【日本触媒の先輩社員】アクリル営業部 梅澤直孝さん

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プロフィール:梅澤 直孝(うめざわ なおたか)
早稲田大学商学部を卒業後、2013年に日本触媒に入社。姫路製造所に配属されて3年間総務を担当した後、2016年にアクリル営業部へ異動。アクリル酸の海外輸出を担当し、価格折衝や納期の調整、顧客フォローと同時に、在庫管理や品質管理などの社内調整に取り組んでいる。

日本触媒は、日常生活や産業を支えるさまざまな素材を提供する化学メーカー。その素材は衣料用洗剤、自動車塗料、化繊衣類、液晶ディスプレイなど身近なものに幅広く生かされています。中でも自重の100〜1000倍もの水を吸収できる「高吸水性樹脂」は世界の紙おむつの約4分の1に使われ、トップシェアを誇ります。日本触媒の技術力がもっと世界の人々の役に立つためにと、海外営業を頑張っているのが、今回ご登場いただく梅澤直孝さん。日々のお仕事内容と学生時代に力を入れたことについてお話を伺いました。

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社会人編会社の代表として海外の顧客と商談

今のお仕事はどんな内容?

石油由来の基礎化学品「アクリル酸」の、海外顧客への輸出業務を担当しています。「アクリル酸」は、普段は目で見ることができませんし、一般の方には馴染みがないものですよね。用途のひとつとしては「高吸水性樹脂」といって、紙おむつの吸水ポリマーの主原料になるものです。ほかにも、接着剤や自動車などの塗料、スマホの液晶や衣類など使用されているものは多岐にわたります。目に見えないだけで、実は私たちの生活のあらゆるところに使われているものなんです。

私は営業職として、アジアや欧米など世界中の顧客と価格・数量交渉を行うのが主な仕事となっています。加えて、製品の在庫バランスの管理や、物流面、品質面のさまざまな課題を解決する仕事があります。社外への営業活動が半分、社内関係者との各種調整が半分という感じですね。ですから国内外の生産現場を始め、社内の各部署と毎日のようにコミュニケーションを取り、密に連携しています。営業職は単独で動くイメージもありますが、ここではチームで取り組む必要があり、力を合わせて目標を達成したときはとてもやりがいを感じます。

入社して姫路製造所に3年間所属し、その後、希望していた営業部に約2年前に異動してきました。通常業務ではインドネシアの工場とのやりとりが多く、日本語で会話をするよりももっと具体的に話をしないと、相手には伝わらないことを日々感じます。海外出張も年に数回あり、英語でビジネスの話をすることも増えているので、よりスムーズなコミュニケーションができるように英語力を磨くことが課題です。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

梅澤さんインタビュー1

今から1年ほど前、初めてひとりで海外出張に行ったときのことがすごく印象に残っています。ビジネスで行くのは初めてだったので、ずいぶん緊張しました。「会社の代表」として出向くことになりますし、当然取引先もそういう認識をしています。面談中の顧客からの質問・要望の内容は想定していたよりも多岐に渡り、当時の自分の知識・経験では、その場で答えることのできないものもありました。もどかしさを感じると同時に、自身の勉強不足を痛感しました。

でも、初めて海外の取引先と直接対話をして、また実際に日本で生産したものが使われている現場を見たことはいい経験になりました。改めて「我々は本当にグローバルに製品を供給しているんだな」と実感し、顧客により信頼されるよう、知識も伝える力も向上させたいというモチベーションになりましたね。

今の会社を選んだ理由は?

この業界を視野に入れるきっかけは、商学部のゼミの就職報告会です。化学メーカーに内定した先輩がいて、当時は「何だそれ?」と思いました。自分は文系だし、高校でも化学を選択しなかったほどなので、就職先にそんな選択肢があるとは全然思っていなかったのですが、いろいろ調べてみると、日本の化学メーカーは海外に進出している事業が多く、製品も強い。それまで漠然と「日本の技術力やものづくりに関わる仕事がしたい」と思っていたので、がぜん興味が湧き、就活では化学・機械メーカーを中心に選考を受けました。

中でも日本触媒に惹かれた理由は、選考で出会った人たちの魅力です。採用担当者以外とも何度か面談する機会がありましたが、どの人からも仕事に対する誠実さや熱さが伝わってきて、自分的にグッとくるものがあったんです。そして「この人たちと一緒に働きたい」と思ったことが入社の決め手になりました。

化学に関する知識は、まわりの人の力を借りながら現場で身につけてきました。姫路製造所にいた頃は工場見学も担当していたので、一般の方に説明するために勉強しました。わからないことは製造部門や研究部門の社員に、いつでも質問できる環境がありましたね。文系だと、化学メーカーは最初から就職先の候補に入れない人が大半かもしれませんが、実際は研究職だけでなく、事務系の人間が活躍できるフィールドも広く、おもしろい業界だと実感しています。

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