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これを観とけば間違いない！ 名作ミステリー映画15選

おすすめの海外ミステリードラマ1．『メンタリスト』

全7シーズン完結
天才的な洞察力を持ち、人の心を読む能力に長けたパトリック・ジェーン。かつては「霊能力者(サイキック)」と称して詐欺行為を働いていましたが、テレビ番組に出演し挑発したことで、連続殺人鬼「レッド・ジョン」に妻と娘を殺されてしまいます。二人の復讐を果たすためCBI(カリフォルニア州捜査局)のコンサルタントとして働き、日々起こる難事件を鮮やかに解決に導いていきます。レッド・ジョンに関するエピソードを縦軸に、基本1話完結で進行します。爽やかな笑顔が魅力のジェーンですが、事件を解決するためには手段を選ばない腹黒い面があり、そこも見所です。今ならAmazonプライム・ビデオで全シーズン観ることができます。

おすすめの海外ミステリードラマ2．『キャッスル ～ミステリー作家のNY事件簿』

全8シーズン完結

新作を書けば必ずベストセラーというミステリー作家、リチャード・キャッスルがニューヨーク市警の捜査現場に取材と称して参加。女刑事ケイト・ベケットのチームに交じって事件を解決していきます。キャッスルは子供がそのまま大人になったような男で、大金持ちなのにちゃめっ気たっぷり。ショーウインドーに映った自分を見ながら「オレってやっぱりいい男だなぁ」なんて言うやつなのですがなんだか憎めません。またミステリー作家だけあって難事件を解決するためのひらめきを得ることも多く、部外者のくせにチームの一員となっていきます。ベケットもだんだんキャッスルに引かれていき……というお話です。軽快でおしゃれなミステリーです。

おすすめの海外ミステリードラマ3．『名探偵モンク』

全8シーズン完結
エイドリアン・モンクはもともとサンフランシスコ市警察本部の刑事だったのですが、妻トゥルーディーが自動車爆弾で殺されたことにより3年間も自宅に引きこもってしまいます。ひどい強迫性障害に苛(さいな)まれているモンクですが、市警のコンサルタントを行う私立探偵として社会復帰。自身で「天賦の才です……難儀なね」と評する類いまれな推理力を発揮し、難事件を解決していきます。恐怖症が38もあり、その性格のため周囲から白い目で見られることもあるモンクですが、その名探偵ぶりは誰もが認めざるを得ません。コメディータッチと本格的推理ものを両立した珍しいシリーズです。ちなみにモンクの吹き替えは角野卓造さん※。絶品の演技で視聴者を楽しませてくれます。

※NHKで放送された版。

おすすめの海外ミステリードラマ4．『Dr.HOUSE(ドクター・ハウス)』

全8シーズン完結
医療ドラマですが、主人公のハウス先生は「診断医」という日本ではあまりメジャーではない分野のお医者さん。治療を行うにはまず何の病気か確定診断されなくてはなりませんが、アメリカにはそれ専門の医師がいるのです。ハウス先生の元には世界中から確定診断を求める難病の患者がやって来ます。本シリーズは、快刀乱麻を断つ如く病気の正体を明らかにし、治療を行うハウス先生チームの活躍を描きます。ハウス先生の家の住所が「ベイカー通り221B」になっていることからもわかるとおり、医療ドラマに仕立てられていますが、これはシャーロック・ホームズにオマージュをささげた名探偵物語なのです。

おすすめの海外ミステリードラマ5．『名探偵ポワロ』 

全13シーズン完結
実写化名探偵物語の原点とも言えるシリーズです。1989年の放送開始から24年がかりで名探偵ポワロの登場する、アガサ・クリスティーの原作のほとんどを実写映像化しました。このシリーズが素晴らしいのは、製作が24年にもわたったにもかかわらず、「最も原作に忠実なポワロ」といわれるデビッド・スーシェが最後まで主役を演じ切り、日本語版でも「スーシェのポワロにピッタリ！」といわれた熊倉一雄さんが最終作まで吹き替えを行えたことです。原作にリスペクトをささげドラマ化を行った製作陣、日本語版に命を吹き込み続けた名優のみなさんの熱意が、本作をいつ見ても面白い作品にしたのです。

面白い海外ミステリードラマは他にもたくさんあります。数学者が捜査を手助けする『ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル』、かつての未解決事件の謎を解く『コールドケース 迷宮事件簿』、イギリスで大人気となった『主任警部モース』などなど、挙げだすときりがありません。みなさんはどんなミステリードラマがお好きですか？

(高橋モータース＠ｄｃｐ)

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