クリント・イーストウッドだけじゃない！ 監督でも大成功を収めた映画俳優7選
映画俳優の中には、監督として数々の名作を世に送り出す人もいます。例えば、クリント・イーストウッドは、監督としても『ミリオンダラー・ベイビー』や『グラン・トリノ』などの名作を手掛けています。今回は、こうした「監督でも大成功を収めた映画俳優」をご紹介します。
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監督でも大成功を収めた映画俳優1．ベン・アフレック
ベン・アフレックは俳優としてだけでなく、脚本家、プロデューサー、監督としても活躍しています。2007年に映画監督デビューし、2010年には『ザ・タウン』で監督を務め、評価を高めます。2012年に監督と製作を担当した『アルゴ』でアカデミー作品賞やゴールデングローブ賞監督賞を受賞し、監督としての名声を得ました。
監督でも大成功を収めた映画俳優2．メル・ギブソン
『マッドマックス』や『リーサル・ウェポン』シリーズなどヒット作の主演を務めたメル・ギブソンは、1993年に『顔のない天使』で監督デビュー。1995年には『ブレイブハート』で主演・監督・製作を兼任し、アカデミー監督賞を受賞しました。その後も問題作となった『パッション』や、アカデミー賞で録音賞と編集賞を受賞した『ハクソー・リッジ』などを世に送り出しています。
監督でも大成功を収めた映画俳優3．ベン・スティラー
ベン・スティラーといえば『メリーに首ったけ』や『ナイト ミュージアム』などに出演した人気俳優ですが、監督としても成功しています。例えば『ケーブルガイ』や『ズーランダー』『トロピック・サンダー／史上最低の作戦』などは有名な監督作品です。芸人の岡村隆史さんが吹き替えを担当して話題となった『LIFE！』も監督・主演作品です。監督作品には必ず自分も出演している「出たがり」な監督でもあります。
監督でも大成功を収めた映画俳優4．ジョージ・クルーニー
ハリウッドを代表する人気俳優ジョージ・クルーニーも、映画監督としての側面を持っています。監督デビューは2002年の『コンフェッション』でした。2005年には『グッドナイト＆グッドラック』でヴェネツィア国際映画祭で脚本賞を受賞し、2011年に監督した『スーパー・チューズデー ～正義を売った日～』はアカデミー賞脚色賞にノミネートされました。私生活でも積極的に人道支援に取り組んでいるだけに、監督作品は社会派の内容のものが中心です。
監督でも大成功を収めた映画俳優5．ロバート・レッドフォード
『明日に向って撃て！』で一躍人気俳優となり、ハリウッドを長きにわたりけん引してきたロバート・レッドフォード。1980年の初監督作品『普通の人々』でいきなりアカデミー監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞を受賞。監督としても大きな成果を残した俳優です。その後も『リバー・ランズ・スルー・イット』などの人気作を世に送り出しました。
監督でも大成功を収めた映画俳優6．ジョン・ファブロー
映画監督としての実績でいえば、ジョン・ファブローも外せません。1990年代前半にスクリーンデビューを果たしたジョン・ファブローは、脚本や製作としての仕事も兼任するようになり、2001年に『Made』で監督デビュー。2008年にはマーベル作品の『アイアンマン』で監督を努めます。その後、『アイアンマン2』や『ジャングル・ブック』でも監督を担当するなど、今後のハリウッドを担う映画監督として注目されています。
監督でも大成功を収めた映画俳優7．ケネス・ブラナー
数多くのシェイクスピア原作の舞台・映画で活躍していることから「シェイクスピア俳優」としても有名なケネス・ブラナー。近年では『ダンケルク』でのボルトン中佐役や『オリエント急行殺人事件』のポワロ役で注目されましたが、監督としても活躍をしています。例えば人気作品でいうと2011年の『マイティ・ソー』がまず挙げられます。ポワロ役で主演した『オリエント急行殺人事件』では、監督も兼任しているのです。
監督としても大きな成功を収めた俳優たちをご紹介しました。ハリウッドでは、監督や脚本家、映画プロデューサーとして活動している俳優が多くいます。ただ、いい俳優がいい裏方になれるとは限りませんから、成功しているのはひと握りです。監督の経歴に注目して映画を観てみるのも面白いかもしれませんね。
（中田ボンベ＠ｄｃｐ）
