【法務省の先輩社員】法務省 大臣官房国際課:浦聖斗さん 2ページ目

編集部:いとり

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学生時代編 相手を理解しようとする姿勢を学んだ学生時代

浦さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

学生時代の浦さん

▲学生時代の浦さん

「勉強」と言いたいところですが、大学時代は勉強はほどほどに「いろんな人とコミュニケーションを取ること」に熱心でした。具体的には、「英会話サークル」に入って多くの人と英語でやり取りをする、アルバイトで積極的に周りの人と関わる、といったことですね。

特にアルバイトではコミュニケーション力が鍛えられました。京都市内で「レンタサイクル」のアルバイトをしていたのですが、観光地だけあって外国人観光客の利用者が多く、単純な会話だけでなく、契約の内容も英語で伝えなければいけません。また、誤解のないようにうまく伝えるにはどうすればいいのかを考える必要がありました。対話力だけでなく、相手を理解しようとする姿勢も学べていい経験ができたと思います。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

アルバイトで得た対話力や、相手を理解しようとする姿勢は今の仕事に役立っていますね。単純な英語力だけでなく、「英語でうまく伝えるにはどうすればいいか」と考えることも、今の仕事に通じるものなのかなと思います。

また、非常に一般的なことなのですが、人と話すには「話題」が必要です。アルバイトでお客さんとちょっとした話をするにも、きっかけとなる話題が必要ですから、そうした「引き出しを多く持つこと」を意識していました。たとえば新聞を読んで話題を取り入れるだけでなく、それについて深く調べて「知識を自分のものにすること」を心掛けていました。これも今の仕事をする上で役立っていることです。

ほかに、大学時代に野球をやっていたことも、社会人に必要な「体力」という面で役立っているかなと思っています。仕事をする上で「体は資本」ですからね。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

浦さんインタビュー中風景

「興味のあること」はさまざまあると思いますが、どれかひとつでもいいので、興味を持ったことを深く掘り下げていってほしいですね。深く掘り下げることで「自分なりの考え」を持つことができます。この「自分なりの考え」は仕事をする上でも大事で、それがないと相手を説得することはできませんし、それは就活も同じです。「確たるもの」をしっかりと作れば、どんなことに対してもブレることがありませんから、ぜひ「自分なりの考え」を身に付けてほしいですね。


「安全な社会づくりに携わる仕事がしたい」という目標を掲げ法務省に入省された浦さん。現在は国際課の係長として、日本の司法分野における施策を世界に向けて発信し、「諸外国の安全づくり」にも影響を与える仕事を担当しています。興味のあることを掘り下げ、自分なりの考えを出し続けていた学生時代の経験が、現在の仕事に生きているんですね。

DATA
趣味:ランニング
特技:ピアノ
就活で受けた企業数:公務員試験は2組織
志望していた業界:国際関係
今の仕事の魅力:よりよい社会の実現に携わることができる

文:中田ボンベ@dcp
写真:ブリッジ
取材協力:法務省

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