ググる・ググレカスの意味と誕生の理由とは?
今や、若者の間では誰もが使っているといっても過言ではない「ググる」という言葉。しかし、もともとは現在使われているような意味では使われてはいませんでした。この記事では「ググる」の起源や使い方、流行の背景など「ググる」また「ググレカス」について詳しく解説していきます。
ググるの起源と使い方
<ググるの起源>
ググるはもともと検索エンジンサービスの「Google」を使うことを省略した言葉。「ググる」という言葉を初めて使ったのは、Googleを立ち上げたライジーヘイリー氏といわれています。まだGoogleがネット検索サービスとして浸透していなかった頃、ヘイリー氏が当時アメリカで流行っていた交流掲示板サイト「Google Friends」で、友人に「Have fun and keep googling!(どんどんググろう!)」とメッセージを送ったことが語源だといわれているのです。
<「ググる」の使い方>
「ググる」は、何かわからないことがあった際に「ちょっとググってみよう。」「この言葉の意味ググってくれる?」というように、インターネットで調べものをしたいときやしてほしい時に使います。意味は同じで、最近では「ググレカス」という言葉もあるので覚えておきましょう。「ググレカス」については後ほど詳しくご紹介します。
ググるの流行とググレカスの誕生
「ググる」という言葉が流行したきっかけは、いわゆるネットサーフィンです。先ほどご紹介した、ヘイリー氏のメッセージを見たネットユーザーが使うようになって流行しました。こうして世界中で「ググる」という言葉は一般化されたのです。
しかし一般化されたことによって、Yahoo!やインターネットエクスプローラーといった他の検索エンジンを使うときにも「ググる」というようになりました。そのため、Googleだけを表す言葉ではなく、検索するという意味で使われているんです。
そして「検索する」という意味だけではなく、誰でもわかるようなことを調べようともせずに何でも聞く人に対して、「すぐに人に聞かないでまずは調べなさい。」という意味で「ググレカス」という言葉も使われています。「ググレカス」は、主に怒るときに使われることが多いでしょう。
まとめ
若者言葉としてだけでなく、今や誰もが使っている「ググる」という言葉。語源やさまざまな使い方を知ることで、使うのがさらに楽しくなるのではないでしょうか。
執筆:ひなちゃん
身体障がい者で特別支援学校を卒業後医療事務員からWebライターに転身して、プロのライターとして1年以上働いています。資格は、医療事務・実用技能英語検定準2級・教員免許状一種英語(中学校・高等学校)・ユニバーサルマナー検定3級を取得しているため、教育系や福祉系の記事を中心に執筆中。その他にも転職やビジネス系、アプリシエイト系の記事などさまざまな記事を執筆しております。