学館に入社したのか」について。

もともとマスコミに興味があって。でも新聞社は全部落ちて、じゃあ出版かぁみたいな(笑)。本当は図鑑を作りたかったんですよね。大学で魚の研究をやってたので、魚の図鑑を作りたいなと思ったのもきっかけの1つです。

小学館なら図鑑を作れそうですもんね!

そうなんですけど、僕は入社以来、ずーっと雑誌部署にいて、図鑑をつくる部署に異動したことはなかったんです。そして遂に...今年、「図鑑Z」っていうシリーズの「日本魚類館」っていうのがデカデカと出ちゃったんです。もう魚の図鑑は必要ないだろうなぁって(笑)。夢は叶わず…ガハハ。

取材冒頭から夢やぶれてしまった!(笑) 夢と現実のギャップに悩んだことはなかったのだろうか。

入社当時から、“最初は雑誌部門で鍛えろ!”的な教育を受けてたから。雑誌って、毎月毎月、企画出したりっていうのを繰り返していくから相当鍛えられる。今は修行期間なんだ!と僕も捉えてたから、別に違和感はなかったですね。 まあ、そうしてたらいつの間にか雑誌部門で編集長になっちゃってましたけど...笑 

「小学8年生」の発刊のきっかけとは?

長きに渡り、学年誌を作られてきた齋藤さん。昨年「小学8年生」を立ち上げたということだが、その経緯について聞いてみた。

学年誌がだんだんと休刊になっていく中で、楽しみに待ってくれてる子がいるのに、読者を置き去りにしてるのが嫌だったんですよ。それで、2016年、「小学二年生」の編集部にいるときに、次につながるものを出してみようかと話して。編集部で話し合って、全学年対応の雑誌を始めました。

「小学8年生」という雑誌名、ちょっと変わってるけど、この由来は?

これまでの学年誌は、学年が漢数字で入ってたので、その感じは残したいねっていうのがあって。いろいろ試行錯誤してこの名前にしました。


ネーミングに、確信はありました?

確信はね~、ないよね(笑)。でも、「なんじゃこりゃ!?」って思わせたほうがフックになるかなというのもあって。「ざんねんないきもの図鑑」ってちょっと前に流行ったんですけど、それまでは本にネガティブなタイトルってつけてこなかったんですよね。だけど、そこに切り込んだがために売れたみたいなところもある。「小学8年生」は、そこまでのインパクトはないにしても、ちょっとざわざわするかなとは思いましたね。

「小学8年生」は全学年向けだけど、実際読んでるのはどの学年が多いんですか?

2、3、4年生で7割です。2年生だと「読むスピードはとても遅いんだけど、食い入るように見てます」といった話がけっこうあって。今までみたいに何年生向けって言ってないので、アッパーにいかなきゃダメなんですよ。子どもっぽいなと思われた瞬間に、もう終わり。ヘンに媚びないこと、これ重要!

やっぱり「コロコロコミック」を卒業するのも「もう俺はコロコロじゃない!」って思うってことですよね。それと同じで、「こんなの俺の読む本じゃねーよ」っていうふうになっちゃったら終わりなんで。

そうは言っても、1年生から6年生が楽しめる企画を考えるのは難しくないですか?

子どもって、知識量とかに差はあっても、好奇心は変わらないと思います。学年に沿ったものよりかは、ちょっと上のものを出したほうが子どもの食いつきは間違いなくいい。低学年でも「これぐらい知っててもいいんじゃね?」っていう企画にしてます。読者目線をヘンに意識すると急につまらなくなると思う。僕らはこれを、“おもねらない”っていう言い方をしています。おもねらない。これ、重要!

編集長の本音に迫る!

「小学8年生」の企画はジャンルが幅広いですが、企画はどうやって考えてるんですか?

情報源は、新聞だったりいろいろです。雑誌は1人で作るわけじゃないんで、いろんな脳みそが寄ってたかって、いろんなものをいろんな角度から見て聞いて記事化していってます。なんとなく枯渇してるなと思う瞬間もありますけどね。そろそろ俺もダメだなって…。(笑)


時折飛び出す、謙遜なのか本気なのかわからない編集長のボヤきに戸惑う、ときめき編集部。

編集部は何人くらいいるんですか?

僕を含めて3人ですよ。

えっ!?3人だけで「小学8年生」つくってるの?

そうなのよ。妖怪と音楽と映画が好きな男と、沖縄の楽器にハマッてて着物の勉強をしてる女の子。みんなベテランなんで、楽チンです。あとはフリーランスの皆さんにお手伝いいただいて。なるべく、いろんなジャンルで旬なものをちゃんとやろうぜっていうのと、人にいっぱい出てほしいなって。だから芦田愛菜さんにいろんな人と対談してもらったりしてます。

そんな編集部の皆さんにとって、「小学8年生」を作るうえでのこだわりってなんですか? 

