【日本触媒の先輩社員】アクリル営業部 梅澤直孝さん 2ページ目

編集部:すい

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学生時代編100人超のサークルを縁の下で支える

梅澤さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

梅澤さん学生時代▲テニスサークルに所属していた頃の梅澤さん

特に頑張っていたのはテニスサークルの活動です。それも部員が100人以上いる大所帯でした。合宿運営や対外試合セッティングなどの役割分担がある中で、私が担当していたのは週3日の練習の運営です。これだけ大人数が所属していると、テニスの腕前や競技に対するスタンスもさまざまなので、「どうしたらみんなが練習を楽しめるか」を常に考えながらメニューを作っていました。

練習には毎回30名ほどが参加していたので、3〜4面のコートを予約する必要がありますし、大量のボールも運ばなければなりません。地味な上に大変な仕事でしたが、誰かがしっかりやらないと活動に支障が出てしまいます。そのため、自分なりに責任感を持って、縁の下の力持ちを務めました。あの頃のメンバーは今でも大切な仲間ですね。時々テニスをしたり、異業界同士で情報交換をしたりしています。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

大学のゼミで行動経済学という分野を学んだことです。学問自体が仕事に結びついたというより、研究の課程で「データを集める」「仮説を立てる」「検証する」というプロセスを何度も経験し、課題を分析する方法を身につけることができました。それが社会人になっても、いろいろな問題解決に役立っていると感じています。

たとえば、当社には生産拠点が多くあるので、在庫をやりくりするときは、どのプラントからどれだけ出荷するのが効率的かというのを考えなければならない場面があります。そのときは、さまざまな要因を交えながらいくつかのケースを想定して、最終的にはチーム全体で協議の上、ベストなものを選択していきます。製品の安定供給はメーカーにとっての命題で、達成できなければ多方面に影響を与えてしまいます。こうして粘り強く道筋をつけていくことは、責任を持って慎重に仕事を進めるための大切なプロセス。これは、ゼミで学んだ研究と共通する部分があるんです。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

梅澤さんインタビュー2

一番はアルバイトです。私自身は主に居酒屋やCDショップで働いていましたが、そこで電話の取り方から礼儀作法まで、社会人としてのマナーをしっかり学ばせてもらいました。接客のときは笑顔を忘れないようにすれば、お客さまは自分の顔を覚えてくれて、リピートしてくれます。CDショップでも本当にいろいろな方が来て、時には対応が容易ではないリクエストを受けることもありますが、そこで自分なりに考えながら対応した経験は、社会に出てからも財産になっています。社会人として仕事をするうえで、人との関わり方の出発点がアルバイトだったなと思います。


最後に梅澤さんは将来について、「海外でもっと我々の製品を拡販していくため、海外に駐在し、エリアマーケティングにも挑戦してみたいですね。会社の成長を担う仕事に積極的に携わっていきたいです。」と語っていました。学生時代と同じ、責任ある役割をひとつずつ積み重ねていく真摯な姿勢で、新しい仕事のフィールドを切り開いていくことでしょう。

DATA

趣味:テニス、ゴルフ
特技:料理(特訓中)
就活で受けた企業:20社
志望していた業界:メーカー全般(化学、機械など)
今の会社の魅力:誠実で明るく、熱意を持った人が多い。世界で勝負できる技術と製品。

文:鈴木恵美子
写真:ブリッジ
取材協力:株式会社日本触媒

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