お酒好き必見!? 一度は飲んでみたいタンザニアンビールとおつまみ|#インスタ映え@アフリカ
こんにちは、ASANTE PROJECTです。ASANTE PROJECTは、タンザニアの未就学児に学びの場を届けるために集まった団体です。
さて、今回は20歳以上の大学生におすすめしたい、私たちASANTEメンバーがタンザニアで実際に飲んでみたビールや、アフリカならではの絶品おつまみについてご紹介します。日本の居酒屋もおいしいですが、海外に行って現地のお酒や食べ物にチャレンジしてみるのもおすすめです。
1. 「キリマンジャロ」に「セレンゲティ」……地名がそのままビールの名前に
みなさんは、タンザニアの地形や地名についてどれくらいご存知でしょうか。
実は、タンザニアにはアフリカ最高峰の山『キリマンジャロ』があります。この名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。また、サファリの名所として知られている『セレンゲティ国立公園』もタンザニアでは有名なスポットです。そしてこれらの地名がそのまま現地のビールの名前にもなっています。
『キリマンジャロビール』のラベルには『キリマンジャロ』の山が描かれており、喉越しがよく、発泡酒に近い味わい。
一方、『セレンゲティビール』は日本のビールに近く、ちょうどよい苦味と甘さが絶妙なおいしさです。
現地ではタンザニア産だけではなく、アフリカの他の国のビールも手に入ります。たとえば、南アフリカの『キャッスル ラガー』。苦味がそれほど強くないため、ビールが苦手な女子でもおすすめ。
最近では、日本のお店でもアフリカのさまざまな種類のビールを飲むことができるので、一度試してみてはいかがでしょうか。日本のビールや、ドイツやイタリアなど他の国のビールと飲み比べをして違いを発見するのも楽しいですよ!
2. おつまみは手で食べるのが主流!?
お酒を飲むときにはかかせないおつまみ。日本では枝豆などがメジャーですが、タンザニアではパブや屋台で手に入るローカルフードがおつまみとして気軽に食べられます。
スプーンやフォークを提供するお店はほとんどなく、手で食べるのが主流です。そのため、料理が出てくる前に店員さんがバケツと水を持って手を洗わせてくれたりします。しかし、その水自体が気になる場合には、自分で除菌シートや手指消毒剤を持っていくと便利だと思います。
屋台では陽気で楽しそうに働いている店員さんが多く、こちらまで楽しい気分にさせてくれました。また、どのお店を見てもガラス張りに野菜がくっつけられていました! なぜそんなことをしているのか理由は分かりませんでしたが、タンザニアならではの風景でおもしろかったです(笑)。
続いて、タンザニアならではのおつまみを2つご紹介します。
まずは『チップスマヤイ』です。
フライドポテトを卵でとじたもので、食感はとてもふわふわしています。
現地の言葉で唐辛子を指す『ピリピリ』と一緒に食べるとやみつきになってしまいます。とても油っぽいのでビールとの相性も抜群です!
2つ目は『ムシカキ』です。
日本の焼き鳥のようにお肉を串に刺したものです。
お店によってお肉の種類や味付けはさまざまですが、個人的には塩をつけて食べるのがおすすめ!おいしくてお値段もお手頃なため、たくさん注文しすぎて店員さんに驚かれることもありました(笑)。
日本でも同じようなおつまみを作ることはできるかもしれませんが、現地の雰囲気を味わいながら食べるからこそより一層おいしく感じるのかもしれませんね。
まとめ
「アフリカ」という言葉を聞くと紛争や病気などマイナスなイメージを抱く方がほとんどかもしれません。ですが、この記事を通してタンザニアのお酒やおつまみなど、現地の食文化を知ってもらうことで、少しでもアフリカを身近に感じてもらえたらうれしいです。
写真・文:ASANTE PROJECT