昆虫から宇宙、料理から歴史まで、広いトピックの特集を作っていることと、キレイすぎるものをつくらないこと。例えば、このマンガの連載も「絵が気持ち悪い」とか書いてくる子もいっぱいいるんですけど、学習ってきれいなものだけが学習じゃないんで。 これキライだなっていうのが雑誌の中に入ってて、僕にはこれ合わないなということも学びなんだと思うんですよ。
さっきも言ったけど、ヘンに読者目線に擦り寄ったり、"おもねる"ことをすると、途端につまらなくなる。アッパーでいくのが大事なのよ、アッパーで!


付録も毎回豪華かつ斬新ですよね。

なるべく付録を使って手を動かして、何かを感じてもらうというのがコンセプト。完成したおもちゃを与えるんじゃなくて、それを使ってちょっと賢くなれちゃうようなことっていうか。子どもに体感してほしいとか、付録をもとにいろんなことを知ってほしいというのは今後も変わらないと思います。

今まで出したものの中で会心の一撃だったなと思うものは?

全部、会心の一撃ですよ。僕自身は、「土器キット」はもうちょっといろんな人の手に渡って欲しかったなぁと思いますけど。オーブンで焼ける土器。ハニワの作り方。「土器キット」ってなんか響きがよくない?土器キット(笑)。土器キット。土器キット。う~ん、いいねえ!(笑)

齋藤編集長、我々に助言をください...!

あの、ちなみに私達「ときめき編集部」は、『マイナビ学生の窓口』という大学生向けメディアをやってるんですけど...、齋藤さんがもし大学生向けの記事をつくるとしたら、どんな企画をやりたいですか?

もし大学生向けなら、「緊急特集!単位は買える!」とか(笑)。あとは、「大学出た人と中退の肩書で、人生何が変わるのか!?」みたいな特集じゃないんですか。「卒業しないでイケる人、卒業しないとダメな人」とか。ビートたけしさんや、タモリさんなんかは確か卒業されていないじゃないですか。すばらしい才能を持っている人たちは、卒業しなくても活躍できるからいいけど、なんにもないやつは絶対卒業しといたほうがいいとかさ、少し危機を煽る企画とかじゃないですかね。

大学生に本当に読んでほしいんだったら、何かフックを作らないと。WEBの場合は、特に情報が埋もれやすいんだから。読者に"おもねる"のはやめて、きれいごとにも捉われないように。どこかにフック作らないと、誰も見ないもんね。 
まあ、頑張ろうよ、ガハハハ!!

最後に...

小学生向け雑誌の編集長、ということでどんなに夢溢れている人なんだろうか...と話を聞いてみたところ、取材冒頭から、第一志望の新聞社に敗れるわ、念願だった「図鑑づくり」の夢も果たせずにいるわ..といったリアリティ溢れるエピソードをお話してくれた齋藤さん。

2018年冬号(発売中!)の付録の出来を、実際に遊びながら確かめている齋藤編集長。

勝負がつくまで夢中で遊んでいた2人。

「これまでの号で一番の自信作は?」という質問に対し、「甲乙つけられない。そりゃあ、ぜーんぶ自信作に決まってるだろ!」と言っていた齋藤さん。

最後に、仕事のやりがいはどこに感じているのか、と聞いてみた。

やりがい…やりがいっていう言葉はもう何年か前にどこかに置き忘れてきちゃったよ(笑)。 でも、子どもって直球で返ってくるから。イベントなんかで読者に会うときも「あれ、面白かったね」なんて言われると、僕もキラキラした感じになりますよ。 あとは、日々、本屋に行って、積まれている数が減っていくのを見るときとか。目の前で買ってくれたりなんかしたら、その場で泣き始めますよ。そのぐらいうれしい!

きれいごとを嫌うワイルドさで、"おもねらない"企画を世に出し続ける齋藤さん。


同じ学生向けメディアとして、私もそのワイルドな姿勢をちょっとだけ真似てガンガン攻めていこうと思います!お話ありがとうございました!


ちなみに小学8年生「冬号」は11月15日(木)より絶賛発売中なので、大人も子どもも要チェケラ!

小学館WEBサイトで詳細を見る!

さて、次のコレクションは私達にどんなときめきを与えてくれるモノなのか....?To be continued.....!

取材協力:株式会社 小学館

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前回までのコレクションはコチラから。




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