「サークルクラッシャー」とは? 意味とその特徴を解説!
大学のサークルは千差万別、ガチで活動を行う体育会系のものから、気の合う仲間同士でまったり活動するものまで、さまざまなサークルがあります。大学時代のサークル活動は貴重な経験ですが、気を付けたいのは「サークルクラッシャー」です。みなさんは「サークルクラッシャー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回は「サークルクラッシャー」とは何かについて解説します。
「サークルクラッシャー」とは?
「サークルクラッシャー(circle crusher)」は、その名のとおり「サークルを壊す者」「サークルの破壊者」という意味です。
サークルは人間が多数集まってつくる「輪」です。集まった人の性格はそれぞれ違いますし、嗜好だって異なります。当然合う人、合わない人がいますね。しかし、共通の目標に向かって協力したり、助け合ってプレーしたり、同じ趣味同士で見識や技術を高め合ったりするのがサークルです。
しかし、「サークルクラッシャー」はこの輪を乱し、壊してしまう人のことです。「一つの腐ったリンゴがたる全体をダメにする」といわれますが、サークルクラッシャーもたいてい一人です。この個人が徐々に人間関係を壊し、一人、二人……とサークルと疎遠になる人が増え、最後にはサークルを葬ってしまうのです。
「サークルクラッシャー」がいると起こること
「サークルクラッシャー」の最も代表的な例は、男性ばかりのサークルに一人加入した女性です。このような女性を「オタサーの姫」なんていいますね。周りは男性ばかりですから、この女性はとても大事にされます。それだけならまだいいのですが、複数の男性がその女性に好意を抱き、争奪戦が始まるとサークルの崩壊が始まります。
女性が一人を選び、それで周りも納得すれば、事態が収束することもありますが、むしろそれはレアケースで、女性が複数の男性に思わせぶりな態度を取り続けたりします。そうなると男性同士のいさかいが絶えなくなり、そのため関係ない男性までサークルに嫌気が差してきます。最後にはサークルの人間関係が破綻し、サークルも崩壊するというわけです。
「サークルクラッシャー」の特徴
「サークルクラッシャー」の中にも、その行動が「意図的な場合」と「意図的でない場合」があります。行動が意図的な場合には、
・人の気持ちを操ることに喜びを感じる
・自分の行動を正当化する
・自己愛が強い
・ナルシスト傾向が強い
・優柔不断、決断力が希薄(あるいはそのように装っている)
・人から愛されたいという欲求が強い
といった特徴が見られるのではないでしょうか。このような人は意図せずとも人間関係を壊していく「サークルクラッシャー」になりやすいと考えられます。
まとめ
「サークルクラッシャー」は、サークル内の人間関係を徐々に壊し、最後にはサークルを崩壊させてしまう人のことです。
サークル活動はメンバー全員が協力し合って楽しむもの。人の輪を壊すようなことは慎みましょう。まずは自分が「サークルクラッシャー」にならないようにしてください。もし、あなたのサークルが、「サークルクラッシャー」によって崩壊の危機に瀕(ひん)したら、メンバー全員で話し合うことをおすすめします。
(高橋モータース@dcp)