履歴書の職歴欄、バイト経験についてはどう書く? 3つのポイントを解説 2ページ目

編集部:すい

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履歴書の職歴欄でバイトの応募先企業が知りたい情報とは?

職歴欄の基本的な書き方がわかったところで、バイトの応募先企業が知りたい情報とはどのようなものなのかを理解していきます。これを理解した上で職歴欄を書いていくと、相手に「企業の気持ちを理解できている学生だ」と感じてもらえるはずです。

バイトの応募先が知りたい情報1:長く責任感をもって働いてくれるかどうか

応募先企業にとって一番大切なのは、その人が長く責任感をもって働いてくれるかどうかです。バイトという雇用形態の場合、会社にはそこまで拘束力がありません。基本的には社員がメインとなっており、バイトはその不足分を埋めるために雇用されることが多いからです。学生の間にはさまざまな社会経験をしておきたいと考え、バイト先を定期的に変えていく人も少なくありません。
このような事情を知っていることから、バイトの応募先企業は「この人は長く責任感をもって働いてくれるのか」ということを一番気にしています。あなたの職歴欄が、3カ月程度でコロコロと変わってしまっている場合、応募先企業から長く続けてくれる人材だとは思われにくいです。面接で3カ月程度の退職になった理由と、自己PRで熱意を伝えていくことが大切です。

バイトの応募先が知りたい情報2:関係のあるバイト経験があるかどうか

他に重要視されるポイントとしては、応募している仕事に関連したバイト経験があるかどうかです。経験のあるなしで戦力になってくれるかどうかが大きく異なってくるからです。
初めてのバイトという場合は、基本的な電話の取り方やお客様への対応の仕方、会社が大事にしていることなど、さまざまなスキルを身につけていることを伝えなければなりません。しかしすでに別のバイトで同じような経験をしていれば、特にその説明の時間を取らなくてもすぐ働ける人材であることが伝わるため、バイト先の企業としては非常に重宝する人材だといえます。

バイトの応募先が知りたい情報3:どのようなバイトの選び方をしているか

これまでの職歴を見ると、どのような観点でバイトの選び方をしているかがある程度わかります。バイトの選び方に一定のルールがあれば、志望理由もなんとなく理解してもらえます。

採用する企業側の立場になって考えると納得できる理由ばかりではないでしょうか。

バイトの履歴書の職歴欄を効果的に書くポイント

履歴書の職歴欄、バイト経験についてはどう書く? 3つのポイントを解説2

バイトの応募先企業が知りたい情報について理解できたところで、バイトの履歴書の職歴欄を効果的に書くポイントをご紹介していきます。合格の可能性を上げるために、ぜひ参考にしてみてください。

職歴欄を書くときのポイント1.応募先と関連あるバイトをピックアップしよう

今回応募した先のバイトにつながるような経験をしていることがあれば、ぜひその経験をピックアップしましょう。欄に余裕があるようであれば、そこで行った業務の詳細を次の行にまとめて書いておくと、あなたの行った業務経験が伝わりやすくなります。欄が足りない場合は口頭で補足するようにしましょう。
たくさん職歴がある場合は、詳細を書くバイトを関連のアルバイトにし、関連がないバイトはまとめて簡単に記載しておくという方法がおすすめです。先程ご紹介したバイト選びのルールがわかるようにするためにも、今まで経験したバイト先の中からも選定して載せると面接のときも非常に話しやすくなるはずです。

職歴欄を書くときのポイント2.経歴が多い場合はまとめて書く

職歴欄に書ききれないほどバイト経験がたくさんある方、特に短期バイトなどの経験がたくさんある場合は、登録先を書いてその下に今まで経験した仕事を書いていきましょう。
短期バイトの中でも応募先と関連する仕事があれば、そこを大きくピックアップするのもおすすめです。その職種を書いた後に、少しの補足の説明(他試食販売、ビラ配りなど)を付け加えておくと、面接のときにも気にしてもらえる可能性が高いです。

職歴欄を書くときのポイント3.経歴があまりない場合は業務内容を書く

バイト経験がまだ少なく職歴欄に空欄が目立ってしまう場合は、今まで経験してきたバイトの業務内容を「平成◯年◯月◯◯社 入社」と書いた次の行に書くようにしましょう。
面接で緊張してしまってどうしても話ができないという方も、この方法だと記載しておいた内容が情報を補足してくれるのでおすすめです。実際にやっていた仕事内容を見れば、「どのような仕事をしてきたのか」「どれくらい仕事ができるのか」「以前のバイト先にどれくらい信頼されていたのか」ということについて、相手も大抵予測できます。

責任感をもって働いてくれる人には、バイトであってもどんどん仕事を任されるようになるでしょう。業務内容を整理して書いてみたとき、より多くの仕事を任されていると、責任感がある、あるいは仕事ができる人材と思ってもらえます。

まとめ

バイトの応募先企業がほしい情報を履歴書の職歴欄に書くことで、バイトの合格率を上げていくことができます。ぜひ合格したいバイトがある場合は、この職歴の書き方を参考にして、有意義なバイト生活を送れるように努力してみてください。

執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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